見えない壁に慈悲はなし

数個って言ったら、2〜4個くらい。
数十って言ったら、20個〜70個くらい。
10個弱って言ったら、8〜9個くらい。
勝手なイメージだけど。

1,2個って言うし、2,3個って言う。
3,4個も言う。

5,6個って言うし、6,7個と7,8個もまあ言う。

4,5個ってあんまり聞かない。8,9個も使わないけど、10個弱って言う。


何が言いたいかっていうと、「4」と「5」の間に見えない壁がある気がするってこと。
とんでもなくぶ厚い壁。超えられない、いや超えてしまいたくない壁。


そうだよ。四捨五入だよ。こいつが犯人だよ。

「小数点以下は切り捨て」も無慈悲だけどさ、所詮は小数点以下だからさ、影響軽微なわけ。
「小数点第一位を四捨五入」もさ、まあ影響少ないからいいよ。しょうがないよね感あるよ。
ピリオドの向こうを見つめたい時もあるけど我慢しますよ、大人だもん。小数点以下は犠牲になってもらうよ。

でも、1の位を四捨五入しちゃう風潮はいただけない。無慈悲すぎ。残酷すぎ。

14歳の中学生が15歳になった途端20代ですからお酒飲めます。とか言ったら大問題やん。あかんやん。

55歳になった現役バリバリの人が、60代やからシルバー割引しろってごねてきても嫌やん。

業績予算99%で期末迎えて、四捨五入したら100%達成しました! とか言ったら、めっちゃ怒られるやん。怒られたよ。

だから、1の位は四捨五入したらあかん。絶対に。


問題を思いつきました。

以下の条件を満たす変数XとYの差を求めよ。

0<X<100
0<Y<100
X>Y
2X<100
Xは5を因数に持つ奇数である。
Xの十の位も奇数である。
Yはゾロ目である。
Y+1は素数である。


で、これに、
「ただし、差を求める際のXとYの1の位は四捨五入する」を加えると……無慈悲! とんでもない差!

まあ、気にしてないのですが。
ってか、これちゃんと解けるのかな?
まあ、いいや。

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