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うーん…。スターウォーズスケルトンクルーがなんとも言えない作品だった件について

皆さま、ご機嫌よう。

本日はやっとスケルトンクルー全話観終わったので、言いたいことを正直に書いていこうと思います。

結構辛辣な物言いをする記事になると思うので、そこだけご了承いただきたい。

結論としては、
うーん、興味が湧かない…。

という感じ。

面白いor面白くない。
これはスターウォーズとしてどうなんだろうか。

と論じられるものなのであればまだ良かった。
それ以前に、残念ながら話の内容に全く興味をそそられなかったというのが個人的な感想です。

これは私が抱いた感想としても個人的にかなり致命的な部類の結論で、これ以上どうやっても落ちることのない終着地点というような気もしています。

1、2話時点ではこれからなにか古き良き時代の映像作品とスターウォーズを組み合わせた新しいものを見せてくれるんじゃないかと胸躍らせていましたが。

蓋を開ければコレジャナイというか。

別段新しくもなく、場当たり的な展開でそれなりに子供たちが成長するという話を描いただけという感じがしたというのが正直なところです。

否定的な文脈からも察してもらえるかと思いますが、私個人としてはかなりの酷評。

最終話まで観て、新鮮さもないし特段毎週ワクワクもさせてくれなかった作品になってしまったという印象です。

ただまあ。

SFドラマの映像としてはそれなりに迫力のある場面もあったりはしたので、子供達は十分に満足できる作品なのかなということは付け足しておきます。

子供は物語性を重視するより先に、まず映像の世界観に魅了されますからね。

そういう意味では、子供達にとってスターウォーズという作品に触れる良いきっかけになる作品としてそこそこの出来には仕上がっていたのかなとは思います。

ただこの感想を読んでいるあなたは大人。

ライトセーバーを手にしたジュードロウが活き活きしていたとか、巨大ゴミ処理ドロイドから船で脱出する場面が割と好きとか、そういう些末を聞きたいわけではないと思います。

なので、大人にこの作品をおすすめできるかと言われれば。
全くと言っておすすめできないという結論を伝えざるを得ないんですね。

既にスターウォーズ好きなら観ればいいし、観なくても特に困らない。

そんな感じに伝えにゃなならんのです。

1、2話感想の記事にも書いたと思うのですがそもそも大人が多いスターウォーズ作品に求められるものは、

子供達を惹きつける映像+大人も満足できる物語力+スターウォーズという融合です。

それ自体がもはや達成難度SSクラスであることは承知していましたが、ここまで魅力の湧かない作品になるとも思ってなかったというのが本音。

ある意味では物議を醸すことができていたアコライト以上に、箸にも棒にも引っかからず完結してしまったと言えるのではないかと。

単純に子供向けの作品だからで済ましてもいいのですが、根本にはなにかもっと大きな問題が絡んでいる気もします。

それは、
なんとも言い難いクオリティの作品をスターウォーズの名前を借りて量産していこうという大きな施策。

ドラマオビワン、いやさエピソード7、8、9辺りからファンが勘づいていた受け入れ難い事実が、より色濃く出た作品であると言えそうです。

言葉を選ばないで言えばスターウォーズの名前を冠していても、より微妙な作品も堂々と出していくと公に宣言されたようなそんな感覚。

微妙な作品を出していてもスターウォーズの名前で数字の利益はとりあえず確保できるでしょうから、会社としての結論はわかります。

ただ、その施策いつまで保つんでしょうか?

ファンの信頼を切り売りしていませんか?と。
特に最近のスターウォーズに関しては強くそう思わされてしまうんですよね。

せめて物議を醸すくらいはして欲しいし、世界が熱狂する話題性はきちんと物語性でもって生み出していって欲しい。

それがなければ、スターウォーズというIP自体の権威は今以上にさらに落ちてしまうだろうなぁと感じざるを得ません。

記事としてどこをどうすれば作品が面白くなるのかを考えて挙げていこうかとも考えていましたが、正直そうする気力が湧かないほどに物語に魅力を感じなかったというのが本音です。

強いて挙げるとすれば、

これをするからこういう結果が生まれる、だからなにをする必要があるという因果関係をもっと丁寧な描写で描いてくれていればなと思ったということは書いておきます。

さて。

ここまでかなり辛辣な感じで書いてきてしまいましたね。
色々言いましたが、この作品が面白いと感じた方の意見を否定するつもりは一切ありません。

ただ単純にこのように感じてしまった私自身がこの作品のターゲット層ではなかったということと、この物語を純粋に楽しめる感性を持ち合わせてはいなかったことも要因の一つかと思います。

私個人としては、
せっかくの映画以上の尺を生かしきれていないなんとも言えないドラマシリーズで愛したスターウォーズが失墜していく様を見ていられない。

そんな焦燥感や苛立ちも、この記事の辛辣さを形作っているのではないかと思います。

このスケルトンクルーをもって宣言された以上は、マーベルドラマのいくつかでもそうしてきましたが、個人的に魅力が薄いと感じてしまったスターウォーズ作品はスルーしていこうかと。

流石に鑑賞はすると思うので今後の記事で名前を出したりはもちろんしていきます。

ここが良かった、好きだったなどの記事をあげることもあると思いますが、魅力を感じれなかったスターウォーズドラマに関しては大々的に記事は書かないかもしれません。

私はこのnoteを、お気に入り作品の保管庫にしていきたい。

映像作品や漫画などの物語というものは、いつの時代も人の心に残るものです。

たとえば年取っておじいちゃんになった時、後世に向けて昔こんな作品が面白かった、今でも観る価値あるぞと胸を張っておすすめできるような、そんなおすすめ作品保管庫にできたらなと漠然と考えてます。

この世界には、面白い作品が溢れている。
それらを紹介していくためにも、なんとも言えない作品について書く時間をそれらに充てたい。

未来のことなのでどんな作品に出会えるかは分かりませんが、これは作品としてめちゃくちゃ面白いぞ、このIPはめちゃくちゃ熱いぞと今まで通り好き勝手に紹介していこうと思ってます。

ではでは皆さま。

またどこかでお会いできることを願いつつ。
フォースと共にあらんことを。

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