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イチ推しトークは素敵なイベントだぞ! - 前回の振り返りと、次に参加を考えている方へのアドバイス

はじめに

緊急で記事を書いています。(言ってみたかった)
執筆のリクエストを頂いたので、急遽予定を変更してお送りしております。

2024年8月2日の正午、新たなイチ推しトークの開催が発表されました。これはいわゆる「ミートアンドグリート (Meet & Greet) 」というたぐいのイベントであり、同様のイベントがこれまでに何度か開催されていますが、ホロライブJPタレントがメインの「イチ推しトーク」と名を冠するイベントは約2年半ぶりです。

実は僕も、2年前のイチ推しトーク(以降、前回のイベントと呼びます)に運良く参加でき、推しの鷹嶺ルイさんとお話してきました。今回はその時の出来事を思い出しながら書きつつ、次回のイベントに参加を考えている方に向けて準備しておくべきことやアドバイスなどをお伝えしたく思います。


どんなイベントなの?

先ほど説明しましたように、いわゆる「ミートアンドグリート」と呼ばれるイベントです。詳しくはこちらのページが詳しいため引用します。

ミートアンドグリートとは、著名人と(その著名人のファンである)一般人が直に接することのできる、交流会のイベントのことである。タレント、俳優、ミュージシャン、あるいは政治家などが催すことがある。「ミートアンドグリート」は「面会して挨拶する」という意味の英語である。

ミートアンドグリートは一般のファン一人ひとりが著名人と直に対面でき、握手やサインを求めたり、簡単な会話を交わしたりする機会が得られる。対峙していられる時間は限られ、たいてい一人あたり十数秒あるいは数秒程度という短さで終わることになるが、それでも、大勢の観客の一部としてではなく一個人として、憧れの人物の眼前に立ち、相手に自分の存在を認識してもらえて、直に自分の言葉を伝えられる、といった部分に大きな意義を見出すファンはいる。

ミートアンドグリートとは 「ミート&グリート, ミーグリ」 (meet and greet): - IT用語辞典バイナリ

イチ推しトークの場合、お相手はホロライブのVTuberさんですので、もちろん次元を超えて直接話すわけではありません。小さなブースにモニタとWebカメラが設置されており、ファンはその前に立ってヘッドセットを使って会話を楽しむことになります。次元を超えた握手は残念ながらまだできませんが、自撮りで一緒に写真を撮ることは可能です。

※2024/09/11追記:残念ながら今回のイチ推しトークでは写真撮影NGだそうで、2ショットもできないようです……

話せる時間はイベントによって異なりますが、今回は前回イベントと同じく1人あたり1分間です。前回同様、今回もグッズの販売がありますし、モニタリングトークという別のライブイベントも共催されるようです。詳しくはイベントページをご覧ください。

前回のイベント(2022年2月20日)の様子

当時、僕はまだ関東に引っ越す前であり、愛知県に住んでおりました。今回のチケットは抽選ですが、前回はなんと先着順。アパートはインターネットを引いていなかったため4G回線で先着戦争に挑みましたが、販売開始の1秒前にリロードしたところ微妙なラグによりタイミングよく販売開始時間に滑り込めました。今を思い返しても、あれは本当に奇跡だったと思います。そしてその奇跡は、僕のその後の推し活のあり方を大きく変えました……

準備したもの・こと

この貴重な1分を絶対に無駄にしないため、当日まで準備を入念に行いました。

  • A4サイズの名札を準備しておく

    • タレントさんはいつも我々を名前の文字列やYouTube/Twitterのアイコンで認識していますので、口頭で自己紹介するよりも、それらを印刷した紙を見せたほうが早いです。

    • かといって名刺サイズだと小さすぎてカメラに見えません。

    • 光の反射でカメラに映らないかもしれないため、光沢紙やラミネートはやめておきましょう。

  • トークデッキを考えておく

    • 1分は本当に短いです。言いたいことを全部伝えようとするときっと1分では足りないでしょう。

    • いくつか伝えたいことを準備しておいて、優先度順に話していくのが良いです。

    • スマートフォンのメモアプリにメモをしておきましょう。

    • 逆にタレントさんの方から話を振ってくれることもあります。

  • スマートフォンを満充電にしておく

    • せっかく持っていっても充電がないと写真が撮れません!

