小田原散策してきました(その1)
久しぶりの更新です!
先日の春分の日に1泊で小田原散策してきましたのでご紹介しようと思います。
そもそも何で小田原?なのですが自分でもわかりません(笑)
箱根の方が観光向きじゃない?とか、もっと先に行って熱海とか伊豆とかがいいのでは?とも思いますが、北条氏ゆかりの地でもあり、なんとなく美味しいお店がたくさんあるような気がして小田原1泊を決めました!
大磯で途中下車
今回は電車旅を選びました。
我が家からJR中央線で東京駅に向かい、東海道線のホームに。かつては始発駅で妙にワクワクしたのですが、最近は上野東京ラインで東北方面にも直通していますので、到着した電車はそれなりの混雑状態。。。ちょっと旅情がないよねーとか思いながら乗り込みます。
東京駅を出ると、新橋、品川、川崎と停車し、横浜へ。ここでどどっと人が降りるので車内はガラガラ、と共に旅情もちょっと出てきました。できればボックスシートであればなお良かったんですけど最近はあまり見かけませんね。
まず途中の大磯で降りてみます。
ちょうどお昼前なので美味しい漁師メシでも食べようという試み。大磯と言えばロングビーチ、リゾート気分なイメージでしたが季節も違いますし、かつて程のバブリーなリゾート感はありませんでした。むしろ静かな駅。
駅から歩くこと10分くらいでしょうか、西湘バイパスをくぐると漁港に到着します。数年前には渋い漁港でシラスの直売所くらいしかなかったのに、今はオシャレなカフェなんかあったりして。
目指すは「めしや大磯港」さんです。
このくたびれた感がたまらない佇まい。ただし人気店ですのでそれなりに並ぶ覚悟が必要。
11時開店のちょっと前に到着したのですが既に50名以上並んでいました。2巡目で入れるかどうか・・・
しかもメニューは前日の漁の状況で変わるので、各種数が決まっております。ちょっと心配。
オープンと同時に1巡目のお客さん達が店内に吸い込まれていきます。1回に20名くらいかなぁ。
この日はWBC準決勝の日でネットで情報を見つつ待機列に並んでおりました。直前のご夫婦はネット配信で中継を見ておられるので、後ろからチラチラ覗き見したり(笑)
そんなことしていると店員さんがメニューを聞きに回ってきます。そして狙っていた限定20食のさしみ定食は、直前のご夫婦で完売(涙)
なので真鯛の塩焼き定食と太刀魚の塩焼定食、それにおまかせ3点盛りさしみを追加することに。これが結局ラッキーな選択になりました。
と、そこに村上のサヨナラ弾で日本の逆転勝利の情報が!待機列、わずかにどよめきました(笑)
2巡目では入れず3巡目で入店、1時間程並びました。
既に注文済みなので着座とほぼ同時にお料理到着。電車旅のアドバンテージを最大限利用して瓶ビールを頂戴します(笑)
結局どの定食を頼んでも1品刺身とアジフライが付くボリュームさ、大満足のランチでした。さしみ定食だと焼き魚がない分、こっちの方が良かったかもね、と思います。
名城小田原城
満腹のお腹をさすりながら大磯駅に戻ります。
再び東海道線に乗り込み小田原を目指しました。
東海道の主要宿場街でもあり、屈指の温泉観光地箱根への入り口でもあり、小田原駅は威風堂々とした感がありますね。
少し食べ過ぎたこともあり歩いてカロリー消費しましょう、と向かったのは小田原城です。
東京の桜は満開とは言わないまでもそこそこ開きつつあるのに、もっと温暖だと思われる小田原界隈はまだ早いみたいで、お城と桜のコラボレーションは期待できませんでした。
ここは以前に来たこともありその際天守閣にも登っているのでお城は軽く眺める程度にし、先に進みます。
訪れたのは小田原城内に鎮座する「報徳二宮神社」です。あのかの有名な二宮尊徳をご祭神とした神社であります。
神社内にはこれまたかの有名な「二宮金次郎」の銅像がありまして、現存するのみのブロンズ像だそうです。
かつては全国の小学校にブロンズ像が寄贈されたらしいのですが、戦時中に供出されてしまい現在ではこの1体のみだそうです。
そう言えば地元小学校にあったのはセメント像だったような・・・
御朱印をいただき、ブロンズ像にもご挨拶して神社を後にしました。
ちょっと長くなったので今回はここまで。その2へ続きます。