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Heirloom Tomato エアールームトマト・ブームは、大手タネ会社の農業支配への自然回帰派の反旗?の夢を見つつ、4種の比較試食記を徒然なるままに

Heirloom Tomato
エアールーム トマト

相続した、機織り機 (Roomの部屋じゃないよ、Loomだよ)
転じて、
家宝(家族で代々相続してきた宝物)のトマトの固定種(F1ハイブリッド種じゃない伝統的な種)という意味らしい。

Hに反応してヘアルーム、ヘアールームと呼びがちだけど、多分フランス語が語源らしくて、Hは発音しないよう。エアルームやエアールーム呼びが、英単語としても正しいよう。カバンのハイブランドのフランスのHermesは、ヘルメスじゃなくてエルメスなのと同じ理屈ね。(綴りにアクソンティギュだかグラーブだか抜かして、エルメスさん、ごめん、変換ででてこないから省略)

こないだ、マーケットで買ったトマトたち、そういえばここ数年、5ー7年くらいかな、

北米のベジタリアンやオーガニック信者たちやファーマーズマーケットが、エアールームトマトブームだなあと気付いた(今さら、笑)

で、調べてみたけど、さらに実は私、昨年、このエアールームトマトの苗を3種類、赤緑ゼブラ、オレンジ、紫色を友人の農家さんから買って、共同ガーデン畑で栽培もしてたわ!トマトは夏のガーデニングの人気者だから、今年も隣人たちがわけわからんあらゆる種類のエアールームトマトの苗を、植えまくってます。もうすぐ収穫、楽しみだなー。

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でもまずは、農家市場で入手した、エアールームトマト4種類の比較試食感想。

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今回は4種類買って、間に水を飲みながらワインやビアテースティングみたいに、真面目に比較試食してみた。

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味の違いは、
赤いのは、ちょっと濃いコクがある感じ。
緑のは、水々しいというか水っぽいというかジューシー。少し熟れ過ぎ。
赤と緑のゼブラ(シマウマ)柄のは、赤と緑のいいとこ取りの中間。
黄色のは、トマトの青臭さが少なくてフルーツ感あり

見た目の色がカラフルだから、色の印象にかなり左右されそう。本当に味だけでみるなら、目をつぶって味を試す、ブラインド・テースティングをしなきゃダメと思う。でもまあ色も味のうちだし、自分のメモだから今回はそこまでやらない。

味はどれも、普通のF1ハイブリッド種のトマトに比べたら、青臭みが少なくて、甘すぎず、濃くもある、優しくて自然な味。日本の品種改「良」(私は悪だと思うけど)な甘味をやたら増やしたフルーツ化トマトとは、目的が違う。

エアールームトマトは、伝統的古来種のリバイバルで、オーガニック自然栽培。

つまり自然や昔に帰りたい、最近の欧米のベジタリアンやビーガンの気分を反映して、復活してブームになってる、定着しつつあるんだと思います。

日本でも欧米でも、普通のスーパーで買って、安く年中食べられてるトマトは、種がF1ハイブリッド種が多いらしい。大量生産、輸送しやすいように、種を掛け合わせて「工業品」にしたものらしい。なるほど、モンサントなどの国際大手タネ会社の陰謀か?ハイブリッドにすると、農家は毎年種をモンサントなどの大手タネ会社から購入せねばならなくなる。だから毎年大手タネ会社だけが儲かる、という農業支配の仕組み。

だから一般家庭や一部地域で50年以上大事に守られてきたエアールームトマト。毎年種がとれて、翌年も自分らで育てられるエアールームトマトが、市場にも流出シェアしたんだな。イルミナティの農業と大衆支配に対抗する、自然回帰派ホワイトナイトの作戦成功か、笑。という、陰謀論マニアたちの好きそうなファンタジーはさておいて、

どのエアールームトマトが、一番好き?今度買うときはどれ買う?

というのが、次の行動に関係するから大事。私は、
>この次も混ぜて、少しづつ買う。色がきれいで味も自然で好きだから、
と思います。(オーガニック自然栽培で高めだから、大量には買えない、買わない)

あとは、人さまにおもてなし料理や、写真でおみせする料理には、色がきれいだからウケるよね。残りのトマトでちょっと、色がきれいな料理を作ってみようかな。

美健楽ベジタリアンなシェフ、ホリスティックな健康グルメの視点でこのNOTEを書いてるけど、こういう試食記や分析書いてて、今気付いたこと

私はシェフとはいえ、自分の舌はそんな鋭くないと思う。でも一般人より色々食べ歩いてるから、その記憶の引き出しのおかげで、いろんな味を思い出せるのが個性と強み。一流国際会社で働いてたから、接待費や出張費使い放題で、多分軽く1億円は食べてると思う。一晩で3億円のパーティとかメディア広報目的でやってたから、一流のシェフやパティシエ使い放題で、スペシャルメニュー作ってもらってた。

