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小ロット生産時の値付けについて

僕たちは年間数百人の方達と小ロットで洋服を生産させていただくのだけど、初めての服作りの際によく「値付け」の相談も受ける。

実際に無名で、知名度のない洋服を買ってくれるのだろうか?
自分が使う大切なお金が無駄になるんじゃないだろうか?
そんな不安を抱えた方は多いだろう。

その時によく話すのは「物販は長期戦だ」ということと間違えた値付けのせいでブランドが終わってしまうことがあるよということはよく伝えている。
例えばよく話を聞く
・販売のためにインフルエンサーにギフティングしようと思う
・300人くらいのフォロワーじゃ売れない
・原価に合わせて売値は高くなる


この辺は全部忘れた方がいい。

ブランドの初期についていろんな勘違いが起こっているから、今日は小ロット生産時の値付けについて書いていきたいと思う。

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高専中退、芸能界で俳優、演出家、舞台脚本家として活動後オーストラリアでのワーキングホリデーを経て帰国後家業である縫製業の衰退に衝撃を受ける…

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