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TQ (Transitional Intelligence)を手にいれる

no+e をご覧の皆さんなら”EQ”、もしくは”EQI”という言葉をご存知の方も多いことでしょう。

日本語でよく「心の知能指数」と訳されるこのEQ、なんでも心の知能(emotional intelligence、EI) を測定する際に用いられる指標とのことですが、正直わたし自身はこの「指数」のロジックがよく理解できていません。

「心の知能とは、自己や他者の感情を知覚し、また自分の感情をコントロールする知能をさす」と言われるそうですが、やはり「比較的新しい概念のため、定義はいまだはっきりとしていない。ジョン・D・メイヤーのように、感情表現の技術とその知能指数を区別する研究者もいる。(出典:Wikipedia)」と言うのが実態でしょう。

ちなみにここ日本ではどうかと言うと、この分野で有名な知り合いの講師がもっぱら強調しているのは前述した「感情表現の技術」の一面であって、そもそもその「技術」と「インテリジェンス」との関係や区別が、そもそも存在するのかすら曖昧です。さてそんな「あいまい」な世界から、今日また私があなたへ新たな概念のご紹介をしたいと思います。

それはTQ (Transitional Intelligence)、簡単に言うと「定年(退職)知能」「セカンドキャリア指数」とでも言えるでしょうか、いかにも次の私の著書の題名になりそうな、また企業の「たそがれ研修」の項目なんかにピッタリなものです。

やはりここで問題となるのはそのTQ指数、「いったいどうやって測るの?」と言うことになります。ちなみに、私が注目している米国の団体ではこのTQに関連して、次のような項目を挙げています。それは、
「あなたは定年(退職)したら、どんな人になりたいと思っているか?」
「その自分がなりたいと思う人物像を明確化し、より理解を深めるには?」
「そこへ到達するための”実用的なロードマップ”を作成するには?」
といったことを提供しています(この「退職」にはいま注目されている”FIRE”や”早期退職制度利用者”も当然含まれます)。

そんな団体の日本版を作るのが私の「次のロードマップ」の一つでもあるのですが、どなたかご関心のある企業・団体ならびに個人の方はいらっしゃいますでしょうか?もしいらっしゃるならぜひ私までアプローチください。
でも、コンタクトする前にまずは本書↓をご一読ください。まず私のことをよくご理解いただいた上で、ぜひご一緒したいと思っています。引き続きよろしくお願いします。


◎ベストセラー『「クビ!」論。』で 1000人以上をクビにした経験を綴った著者。 その後、自らも幾度もの「クビ!」と転職を経験し、ついに定年に…… そして66歳、たどりついた境地とは!? 理想とはほど遠い年金支給額。人は定年を迎えた日から無価値になるのか!? 冷酷な現実を前に達した結論が、 「いっそ定年なんかしなければいいのだ。この先ずっと価値を提供し、 対価をもらい続ければいい、それも高く。でもどうしたら?」。 30代、40代のサラリーパーソンが 今後否応なく直面する「ジョブ型」雇用において、 考えておきたい「ジョブ型定年」と前後のライフプラン。 それまでに直面するであろう転職や給与、そして「クビ!」まで、 人事のプロである著者が余すところなく解説。 「ジョブ型」キャリアを「○金(まるきん)」で終わらせるための一冊です。ぜひお近くの書店でお手に取ってご覧ください。


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