Netflix「アンソニー・ロビンス:あなたが運命を変える」をみて考えたこと
私は、ストレスが溜まっているとき、どうもNetflixのドキュメンタリーを見る傾向がある。最近は、なぜか「江原啓之のスピリチュアルトーク」とか、「死後の世界」とかを見ていたが、昨日はなぜか、この2016年製作の「アンソニー・ロビンス」の自己啓発のドキュメンタリー映画が目に入った。
面白かったし、自分のなかにとどめておきたい学びがいくつかあったので、記憶にとどめるために、まとめます。
アンソニーロビンスとは、自己啓発のセミナーを実施している。その中でも年に1度の「date with your destiny」という、6日間の自己開発セミナーを実施している。(約90万円程度)2000人規模で71ヶ国から、6日間、自分と向き合い、自分のMissionを感じて、実践するために、なにが必要かを学ぶ。また自分のパワーの扱い方についても、この大規模で、みんなの熱量をあげて体感してもらうことで、人生が変わるという大人気のセミナーらしい。
セミナーというと座学のイメージだが、2日目以降はチーム分けをしながら、チームでのワークをして、自己開示や、他社からのフィードバックなどにも慣れて行く工夫がされているように見受けられた。(細かい内容は映画でははいっていない)
アントニーは、このセミナーにどうやって向き合っているのか、裏方のこのセミナースタッフへのフォローや指示がこの映画でも紹介されていた。参加者の背景など、通常の「セミナー申し込み」だけではない「トラウマ」や「問題」も把握し、チーム活動の際の個別のサポートまで配慮しているところが、このセミナーの成功に導いていると感じた。
一例として、自殺願望がある男性には、アントニーは寄り添いながらも、自分の中の問題点に入り込み、自分を追い込まないように、ジョークを挟みながらも「あなたには価値がある」と感じれるように導いていた。発表する勇気を讃えるために2000人の参加者から拍手を受ける体験をしたり、このときは、参加者からの提案で、体を担ぎあげてもらい、讃えられていた。こうやって、成功を体感することにより、この男性の顔に光がさして、表情が変わっていったことがとても印象的だった。
他にも、参加者の個人の人生にフォーカスをあてながらも、他の人の学びの時間にするといったことを、彼の話術と、フォシリテーション、リダーシップというかカリスマ性で、実現させていき「自分にパワーがある」という自信をつけてけることができるんだろうなぁと、一部でしかないが、感じることができた。
話術というか、コーチングというか、対話しながら本来の問題点を指摘すると言う意味で、驚いたのは、意味意味親との関係が本当の問題なのに「食生活が乱れている」と発表し始めた女性に、色々と質問をなげかけ「実は、薬物問題のある父親をおいしている自分が受け入れられない」ということを、導きだした。そして「そんな自分を受け入れる」ように促すことにより、本人の問題を解決した。愛する気持ちを頭で考えて否定するというよりも、自然にまかせて「許す」ことが鍵のだと思った。
人間関係のところでも、女性がまずどんなに自分とパートナーがロマンティックな関係であることを発表した。その内容は、びっくりするほど甘い内容であった。しかし、アントニーは、そのパートナーが会場に来ているのかを確認し、発表させ、その男性が尻に敷かれていることでもよいとしていることを、問題点とし、彼の押し殺していた男性的な面を覗かせることができたのは、本当に驚いた。私達夫婦も似たようなところがあるので、私のために、夫が自分を押し殺しているのではないか?とか少し考えてしまった。
この映画をみたのは、このセミナーの一部の一部でしかないが、本当にこんな一が存在し、世界を変えて行く人を6日間で2000人排出していると思うと、ゾクゾクした。しかし、垣間みた彼の工夫は、できることだし、近いことを真似していくというのもありかな。と思った。受けてみたいが、たぶんあれは会場にいないとみんなのパワーを感じれないんだろうなぁと。
今年も、日本人用にZoomでやるようなので、リンクを載せておきます。
もし、noteの方で体験した方がいるのなら生で感想を聞いてみたいな〜