    • モバイルバッテリーも忘れずに。僕は忘れて困りました。

  • Twitterでタレントさんがイベントのことをツイートしていたら「行くよ!」とリプライする

    • 全然関係ない話題をしているところに急にリプライするのは駄目ですが、行くことを事前に伝えておくと良いです。目に止まれば、あなたが来ることをちゃんと覚えてくれるかもしれません。

    • ただ、このあたりはタレントさんによって考え方が違うため注意。見てくれたらラッキーくらいの気持ちで。

  • 身だしなみを整える

    • 推しに会いに行くのですから、可能な限りカッコよく、そして愛が伝わるアイテムを身に着けて行きました。

    • 現地で会った方には推しと同じ髪色にしている方もいました。グッズを身につけるなど、自分なりのやり方で良いと思います。

  • 体調を整える

    • 絶対にコロナやインフル、風邪などにならないように!

    • 万全な体調で臨みましょう!

いざ会場へ

前回の会場は秋葉原駅の電気街口から歩いて数分の「ベルサール秋葉原」1Fのホールでした。なんと偶然にも翌日に引越し先の内見(千葉)の予定が入っていたため、1日早く関東に訪れるだけで済みました。会場が見えてくると、すでにイベント第一部の受付が始まっており、たくさんの同志たちの姿が見えました。

このビルの1階がイベント会場です。通行人にブラーをかけていて気づきましたが、この頃はコロナ禍真っ只中でしたのでみんなマスクをしていました。そして、あえて一箇所ブラーを外しているところには……コイキングの被り物をしたすこん部の方が。

この頃、鷹嶺ルイさんのファンサーバに参加していたこともあり、そこに参加している方と合流することができました。こんなにたくさんのホロライブファンと会って話すのも僕にとって初めてだったため、幅広い年齢層でいろんな方がいるんだな……と思いました。そもそも、ホロライブ関係のリアルイベントに参加するのも初めてだった気がします。

次々といろんな方と合流するため、自己紹介が追いつかず……タレントさんとお話する前に、早速名札が役に立ちました。また、一部のルイ友が造花のバラを現地調達しており、みんなそれを持ち歩いていたため、はじめましてのルイ友さんが声をかけてくれたり、Twitterでかかげ先生(ルイさんのイラストレータさん)に反応されたりしました。その場でファンサーバに参加する方も結構多かったです。

こちらが今回作ってきたA4サイズの名札。ラミネートしたバージョンもあったのですが、光の反射でカメラにうまく映らない可能性もあったので結局コピー用紙そのままの状態で使いました。

いよいよ入場の時

自分が応募した部の入場時間になり、入り口付近に集合して入場します。このとき、入場した順番にお話することになります。一緒の部で応募していた方(確かシバタツさんとざんげ君……)と一緒に集合場所に行き、そのまま入場しました。一番目の方、いわゆる「鍵開け」の方は知り合いの方ではなかったですが(確か)、2番目がシバタツさん、3番目が僕でした。

マスク着用必須・消毒必須でした。時代を感じます。

ブースの様子はこんな感じです。懐かしいなあ……

緊張の瞬間をドキドキしながら待つファンたち。

そして僕の大誤算は、当日早朝から行動していたためスマートフォンのバッテリーが切れそうだったこと。しかも荷物はほとんど車に置いてきてしまったため、モバイルバッテリーを持ち合わせていませんでした。万が一充電が切れてしまえば、記念撮影ができなくなります。後ろに並んでいたざんげ君にお願いして充電させてもらいました。本当に助かりました……

このときの御恩は絶対忘れません。

人生最高?の1分間の始まり

自分の番になり、スタッフに誘導されてブースに入りました。このときすでにルイさんはカメラで僕の姿を見ており、ヘッドセットをつけたらすぐに挨拶してくれました。ヘッドセットをつけた時点でスタッフさんがタイマーをスタートさせ、1分間が始まりました。タイマーは結構大きめで見やすい位置にあった記憶があります。モニタとカメラが思ったより高い位置にあったため、A4名札をカメラに向けると……

「あ〜!ryookeraさん!待ってたよ〜!」

しっかり僕が行くとリプライしたことを覚えててくださいました!この時点でもう泣きそうでした。書いている今も思い出し泣きしそうです。写真撮影する時間が足りなくなる前に、最初に撮影を済ませました。

ちゃんとウインクしてくれて嬉しい。この2年後、魔眼ウインクなんて曲が出るなんて予想できませんでした。間違いなく完璧なウインクで僕はすっかり魅了されておりました。

詳しい話の内容は二人だけの秘密ですが、まずはいつもありがとうの気持ちを伝えました。当時はルイさんのメンバーシップの投稿をすべて海外ニキ向けに翻訳していたので、その御縁があって海外ニキからよろしく伝えるよう伝言を預かっていたので、それも伝えました。話の流れで「多分知ってると思うけど〜」って話をしたら「他にもいろんなこと知ってるよ。東海オンエア好きなんだよね」と言われて思わずビックリ。当時はTwitterのbioに東海オンエアが好きであることも書いていましたので、そこも見ていたのですね。ルイさんは現役アイドルオタクということもあり、ファンサ精神が本当にすごいです。同じアイドルオタクなので、どんなファンサをされたら嬉しいかを完璧にわかっていますからね……!

