扇子のセンス
どうもたろうです。
タイトルみて思った人。そう皆まで言わずとも分かっております。
親父ギャグをよくぞここまでシンプルに思い切ってタイトルにしたなと。
特にタイトルに意味はないんですが、最近熱くなってきましたよね。
僕熱がりなので常にタオルと仰ぐものを持ち歩きたいんのです!
ということで扇子を買いに行こうとしたんですが、今まで買った扇子はワンシーズンでどこかに無くしてしまうおっちょこちょいなところがありまして。
無くす前提で大変恐縮ですが、先日100均の扇子に事足りるかなと思い購入しました。
購入したては心地よく仰げていて、時折シャッと扇子を開くあのどやっ!っていう感じを楽しみながら過ごしていました。
しかしそんなことも束の間。翌日もうへたってしました。
木の骨組みがしなしなになり、持ち手部分の骨組みを結束している金具はゆるんでいてガバガバに。
これでは扇子として機能していない!
そして再度扇子を購入する為、割としっかりとしている雑貨屋さんに行きひとつ2000円する扇子を購入。
もうもった瞬間違う。
この子できる子だ!
腕相撲をする男性諸君なら理解頂けるだろう。
あの手を握り合った瞬間に感じる相手の力量。
あの感覚が扇子を持ったときに手の平を通じて全身に感じてきます。
100均の扇子を持った時になかったあの感覚が
今目の前で感じれる。
あぁ。あなたに出会えてよかった。
さぁ一太刀振るってみようぞ。
シャッ・・・
これだ。まるで重みが違う。
ふわっふわっふわっ
なんと骨組みがしっかりしている為に力を入れずとも心地よい風が舞い込んでくる。
これだ・・・この余裕のある仰ぎこそ扇子の持ち味。
持ち主の熱さをそっと落ち着かせながらも嫌らしさがない。むしろそこにあるのは優雅さ。
ついうっかりと古風な言葉遣いがでてきそうだ。
もう100均のものは使えない。
やはりモノには価格に見合った相応のものが得られるらしい。
うむ。いとおかし。