事業展開は「できること」と「やりたいこと」のバランスが大事(代表ブログ:第7回)
代表ブログでは、弊社代表の高橋が毎週1回、社内メンバーへ発信しているメッセージを公開いたします。
弊社のミッション・ビジョン・バリューや、事業・メンバーに対する想いが語られていますので、この連載記事を通して、弊社のことを少しでもご理解いただけると嬉しいです。
第7回目は5/17に「事業に対する考え」について書かれたメッセージになります。
今回は「事業」に関する考えを共有したいと思っています。
これまでにバリュレイトで実施した事業は実はたくさんあります。
【これまでに手掛けた事業】
・プロジェクト支援事業
・conema
・有料職業紹介
・REAL
(学生に対して企業は人であることを発信しPRするためのメディア)
・ガクチャレ
(学生に対して何かしらのチャレンジを促し、それを紹介することで
チャレンジの輪を広げていくためのメディア)
・mingo
(ダンスのかっこいいステップを知りたい人に対して、アプリ上で質問
できるサービス)
・小規模M&A仲介
色々な事業を手掛けてきたのですが、これだけはやらないと決めていることがあります。
それは、社会をよくすることに繋がらない事業です。
例えば、ゲーム開発やパチンコなどのギャンブルなどは典型例です。
誤解しないでほしいのは、そのような事業を否定しているわけではなく、自分の事業としてはやりたくないなと思っているだけです。
娯楽はストレス解消などにも役立つものだと思いますが、その時間を学習に置き換えたほうが望ましいと思うことが理由です。
ちなみに、自分もドラクエやFF世代且つパチンコ・パチスロ全盛時代を過ごしてきた人間であり、サービスを受けることは大好きですが、今まで使ったその時間を全部英語の学習に費やせていたらな~とか、ギャンブルで失ったお金を貯蓄できていたらな~と、いつも後悔します。(が、やってしまう。。。)
事業を実施していく上で大事だと思っていることは「できること」と「やりたいこと」をバランスよく行うことだと思っています。
これまで手掛けてきた事業の内、一番目の「プロジェクト支援事業」は私が起業してからこれまでの経験を基に実施している「できること」です。
この事業が持つ社会的意義は、起業や独立して生きていける人財を世に輩出していくことにあります。
アメリカで強いビジネスが数多く生まれるのはなぜか?
それは、起業してチャレンジする人が多い且つ起業しやすい環境がそのような状況を生み出していると考えています。
日本はアメリカよりも圧倒的に起業人数が少ない。フリーランスとして活躍するプロもアメリカに比べると非常に少ないです。
自分がやりたいことに対して、自分で責任を持てる人財が社会を変革させていくことになると考えているので、一人でもそのような人財を輩出していくことをこの事業を通じてやりたいと考えています。
だから、「やりたいこと」ではなくても10年間継続することができます。(意義を持って日々過ごしています)
これまで行ってきたその他の事業については、基本的に「やりたいこと」でした。
しかし、組織としてやりきるだけのケイパビリティ(組織が持つ能力)が足りていなかったこともあり、撤退する形になったものがほとんどです。
conemaについては現在最も「やりたいこと」の一つです。
自分も経験しているフリーランスやパラレルワーカーの人財を世に輩出しやすくするためのプラットフォームにしたいと思っています。
フリーランスとして起業しようと考えている人がまず最初にconemaに登録し、人・情報・カネ(仕事)を獲得し、自信を付けて自ら一人前になっていくといったレールを引くためのプラットフォームです。
このプラットフォームが完成することで、もっと起業しやすい環境になる=収入アップにつながるということを個人的な目標として置いています。
また、人と人が繋がることで新たな価値が生まれるための機会づくりにもつながります。
まだマネタイズが弱いですが、若手のフリーランスやパラレルワーカーは経験が少ないため、クラウドソーシングやエージェント会社から仕事が獲得しづらい方々もたくさん存在します。(各社のDBに滞留している。仕事獲得できてるのは1~2割のみ)
これまでに私が築いた各クラウドソーシングやエージェント会社とのコネクションを活かし、その滞留している方々をマネタイズすることができれば、
圧倒的に広げることができると考えており、チャレンジしがいのある事業だと考えています。
誰も解を持っていない事業に取り組んでいるため、時間が掛かるのが難儀ですが、事業を作るのはそんなに簡単ではないため、皆の協力を得ながら少しづつ前に進んでいきたいと考えています。
今では上場企業となったIT企業でも、数多くの会社は「やりたいこと」だけでなく、「できること」として受託開発などをやり続けて成長しています。
この両輪が動いていないと組織がすぐに死んでしまいます。
営業を経験している人はわかると思いますが、新規顧客を常に開拓しつづけないとどこかで受注が終了してしまいます。(コロナのような不測自体があればなおさら)
事業も同様です。
新しいことと既存のバランスを取らないとすぐに組織がダメになってしまうと考えているので、今年もコア事業としてプロジェクト支援、新期事業としてconemaの両輪を成長させながら邁進していきたいと考えています。
どちらが大事ということは決められるものではなく、どちらも大事なのです。
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