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【詩】Crystyle

どこまでも続くこの道を
君は一人で進むから
僕はその背を見送るよ
濡れた袖 バレないようにと


一人たたずんでいる君の
横顔の意味も知らずに
渇いた心がこぼす 涙
袖でぬぐうから

交わした言葉の分だけ重たくなっていく
乾いてしまうと消えてしまいそうだから
今夜も一人 君は泣くんだね

どこまでも続くこの道も
君は一人で行けるから
僕はそっと 手を振るよ
濡れた袖 気づかないフリして


一人だけで進んでいけると
強がりな声はかすれて
明日になればきっと 変わる
そう信じ続けた

果たせぬ約束ばかり虚しく募っていく
忘れてしまうと消えてしまいそうだから
今夜も一人 僕は祈るから

どこまでも響けこの声よ
僕は一人でいけるから
だからそっと目を閉じて
濡れぬ袖 強さの証に


掴めない距離も気持ちもやがては変わっていく
振り返る日々が滲んでしまっても
僕は 僕らは忘れはしない

どこまでも続くこの道を
君が一人で進むなら
僕は僕の道を行くよ
濡れた袖 強さの証に
砕けない 結晶に変えて




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