あとはフランスに年に7回仕事で飛んでたから、週末には車飛ばして、リヨンのポールボキューズ行ったり、ミシュランレストランを食べ歩いたり、ワインの産地もほぼ網羅した。パリ、ロンドン、NY、SF、東京、関西は、ミシュランとZAGATを片手に、各料理のTOP3は食べ尽くしたと思う。

さらに食べたものを、本物のグルメや作家みたいに豊富で華麗なボキャブラリーで表現できるか?というと、できないのよね。知り合いの作家、以前こっちに住んでらした桐島洋子先生の「バンクーバーに恋をする」を読むと、あまりに華麗な言葉の大洪水で、自分の文章が「さっぱり系理系の論文だな」って、おかしくなります。まあ私の個性だから良いし、完璧に塗って化けるフルメイクよりポイントメイク、的な良さもあるさ。

わかりやすいか?というと、このNOTEでは逆に、敢えてわかりやすさをスルーしようと思ってます。自分の思うままに流して書く楽しみ優先。これ、フォロワー増やすこと考えてたら、無くしちゃうのよね。他人に人気を得るには、ロジカルで目次やサブタイトルをつけてわかりやすくするのが大事。あとは、キャッチーなタイトルやおしゃれな写真いっぱいつけるとか。なにより、読者さんらに役に立つことを書く、というメリットがないとダメ。

これを始めたときは、有名ブログをいくつか立ち上げたりやってるやってた癖で、そういう読者サービスやお客様第一志向が無意識にあったよう。だけどライオンズゲートの8・8を超えたら、そういう気持ちが薄れてしまった。まずは自分第一、自分の気分を大事に。それに反応してくださる方は、自分と気の合う方々なので、そのNOTEを見にいくと、興味ある記事が読める確率が高い。という目的になっています。自分のフォロワー増やすためのフォローや返し、もしないことにしてます。気が向いたら、してる、だけ。

なので多分、どこに気分で流れるかわからない、理解しにくい文章になっていると思います。それでもうっかり読んでくださった方には、ちょっとごめんなさいですね。

徒然なるままに、とりあえず90日間、毎日書き綴っていこうと思います。

★追記 エアvs エアールームの呼び方と表記について

私もぼーっとしてると、ヘアルームとかエアルームとか適当に呼んでました。カナダ人には、東のフランス語圏の出身者も多いから、エアールームが呼びが多いと思う。でも西出身者はヘアルームって呼んでる人もいるのかな?今度マーケットで農家さんらに確認してみます。

エアーとエアルーム、どっち表記にしようか迷ったけど、
エアーHeir: 相続人
ルームLoom: 機織り機
の二つの単語を意識して覚えられるから、とりあえずエアー+ルームと伸ばして読むほうを選択しました。こっちの発音もどっちが普通か、農家さんに確認してきます。

★追記2  エアールームトマトから、自分でタネを取って来年植える方法

自称City  Farmerの私としては、じゃあ今年買って食べて美味しかった、色も珍しいトマトを、自分でタネとればいいじゃないの!って、思うよね、やっぱり笑

というわけで、英語で
heirloom tomato save seeds
で探したら、いい動画でてきました。

https://youtu.be/GWsYyPLIqJc

わりと簡単そう。

でも考えてみたら、高いエアルームトマト1個3−4ドルの買って、タネとるために潰したら、翌年タネ取れすぎてそればっかりになってしまう。そんなにタネは要らない。だったら、来年苗を3−5ドルで買った方が、無駄にはならないよねー。

さらに言えば、色がきれいで楽しみたいから、少しづつ多種類欲しい。ってなると、結局、ファーマーズマーケットで売ってるエアールームトマトを、少しづつ買う、今のスタイルでいいんじゃない?自力で植える必要、あまりないなーと思うのでした。

今はまだうちの共同ガーデン畑のトマトが熟す前だから、市場で買ってしまった。でも、畑にいま5種類くらいあるから、それシェアして貰えば、結局買う必要ないのね。トマト貰ったら、私が育ててる葡萄をお返しにあげればいいし。というのも、素朴な気づきです。こうやって、市場でお金をだして買う、というお金制度の世界から、物物交換、エナジー交換の新世界へ、静かに移行していくんだなあ。と、わかる人にはわかる呟きをしておこう。



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