数Ⅲ(極限:□^nの形)
数ⅢチャートのPractice89から抜粋しています。
Practice89での学びと押さえておくべき知識
1.分数式の分母に□^nの形があるとき、□の絶対値が大きい数を見つけ、その数のn乗で分母分子を割る
なんだか長々と書いてありよくわからないと思いますので、下に変形をする例題を作ったので、解いてみるとよいでしょう。
2.rのn+1乗の形はr*r^nの形に直す
r^nの形に直さないと何もできません。これは、分母も分子も言えることです。
3.rの2n乗の形は、rの2乗のn乗の形に直す
これもよくわかりませんね。つまり、具体的な数字で考えてみると、
3の2n乗を3の2乗のn乗、つまり9のn乗に直すということです。
練習問題
この形の計算に慣れていただくために練習問題を作りました。少々難易度は高めですが、今回の記事でまとめた要点をしっかり押さえていればいけるでしょう。また、要点ごとに問題を作ったのもあるので後半は難しいです。
答えがあっていたかよりも、正しい手順で変形ができていたかが重要です。
最後に
今回の内容は、とてもじゃありませんが言葉で説明するのは骨が折れそうでしたので、練習問題を作りました。わからないことがあったらなんでも質問してください。一日以内に返信して対応します(もちろん無償で)。
数学において、答えを見て「あぁ、その解き方か~」って納得したとしても、テストで自分がその解き方を覚えていなければ意味がありません。それで納得したと勘違いしてテストに挑んで結局わからなかったという事例がよくおこるので、そこのところをしっかり考えて勉強法を確立していくとよいでしょう。
最後まで見ていただきありがとうございました。
次回は、今までの極限の知識を使って実践的な問題にチャレンジします。
次回も見ていただけると嬉しいです。