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「はたらく」をかんがえる


こんにちは、クリアソンの中村です。


今年も1年間私のくだらないブログにお付き合い頂き、本当にありがとうございます。最近は本業が忙しく、NOTEを書くのが正直苦痛になってきました。毎月NOTEをやめようと思いながらも、記事をシェアしてくれる方、いいねを押してくれる方に支えられて1年間継続することができました。

ありがとうございます。



【2019年に書いたブログ】


なんか、ふざけてばかりの1年だったなと反省です(笑)


最後ぐらい真面目なブログ書こうと思いました。
今回は「はたらく」について、日々私が感じている疑問や、視点について色々と書いてみます。



Prologue 

ある日突然、あなたの人生に「就職活動」はやってくる。
自己分析、企業分析、ES、SPI、インターンなど、意味不明な単語が飛び交うだけでなく、意識の高い同級生がSNSで呟く。

「就活これからはじめる人は、絶対に●●のセミナー行ったほうがいい」


最初は無視をしていたあなたも、徐々に危機感が生まれてくる。
あなたが働きたいかどうかは関係ない。


GOOGLEで就活と検索すれば、どんどん新しい知識が増えていく。
●就活のスケジュール
●ESの書き方
●SPIの対策方法
●自己分析の方法
●企業理解方法
●インターンシップについて

まだ「働く」について何も知らないのに....
まだ「働きたい」と思ってないのに...


あなたの意志とは関係なく、就職活動は進んでいく。



こんな現実が悲しいな...と思ったので、
まずは就職活動ではなく、「はたらく」という言葉と向き合うことが本質なのかもしれないと考え、自分なりに色々と「はたらく」について書いてみる事にしました。



「はたらく」を考える

「はたらく」ってサッカーボールのように色んながある。

ビジョンという面もあれば、
戦略という面もあり、
モチベーションという面もあれば、
やりがいという面もある。

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一緒に「はたらく」をいろんな角度から覗いてみよう。
あなたをワクワクさせてくれるような面もあれば、
あなたを退屈にさせるような面もあると思う。


まずは就職活動とか、転職活動を始める前に、
一緒に働くについて勉強してみよう。

働くについての学び その1
「はたらく」には色んな面がある。




「はたらく」の中心にあるもの

あなたは「働くとはなんですか?」と聞かれたら、どう答えますか。
私は「天秤」と答えます。

仕事(はたらく)とは誰かの「問題」に対して「解決」を提供することで、対価としてお金をもらう活動の事です。このバランスこそが仕事だと私は考えています。

仕事を問題と解決のバランスという事を知らない人は、入社してから問題を発見するたびに「この会社はおかしい」とか「この仕事は問題ばかりだ」と問題提起します。しかし仕事とは問題を解決することの対価と考えれば、問題を指摘するのではなく、解決に導くための行動こそが仕事だという事に気付けるはずです。

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解決と対価について
企業は相手が抱えている問題を、相手の予算内で解決できる商品を開発しなければ、売上を得ることはできません。 
※営業戦略・広告戦略・ブランド戦略が良いと予算を超える事も可能


例えば「電車通学はお金がかかるから、別の手段を考えたい」という学生に、「じゃあ、100万円の自転車を買いませんか?」と提案するのでは仕事になりません。


学生が電車通勤にどのぐらいのお金を支払っているのか?
どれぐらいの仕送りをもらっていて、アルバイトでは平均でどれぐらい稼いでいるのかを調べます。

そうすると毎月1万円を電車通勤に支払っていることがわかったとしましょう。バイトや仕送りで月収は12万円程度。もしかしたら「3か月分」ぐらいの料金設定なら購入してくれるかもしれないと仮説をたてる。

もし企業が3万円以内で自転車を開発して販売することができれば、利益を生み出すことができる。こうして仕事は生まれていく。値段とは原価から決まるのではなく、問題解決の対価から逆算していく。


仕事を知らない人ほど「原価から売値を決める傾向」があります。


働くについての学び その2
仕事(はたらく)とは誰かの「問題」に対して「解決」を提供することで対価としてお金をもらう活動の事



問題に興味を持ち、問題を発見する人たち

問題解決が仕事だとすれば、解決する人の需要が上がるのは必然である。同時に「他の人には見えない問題がを見つけられる人」にも需要があることに気づけただろうか?


