児童書と男子とデスゲーム

そういえば、昨日の流れでそのまま書くんだけど。
近年、児童読み物で、男子向けといったら鉄板はデスゲームだ、みたいな空気を感じているんだけど、個人的にはこれはデスゲームジャンルが、「自然に矢印型の作劇になるジャンルだから」なんじゃねーかしらと思っている。

つまり、デスゲームの定石をなぞると、特に意識しないでも、「○○ができないと死ぬからクリア/脱出しなくちゃいけない」っていう、すごく強くて明快な矢印を、物語冒頭で提示することになるわけで。
その流れに沿って書いていくと、自然と強い矢印型の作劇になる。
男子脳でも読みやすい形になるんじゃねーかな、と。

逆にいえば、デスゲームじゃなくても似たことができれば、男の子でも面白いもの自体は、作れるんだろうとは思っているんだけど。(手にとってもらえるかはまた別の話なのでむずかしいんだが)
そのへん模索してみたいんだけど、なんかねえかな~。

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