【詩】近接不安
あの時わたしにおこったことが
あの時あなたが私にしたことが
ーーわたしの心的要因に半永久に残る
あなたの中にはきっと残らない
楽しかったこと、疲れた事、起こったこと。それ全てが何かの拍子にそれを引き出され苦しんでゆく
何かの拍子で体が傾いて制御できなくなった時。
故意でないその事象にどうにか倒れないようにと頑張るもどうにもならない、ならなかった時……。
ーー突き飛ばしたら。
ーー支えたら。
すみませんでした。
すみません、ありがとうございます。
受け取り方も違うでしょう。
申し訳なかった気持ちを思い出すでしょう。
同時に突き飛ばされた事に心的外傷を感じる人もいるだろう。
申し訳なかった気持ちを思い出すでしょう。
同時に支えてくれた事への申し訳なさ、感謝、その人間のやさしさを思い出して心的平穏に思える人もいるだろう。
あの時あなたにおこったことが
あの時わたしが貴方にしたことが
ーーあなたの心的要因に半永久的に残る
わたしの中にはきっと残らない
それは、
わたしが《あなたが》
どう、接したかで変わる。
どちらにも残るかもしれないし、どちらにも残らないかもしれない。片方だけかもしれない。
あなたの家はどうですか?
騒音出てないですか?
わたしは人を突き飛ばすようなことをしてませんか?
それは気持ち悪いからですか?
あなたは大切な子を危険のある所に置いていませんか?
バスの後ろの席の真ん中、大通りで危険のある場所に?
守りたくて他人を蔑ろにするのは人間の本性です。
どうにもなりません。その人に怒っても虚しいだけです。けれど人間は呪わずには、恨まずにはいられないのです。
言葉を変えれば妬み、嫌味も恨みや呪いに変わりはない。
どうか不安を感じたくないのなら、自らの行いを考えを改めてみてはいかがか。
わたしの心はどうですか?
濁りきっていまーー すか?
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