例えば空気清浄機という商品を見たときに、
空気清浄機に興味はないから仕事にしたくないと考える人と、
どうやって空気のように目に見えない問題を発見したのかと興味を持つ人。

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2人の間に能力差がつくのは時間の問題である。



まわりには見えない、まわりが気づけない問題を発見できることはビジネスの世界では大きなチャンスなのだ

働くについての学び その3
まわりには見えない、まわりが気づけない問題を発見できることはビジネスの世界では大きなチャンス。




森を数字でみてみる

社会全体をみるために、全体を「ざっくり」と見渡してみよう。就活生は経済学者じゃないので、この「ざっくり」とした理解で良いことを知ってほしい。ざっくりとした理解こそが重要なのだ。

ざっくりと全体を見渡すと、社会が面白くなってくる。全体をざっくりと見渡すツールとしては、業界地図の購入をおススメする。


大前提として業界地図だけで社会を知ることはできない。先ほどお伝えした通り「ざっくりとした理解」になるだけだ。何度も言うが、この「ざっくりとした理解」が重要になる。ざっくりこそが知的好奇心の種なのだ。


業界地図の使い方
①全ての業界を数字で見る
②業界の競争密度を把握する
③数字がどのように変化するのかを見る



①全ての業界を数字で見る

市場規模という言葉に注目してみましょう。市場規模とは1年間で業界がどれだけのお金を生み出したのかを表す数字です。

不動産     39兆円
生命保険    33兆円
コンビニ    11兆円
IT        5兆円
人材      7兆円
飲料      3.8兆円
ガラス     2兆円
スポーツ関連  1.4兆円
教育      0.9兆円
映画      0.2兆円

※日経業界地図2018年より


ちなみにトヨタは1社で年間売上30兆円です。
あなたは数字を比較してみて何を感じただろうか?

私は教育はお金が使われていない分野なんだと、数字を比較した時に驚いたことを覚えています。もっと日本という国が教育にお金を使う国になってほしいと考えるようになりました。

働くについての学び その4
各業界の数字を比較してみると面白い!




②業界の競争密度を把握する

業界全体の数字がわかったら、業界の競争密度を調べてみましょう。競争密度の調べ方は下記サイトを参考にしてみるとわかりやすいです。
※ちょっと情報が古いので、業界地図で読めるのが理想です。



こちらのサイトで、まずはジュエリーをクリックしてみると、業界規模が約2800億円ということがわかります。そして一番下に行くと、売上高&シェアランキングという表にたどり着きます。

11図1

わかりやすくスポーツに置き換えて表現すると、
業界       = スポーツの種類
業界規模     = スポーツの売上高
シェアランキング = リーグの順位表

と考えて下さい。


そうやってみると、ジュエリーは2800億円と市場が小さいのでスポーツに置き換えるなら、ラクロスやグランドホッケーという感じでしょうか。

そしてリーグの順位表を見てみると、かなりの接戦という事がわかります。
リーグは接戦であるほど競争が激しくなるので、働き方もそれによって影響をうけるのは必然です。

競争を意識した働き方を好む人もいれば、そうでない人もいる。何が正しいかではなく、仕事に何を求めているかが重要ですね。



続いて、駐車場を見てみましょう。
駐車場は市場規模が約2900億円で、業界規模はジュエリーと似ていますね。

しかしシェアランキングには大きな違いがあります。

図12え

パーク24という会社の一人勝ち状態になっていることがわかりますね。1位と2位の勝ち点差が73もあるスポーツなんてあるでしょうか💦💦


パーク24が凄いからパーク24で働きたい!と単純に考えるのはやめましょう。大事なことはあなたに「知的好奇心」が生まれる事です。

●なぜパーク24はここまで圧勝できたのかを知りたい
●ここまで差をつけられた2位の会社はどのような戦略をもっているのか
●競争の激しいジュエリー業界ではどのように戦略をたてるのか

みなさんが、上記のような事を知りたい!! 聞いてみたい!!
と思ったら、是非会社説明会に参加して質問してみてはいかがでしょうか?


働くについての学び その5
業界       = スポーツの種類
業過規模     = スポーツの売上高
シェアランキング = リーグの順位表

と捉えて数字を見ると、知的好奇心が生まれてくる!




③数字がどのように変化するのかを見る

①では現在の業界の数字の大きさを学びました。しかしこの数字は時代によってどんどん変化します。今よりも大きくなる業界もあれば、今よりも小さくなる業界もある。

数字がこれから先どのように変化していくかを考えてみましょう。


これは業界地図に「天気マーク」がついているので、天気マークに注目をしてみましょう。晴れなら業界は大きくなり、曇りなら横ばい、雨なら業界が小さくなる可能性が高いことを示しています。
※天気図の通りになるのではなく、あくまでも専門家の意見です

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ここで重要なことは、天気に左右されるのでなく「なぜ天気が変わるのか?」について考えてみる事です。


天気がなぜ変わったのかを考える時は、PEST分析という手法が一番わかりやすいです。

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MAMAG PEST分析の手順|知っておくべきマル秘テクニックより


今回も「ざっくり」と理解していきましょう。
興味があれば、自分で本を買うなり自分で突き詰めてみると良いです。言われたからやるのではなく、興味があるから行動する!これこそが資質です。