そして、あっという間に残り数秒。ファンならご存知の通りルイさんはタイでの留学経験があり、日常会話レベルのタイ語を習得しております。そこで、タイ語で愛の言葉を伝えましたが、発音が悪かったのか、オタク特有の小声になってしまったためかうまく伝わらず撃沈。いいんです。伝えたいことはすべて伝えられたので。

そして、時間が来たのでヘッドセットを外そうと手をかけると‥‥

「おかゆんとかなたんの応援も頑張ってね!」

あっありがとう!と返すので精一杯でした。当時はルイさんの他におかゆさんとかなたさんも積極的に応援していましたので、そのこともしっかり知ってくれていたわけですね。皆さん……これが彼女の「ホークアイ」です。そして、お気づきの方もいるかと思いますが、ルイさんから見て、おかゆさんとかなたさんは先輩にあたります。本来ならば「おかゆ先輩(当然ながら当時泥棒建設は影も形も無いのでシャッチョ呼びではなかった)」「かなた先輩」と呼ぶべきところを愛称で呼んでいたのです。つまり、このときのルイさんは、僕らと同じホロライブファンとして僕に最後の一言をかけてくれたのでしょう。それがなんだか、とっても嬉しくて、特に深く思い出に残っています。

そして……呆然としながらブースを出て、入口を出て……広場にいた他のルイ友さんたちと合流します。みんな魂が抜けたような、でもどこか嬉しそうな顔をしているんですよね。最高すぎるの瞬間とその余韻で、脳が溶けるような感覚になるのです。当時はサウナにハマっていましたが、サウナで整ったときと似たような恍惚感がありました。交感神経と副交感神経が交互に刺激されたからでしょうか(笑)

その後は、お昼ご飯を食べる時間がなかったため、同じく昼飯を食べそこねた2, 3人でカフェに移動して感想を軽く語り、フリーチャットにお邪魔して現地参加できなかった方とお話をしたり、感想ツイートをしたりしつつ、車に戻ってホテルに向かいました。

イベントのその後

ホテルに戻り、晩ごはんを食べて、今回の出来事を振り返りつつ、そういえば海外ニキたちに報告していない!と思い出しました。英語で簡単なレポートを書いて海外ファンサーバに投稿すると、モデレータから「めっちゃ良いレポートありがとう!他のサーバでも共有していい?」とDMが来たため、快く承諾しました。すると数時間後、そのDMした方ではない別の方が僕のレポートをシオンさんの海外ファンサーバで共有していたらしく、それを見かけた知り合いが「Shioncordでもシェアされてて草」と教えてくれました。思わず笑ってしまいましたが、みなさんほっこりしてくださったみたいで良かったです。(もちろんTwitterでも同様の投稿をしていたので、共有されることに対しては特に問題はありませんでした!)

その後、ルイ友さんのお友達がものすご〜く増えました。これまではネットを経由してのやり取りだったのですが、実際に会って話すといろいろ変わりますね。一気に距離が縮まった気がします。また、イベントの様子を現地やネットで見ていた方がたくさんファンサーバに参加してくださり、一晩ですごく賑やかになったことをよく覚えています。

そして、もうひとつ、自分にとってもターニングポイントともなる出来事が起こります。ルイ友のファンサーバの管理人さんから「今回のリアイベは海外のルイ友は当然参加できなかったわけだけど、せっかく同じルイ友なのにこういったイベントに参加できる機会が少ないのはなんだか寂しい。海外ニキも参加できる応援企画を考えたいので、協力してくれないか」とお声がかかり……そして、こちらの記事でお伝えした内容につながるわけです。

次のイチ推しトークに向けて

次のイチ推しトークですが、もちろん参加したいと思います。ただ、今回はおかゆさんとかなたさんだけ応募して、ルイさんは応募しない予定です。これは、前回のイチ推しトークで話せなかった方にこそ、ぜひルイさんとお話してほしい、という個人的な想いからです。もちろん僕が勝手に考えていることなので、2回目を応募する方は悪だ、ということは一切ありません。ルイさんだって2年前に会ったファンの方と久しぶりに再開できたら嬉しいでしょうし。ほぼエゴです。ただ、説明しておかないと誤解を生むような気がしたのでこの場で説明しておきたく……。

もし当選したら、今回も準備を万全にして参加しようと思います。今度こそモバイルバッテリーは持っていきます。そして今回は真夏の開催ですので、熱中症対策も忘れないようにしたいと思います。

次に参加する方へのアドバイス

ということで、前回の経験をふまえ、僭越ながらアドバイスをしたく……。

  • 準備をしっかりして臨みましょう!

