こどものトイレトレーニングをしてはいけない理由
我が家はこどもが3人、8歳、4歳、0歳。0歳はまだとして、1番目の子も2番目の子もトイレトレーニングは一度もやっていない。それどころか、トレーニングパンツも使わないし、自分から普通のパンツを履きたがるまで無理に履かせない。その理由をお伝えします。
トイレに行かなきゃいけないってわかってる
こどもって1人で生活しているわけではないのだから、大人がトイレにいっていることは知っているし、もちろんトイレという場所は何をするかもわかってる。だから、自分で考えて自分のタイミングでトイレに行けばいい。
例えば、ハイハイってこうやってやるんだよ!とか、経って歩くのは、右手左手の手の振りが大切なんだ!なんて事は教えない。それなのになぜトイレだけ無理に教えようとするの。こう考えるとおかしなことでしょう。
トイレに行かせようとして酷い便秘に
1番目の我が子は、ルールを守ろうとする気持ちが強い。2番目が生まれるとき、まだおっきい方はトイレでする事ができていなかった。もうすぐ弟が生まれるから、生まれたらトイレでしようね!という約束を何気なくしてしまった。
「弟が生まれたらトイレでしようね」これを重く受け止めて2番目が生まれてからおっきい方をトイレでしなければいけない。でも怖い。という気持ちが強くなりおっきい方を我慢するようになってしまった。結果的に病院に行き薬を使って大変な思いをして出す羽目になった。
そのとき医師に言われたこと↓
子供の便秘は大人と違う。精神的なものが強く一度怖い、痛いと感じてしまうと便意を我慢してしまう。怖くない、痛くないと体で理解しるまで治らない。便を柔らかくする薬と、出ない日が2日続いたら下剤を使いましょう。これは、数ヶ月数年かかるかも知れません。
便秘のことは、こちらのブログに詳しく書いています。
実際その便秘が解消するまでには3年かかった。
本人の意思に任せることが大切
トイレに限らす、本人の意思に任せるということは本当に大切なことだと、この便秘の経験も踏まえて痛感した。こどもだからとか、まだ知らないからと大人が手取り足取り先回りしてしまうと、成長に1番大切な体験が出来なくなってしまう。
こどもから体験を奪うことは、虐待にもつながる危険な行動だと私も妻も考えている。おっきい方をしたオムツを変えるのは確かに大変だ。でもこどもだって親がトイレに行きスッキリ出てくるところを見ているのだから、口では言わなくても行動には出さなくても心の中ではトイレで1人で用を足すことに憧れているに決まっている。そのときを待ってあげることがこどもへの愛情だと私たち夫婦は考えている。
なんでこんなことを書いたかというと、今日2番目が初めて寝るときにパンツを履きおねしょをすることなく朝を迎えて、みんなでよろこんだからなんです。
stand fmでも語ってます。ながらで聴いてね↓