①POLITICS 政治的要因

政治が経済に与える影響は大きくわけると、
・法律、法改正、判例、規制緩和
・条約
・税制
・政治、政権体制などの動向
・公的補助、判例・規制緩和、助成

になってきます。

例えば規制緩和という視点でみれば、日本という「国」が大きくしたい業界、小さくしたい業界が何かを見極めることが重要です。国は大きくしたい業界の規制を緩和し、小さくしたい業界の規制を強化します。

例えば、パチンコは規制が強化されてギャンブル性が低くなりました。これによりパチンコという産業は顧客のニーズを満たすことが難しくなり、現在は縮小路線になっています。


逆にキャッシュレスは規制が大きく緩和され、国が広めるために補助金までだしています。

経済産業省の見解などを自分なりに調べてみるといいでしょう。



②Economy 経済的要因 

経済的要因は大きく分けると、
・景気動向
・賃金動向
・株価、為替、金利
・物価、消費動向
・経済成長率
・消費動向

といった指標が存在します。

例えば為替が円安にぶれると輸入食材を扱っている食料品店や外食産業は仕入れ価格が高騰します。どのように販売価格に高騰分を上乗せするのか、徹底的なコストカットを実現するのかが問われてきます。



③Social 社会的要因

社会的要因は大きく分けると、

・人口、人口構成、密度
・社会インフラ
・流行、世論、事件
・高齢化、少子化
・言語、教育、宗教
・社会潮流

といった指標が存在します。


「核家族」という言葉を皆さんはご存知でしょうか?
下記の図の右イラストのように、祖父・祖母・父・母・子が同じ世帯に住んでいるのが大家族で、左のイラストのように祖父・祖母と、父・母・子が別々の家に住んでいるのが核家族です。

最近ではシングルファザー、シングルマザーの家庭も増えてきており、家族の暮らしが少しづつ変わってきています。

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BDD News 核家族の賛否両論より


ここで重要なのは、こういった生活の変化が経済にどのような影響をおよぼすのかを考える事なのです

例えば核家族が増えると、
●大きな家よりも小さな家やマンションの販売量が増える
●大きな車よりも、小さな車が増える
●高級家具よりも、普通の家具の販売が増える
●家電の売上は2倍になるが、小さいものが主流となる
●物資購入量が増えるので、物流量も増える

といった経済の影響が見えてきます。


もっと深く入り込んで考えてみると、ペットの立ち位置が変わるといった視点にも気付けるはずです。

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大家族の中でペットの立ち位置は、ペットですが
核家族の中でペットの立ち位置は、家族なのです。


ペットが家族として認識されると何が変わるのか?
●ペットが美容院にいったり
●ペットが洋服をきたり
●ペットが病院にいったり
●ペットが健康食を食べるようになったり
●ペットの葬儀がうまれたり
●ペットの保険が生まれたり

と、経済活動が大きく変わってきます。


こういった世の中の変化を察知して、どのようなビジネスが生まれるのかを考えることは仕事の面白さだったりします。



④Technology 技術

技術はとてもわかりやすいですね。
・インフラ
・ビッグデータ
・IT、IoT技術
・新技術、開発
・特許
・イノベーション

などが指標になります。


例えば、スマートフォンが普及したことによって「カメラのフィルム※」は需要が激減しました。みんなスマートフォンに写真を保存するようになり、現像する機会も減りましたね。

※カメラのフィルムとは
デジタルカメラが普及する前は、下記のようなフィルムに写真を記録していました。

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業界大手のKODAKは倒産し、富士フィルムも主力商品を失いました。
技術によって成長する業界もあれば、衰退する業界もあるのです。


しかし富士フィルムは本業を失いながらも、化粧品カンパニーとして復活しました。現在では利益率の高い医療分野にも力をいれています。



最近では5Gという言葉がよくでてきます。
ここで重要なのは、5Gになったらどのように社会が変化するのか?といった未来を考える前に、3Gから4Gに変化した際に何が生まれたのか?と過去を分析してみる事です。

3Gから4Gに通信が変わったことで、
●Facebook
●Youtube
●Instagram
●Amazon

といったサービスが大きく普及しました。通信スピードが大幅に改善されたからこそ、実現することができたサービスです。


働くについての学び その6
PESTという視点で社会を見ると新たな発見がある!




