スターウォーズ アソーカ8話 かなり正直な感想
皆さま、ご機嫌よう。
ついに終わってしまいましたね。
アソーカ8話の感想話していきます。
1.スローン大提督の過去
スローン提督の過去の話が出てきましたね。
モーガンとの話の中で、一人のジェダイに敗れた経験があるので侮るつもりはないと言っています。
ここは、アニメ反乱者たちの最終話で描かれたエズラへの敗北を指しています。
それが原因で望まない別銀河にエズラと共に飛ばされましたからね。
エズラとスローンの確執を表す大事な場面です。
2.ダソミアの刺客モーガン
マンダロリアンからのアソーカの因縁の相手です。
グレートマザーたちの『闇の贈り物』と呼ばれる魔術で、何かに変えられました。
何なのかは説明されませんでしたので、
アソーカと戦う前に描いたことになにか意味があるのかもしれません。
マザー達から緑色に輝く武器を授かるモーガン。
タルジンの剣ですね。
クローンウォーズに出てきたナイトシスターの長、マザータルジンが使っていた武器です。
そういうの取り入れてくるところ大好きです。
3.アソーカとサビーヌの関係
この二人は、最後までちゃんと師匠と弟子してましたね。
アソーカは弟子のサビーヌの過ちを大きくは咎めませんでした。
かつてアナキンがそうしてくれたように、自分も弟子の味方でいたいと言っています。
アナキンとの思い出は、アソーカにとって大切なものです。
おそらくは反乱者たちでのベイダーとの対面で、アナキンとのことはアソーカの中である種トラウマのようにもなっていたことでしょう。
しかしアナキンは、狭間の世界に現れて死に直面したアソーカを助けてくれました。
アナキンの闇堕ちを止められなかったことを何よりも悔いているアソーカにとって、このドラマアソーカは救いでもあるのです。
今まで、彼女だけが救われませんでしたから。
アナキンがかつての姿で自分の前に現れたということは、彼の魂が真に救済されたことを意味します。
それを身をもって感じることが出来た。
だからこそ、尊敬する師との思い出として彼のことを自分の弟子に話したのでしょうね。
アソーカが報われたのはこのドラマの一番の価値だと思っています。
4.バトルシーン
■ アンデッド・トルーパー
グレートマザー達によって、トルーパーがアンデッド・トルーパーに。
やはり出てきましたねゾンビ。
それでこそダソミアの魔女たちです。
■ モーガンVSアソーカ
流石に素晴らしいバトルでした。
一撃でも喰らえば即死な命の駆け引きがとても良かった。
これでこそバトルですよ。
結果はアソーカの勝利でしたが、思ったよりあっけなかったですね。
ライトセーバーバトルは案外あっけなく終わってこそのスターウォーズではありますが。
モーガンは得体の知れないものに変えられてもいるので、また復活するのかもしれません。
■ エズラだけが搭乗
サビーヌとの協力により、エズラだけがスローンの艦に乗り込むことができました。
ここであの曲を流すのはずるいって。
エズラは銀河にとっての『希望』。
まさにスターウォーズという感じがして震えた瞬間でした。
5.置いて行かれた者たち
結局、帰れた仲間はエズラだけでした。
置いて行かれたアソーカとサビーヌ。
そして忘れてはいけないのがベイランとハティです。
■ 部族に加わるハティ
ハティは部族を見つけ、ライトセーバーを掲げました。
部族を率いる伏線でしょうか。
この鎧武者のような部族、かっこいいですよね。
■ ザ・ワンズの石像
ベイランは、何やら巨大な像の手に。
引きで映ると、なんとザ・ワンズの石像。
やはり出てきたかザ・ワンズ。
ザ・ワンズについての豆知識です。
ザ・ワンズとは、アニメシリーズに出てきたフォースにバランスをもたらす神のような存在です。
中立を保つ者『父』。ファーザー。
ダークサイドの者『息子』。サン。
ライトサイドの者『娘』。ドーター。
名前はそのままですね。
寿命のない神のような存在ですが、個々に意思があります。
クローンウォーズでは、神と言うよりは寧ろ人間寄りに描かれていました。
その実態は結構謎の多い存在です。
アニメで出てきたのもほんのちょっとですから。