    • 冒頭でお伝えした「準備したもの・こと」を参考にしてください。

    • 特にスマートフォンの準備とトークデッキはマジで大切です。

  • 写真撮影はスムーズに!

    • 意外とモニタの位置が高いかも。特に女性の方や、僕みたいな低身長男性は辛いです。

    • スムーズに自撮りできるように練習しましょう。自分のPCモニタに推しの配信を映してイメトレするのも良いかもしれません。

    • ※2024/09/11追記:残念ながら今回のイチ推しトークでは写真撮影NGだそうで、2ショットもできないようです……

  • 楽しむ心を忘れずに!

    • 人生最高の1分間になるかもしれません。

    • 悔いのないようにしっかり楽しみましょう!

あとは……このイベントに限った話ではないですが、気が向いたら同じ推しを応援するファンの方と交流してみるのもいいかもしません。これは完全に任意ですが、意外とその場でお友達ができることもあります。その場にいる人はみんなホロライブが大好きな人なので、初対面でありながら共通点がひとつある状態から会話がスタートするということになります。きっとすぐに仲良くなれますよ。逆に僕らがグループでお話しているときに「すみません!みなさんルイ友さんですか?」と声をかけてくださった方もいました。もちろん大歓迎してその場で一緒にお話したり、感想を語り合ったりしました。

ただし、もし立ち止まってお話する場合は通行の妨げにならないように注意。前回の会場は外に広場があったため、ある程度は大丈夫でした。今回も待機ホールがあるみたいなので大丈夫かな……?

また、推しの印象に強く残るなにかを持っていく or するのも良いかもしれません。僕はそこまで奇抜なことは思いつきませんでしたが、コイキングの被り物を被っている方がいたり(当時フブキさんが金コイ耐久をしていたため)、タペストリーを背負っていったり、求婚をしたり、「絶対浮気しません」と宣言する方がいたり……なにか思いついたらぜひやってみてください。ただし、推しを傷つけたり、周りに迷惑のかかること等は絶対にやめましょう。あくまで常識の範囲内で!もちろん、シンプルにお話するだけでもものすご〜〜〜く楽しいので、難しく考える必要はないですよ!

印象に残る方といえば、この切り抜きが特に面白かったです。ミツバチの格好をしている人……見かけた覚えがあります。

ちなみに、こちらのおにぎりゃーさんの記事も大変参考になりますので紹介します。漫画にもなっててかわいいです。魂が抜ける描写を見て「めっちゃわかる〜!」ってなりました。

ちなみに、前回のイベントは男性の方が多く、女性の方は数えるほどしかいらっしゃいませんでしたが、あれからファン層も広がり、fes/EXPOの様子を鑑みると今回のイベントでも女性率が比較的高くなるのではないかと思っております。女性の方も安心して参加できると思いますよ!

とはいえ……まずは応募しないことには始まりません。先行(抽選)受付は8月4日の23時59分まで。お忘れなく!(いつも申し込みを忘れがちな自分への自戒)

おわりに

執筆中に日付が変わってしまいましたが、昨日8月2日の正午にイチ推しトークの開催についてアナウンスがされ、前回のイベントについて思いを馳せていたところ、「noteに前回のレポ記事書かないの?」と軽くリクエストされたので、急遽予定を変更してこちらの記事をお送りしました。

(以下は宣伝になりますので、よければご覧ください……)

僕のnoteでは、海外ニキと一緒にホロライブを応援している経験を活かし、海外ニキの推し活事情、推し活を通して英語を勉強するノウハウなどをお届けしております。ホロライブ以外にも海外文化や語学についての記事も書いておりますので、よろしければフォローしていただけると幸いです。頑張って1ヶ月に1本は更新するようにしております。

また、Holo Language Exchange (join.hololang.exchange/) という言語交流を目的としたサーバのモデレータをしていたり、ホロリスのためのMisskeyインスタンス「ほろみすきー (holomisskey.net) 」の運営もしていますので、興味のある方はぜひご参加ください。

次回の記事は……本来予定していた記事を執筆予定です。3月のEXPO/fesで海外ニキからたくさんもらったお土産の紹介・レビューです。日本で買えるものもありますので、僕のように海外の食べ物にトライすることが好きな方はぜひご期待ください。

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