素晴らしい解決策 = 最高の結果ではない

現実とはなかなか厳しいもので、最高の解決策をもつ会社が最強の会社になるわけじゃない。これが仕事も面白いところである。

世界の事例をみてみましょう。



世界最強のビール会社 ABインベブ
ビールと言えば、サントリー、アサヒ、キリン、サッポロだと日本人なら思うだろう。しかしビールの世界市場はABインベブが圧倒的なシェアを保有している。

下記の図は2015年にダイアモンドで話題になった記事からです。世界1位のABインベブが2位の会社を買収し、売り上げ規模が33兆7900億円に。アサヒが2兆1000億円で4位だが、10倍以上の差があるのが現実だ。

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ダイアモンドオンラインより


ビールの味の決め手になるのは「ホップ」とよばれる原料だが、日本のビールメーカーはホップにこだわった。最高の味を顧客に提供するためだ。

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しかし世界一のABインベブは違った。
ホップにお金をかけなかったのだ。

彼らは安いホップを採用することでコストカットを実現し、余ったお金を広告に使った。これはとても秀逸な戦略である。


ABインベブは最高のビールをつくったとしても、味の違いがわかる顧客は1%にも満たないことを知っていた。だから違いのわからない99%を顧客にするために広告戦略を展開した。


こういった製品力を重視するプロダクトアウト型とよばれるビジネスモデルは世界で勝つためには悪手と言われている。今の時代は商品ありきではなく、マーケティングやデザインを重視することが成功につながりやすい。今、世界で勢いがあるサムスン(SAMSUNG)も日本のプロダクトアウト型の失敗事例から学び、マーケティング・デザインを重視している。


もちろん良い商品をつくることは大事なこと。
だけどビジネスの世界はそれだけじゃない。
だからこそどん欲に学び、考え、試行錯誤する必要がある。


働くについての学び その7
最高の商品と最高の成果は直結していない。だけど最高の商品を追求することは悪じゃない。



数字という視点で会社の中を覗いてみる

会社には経営層(Director)、マネージャー、プレイヤーという3つの層がある。今回は1番上の経営層(Director)の目線で、全ての仕事を数字という視点から覗いてみよう。

視点を変えてみると、驚くほどの発見がある。

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上記の図は、会社のプレイヤーがどれだけ成果をだしたか数字にして表現したものだ。こうやってみると、一番右のプレイヤーは150という圧倒的な成果を出していることがわかる。


さて、150の成果をだした一番右の子と、60の成果しかだせなかった1番左の子では給与はどの程度変わるだろうか?


答えは、ほぼ変わらない。
※インセンティブ割合が高い会社、ベンチャーの場合は異なる

たかが90程度の差は、従業員が1000名以上いる会社からすれば誤差の範囲内でしかないのだ。全従業員の成果を足して100000になると仮定すると、150の成果をだした人がいなくなったところで99850にしかならない。

経営への影響はほぼないに等しいのだ。


もちろんエースが抜けることは見た目の数字以上のインパクトはある。それでも150の違いに労力をかけるぐらいなら、広告にお金と時間を投資したほうが成果が出るケースの方が多い。とても冷たく、感情のかけらもない言い方をしているが、今回はあくまでも「数字」という視点で仕事を見ています。それ以外の感情や倫理は無視していることをご了承ください。


こういった全体の数字で物事を考える事を知らない150の数字をだした人間(エース)は、こんな思考になりがちだ。

●一生懸命頑張っても評価されないから意味がない。
●一生懸命仕事と向き合わない他の人は間違っている。
●評価されないなら、まわりのように楽をしたほうが得。

そして150の数字をだした人間は組織に病原菌をばらまく。

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自分を認めない会社に腹を立て、愚痴を言い始めるのだ。エースの愚痴は組織への影響力が大きい。


エースの愚痴はまわりの熱量を奪い、人を弱体化させ、全体の成果が下がる。上記の図でみれば、彼は愚痴によってマイナス50の損出を生み出したことになる。こうなれば彼の成果は、150-50で100になる。会社としては100以上の評価はできない。


逆に成果が50の子が、成果をだせない自分でも一生懸命向き合って仕事を教えてくれる先輩や、助けてくれる同期に感謝し、何が何でも成果をだそうと必死に仕事をしていたとする。たとえ彼の成果は50でも、彼の必死に努力する姿にまわりがポジティブな影響を受けたとすれば。彼の成果は50以上になるのだ。


もし150の成果を出した子が、自分の成功を言語化し、ナレッジを共有し、周りのメンバーの成果を上げることに貢献することができれば、彼の組織影響力は高まり、年収が高くなることは必然である。


人間性とは「ピンチの時」「調子が良い時」に見えるもの。
自分がピンチの時、調子が良い時に何ができるかが人間性の本質である。


働くについての学び その8
人間性とは「ピンチの時」「調子が良い時」に見えるもの。





今回は「はたらく」についていろんな角度から話をしてみました。
就職活動のノウハウではなく、はたらくことと向き合う若手が増えてくれたら嬉しいなと心から思っています。


それでは皆様2019年もありがとうございました。
また2020年もよろしくお願い致します。

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SALESCOREの中村くん
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