ただ、彼らが関わるエピソードで過去改変が描かれていたりするので、ここで出てきたことにはなにか大きな意味があるように感じます。
これに関してはここに書くと長くなるので、
アソーカドラマ総評の記事で詳しくお話します。
父に息子に娘。
そして度々登場するダソミアのマザー(母)。
何か関係がありそうですよね。
ザ・ワンズが詳しく描かれるのかと考えると、かなり熱いものがあります。
6.それぞれの元へ
エズラは、レジスタンスのヘラ達の元へ。
エズラだと分かった時のチョッパーの反応がかわいかった。
一方スローン大提督。
元の銀河に帰還を果たしたスローンは、ダソミアへと向かいました。
グレートマザー達の本拠地ですからね。
何かを企んでいることは間違いないでしょう。
大切に積んでいた積み荷の中身も気になります。
エズラとスローン。
仲間の中でエズラだけが帰還できたことを考えると、この2人が今後のシリーズで対比されて描かれていくのだと思います。
7.アナキンのフォースゴースト
別銀河に置いて行かれたアソーカとサビーヌを見守っていたのは、なんとフォースゴーストのアナキン。
はい、来ましたね。
ラストにこの姿のアナキンを映したのは流石としか言いようがない。
アソーカとサビーヌは何かを感じてはいますが、目に見えてはいません。
フォースゴーストは常に見えるわけではないんです。
クワイガンもオビワンを側でずっと見守っていましたが、オビワンには見えていませんでした。
ただ、本当に必要な時に助けてくれるのもフォースゴーストの役目です。
アソーカとアナキンの会話が聞けるかもしれません。
今後に期待ですね。
8.アソーカ8話の総評
アソーカ8話の総評で、この記事を締めくくります。
ドラマ通しての総評とまとめるか悩みましたが、書きたいことが沢山あるので分けることにしますね。
■ 総評
8話全体として見せ場は多かったですが、正直に言うと『え?もう終わっちゃうの?』とも思いました。
明らかに次へ続く感じの終わり方だったからですね。
見せ場は多いけど物語はそこまで進んでいない。
今後に続けるための接続詞のような物語とでも言いましょうか。
完結作ではない分、今後に期待という総評ですね。
モーガンとアソーカのライトセーバーバトルは素晴らしかった。
しかしアソーカの剣技はやはり遅い。
今回のドラマでこう思ってしまったのはかなり正直なところです。
これはアニメと実写を組み合わせる難しさですね。
置いて行かれたアソーカ、サビーヌ、ハティ、ベイラン。
ザ・ワンズの石像が映ったことで、この別銀河に彼らが取り残された『意味』も今後生まれてくるでしょう。
■ スローンとエズラの対比
居残り組の彼らの今後も気になりますが、おそらく今後の物語の軸になってくるのはエズラとスローンなのでしょう。
スローン大提督。
スローンが無事に元の銀河に帰れたということは、全力で帝国を再建しようとするはず。
帝国こそが銀河の安全を保証すると本気で思ってますからね。
実際EP1.2.3の時代にも、共和国勢力と分離主義勢力で争っているのです。
共和国が腐敗に塗れていたのもしっかり事実です。
見方によっては、帝国が独裁制を取ることで銀河を一つにまとめ上げようとしたとも言えますから、スローンの考えは別に間違ってはいないのです。
間違っていない信念を掲げる大人は怖い。
スローンの今後の活躍に期待ですね。
エズラ。
ヒゲこそ生えて成長していますが、結構子どもっぽく描かれています。
変わってなくて少し安心しましたが。
子供の心を持つ想像力のたくましいエズラは、まさに共和国を率いる存在になるはず。
帝国と共和国が、いつの時代も対比して描かれるのは面白いですよね。
スローンの信念も描いているので、この物語の結末をどう持っていくのかにも期待です。
さて、今回はこれくらいにして。
この記事で触れられなかった細かい展開予想などについては、アソーカ全体の総評の記事でお話していきます。
面白かったですね、ドラマアソーカ。
スターウォーズの新しい可能性を再び魅せてくれたデイブ・フィローニ監督に感謝です。
それでは皆さま。
フォースと共にあらんことを。
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