アラフィフ女子大生、司書資格取得を目指す
5年間勤めた関西某地方の某老舗旅館のフロント業務を退職して、はや1ヶ月。
この間「ヒマ・・・💧」と思った日は(残念ながら?!)1日たりともありませんでした。
ちょこっと旅行したり、ってのもあったんですが、
一番の理由は、通信制大学の科目履修生として近畿大学の司書資格取得コースに入学したこと。
学籍は10月からとなりますが、既に入学手続きは済んで、テキストもどっさり送られてきてまして
「さあ、いつでも勉強しなさいね」
という状況が整ってます。
実は私、2006年〜2016年まで、関東でもそこそこ忙しいと思われる、神奈川県央地域の公共図書館で働いてました。
勤務していた頃〜これまでの期間、その話をする度に
「あ、司書さんなんですね♪」「いや、資格なくても図書館で働けるんで。。。」
という会話を、何度繰り返したことか。何十回、いやもしかしたら何百回と説明したかもしれません。
その当時にも通信制大学で司書資格にチャレンジしたことはありました。
しかし、日々の業務に追われていた頃に「図書館とはなんぞや・・・」という命題に、どうしても立ち向かう気力がなく。。。
結局、レポートを一つも提出することなく、挫折した苦い過去もあるのです。
30代の元気一杯だった頃に挫折して、違う土地で違う仕事を経て、またなぜ50代の今、もう一度司書資格取得に挑戦してみようかと思った大きな理由は
「人生のやり残した宿題を終えたい、忘れられない初恋の人にも準える司書資格をキャリアの証としてでも、取っておきたい」
ってことかな。。。
これまでの人生で、死に物狂いで何かに打ち込んだ、という経験がなく、なんとなく〜〜を繰り返して、なんでも中途半端で尻切れトンボで終わったことばかり、ってのに嫌気がさしたというのもあります。
一度ぐらい、他のことは顧みず、目標に向かって邁進したい。
50代半ばで司書資格を取得できたとしても、今更これで再就職がすんなり行くとは到底思ってなく。
もしまたご縁があって、どこかの図書館でお仕事できるならば、最高に幸せですけど、それだけが目的ではない。。。というか。
実際、現状の司書さんたちがどれほど悪条件でお仕事なさっているかというのも知ってる。
諸外国ならば国家資格の専門職として立派なキャリアを築いていけるはずなのに、そうは問屋がおろさねえぜ、ここはJAPANだから!ってのも、知ってる。
図書館の底辺業務は知識<体力勝負、ってのも肌感覚で知ってる。
でも、やってみたい。
何よりも私は「知の宝庫」である図書館の空間が好きなの。
(だから10年勤めることができた。。。ってのもあるんだよね)
実際に勉強を始めてみると、司書資格の取得<図書館学という学問のサワリをさらっている・・・という感じ。
仕事や育児の傍ら「本が好きだから。。。」という理由で、この勉強を始めた方々のことを、心の底から尊敬します。
いや。。。何か他のことをしながらこの資格取得目指すって、ほんっと、大変だと思うわ。
今、無職で、このことに集中できる状況+現場のことに関しての実務による実績に基づく知識があるという身であるからこそ、今の勉強が面白くて、どんとこい!的な気持ちになってるんだよな〜〜って、めちゃくちゃ実感してるもの。
そして困ったことに、司書資格はもちろん取れるに越したことはないけど、学問としての図書館学がめちゃくちゃ面白い。
短大卒の身としては、これまで触ったことがなかった、論文やらレポート作成やらが、もう面白すぎて。
2024年の今、レポート提出もWEBで完結しちゃうし、
なんなら、参考文献の検索や閲覧でさえ、WEBで完結しちゃうこのご時世。
50余年の人生の経験をも落とし込みつつ、の勉強が、本当に面白くって。
仕事を辞める時には「次はないかも」って悲壮感に襲われていたけども、
私の選択は、間違っていなかった。。。!って、今なら、確信を持てる。
とりあえず、死に物狂いで頑張ると決めて1ヶ月。
今日やっと、一つ目のレポートの下書きが終了(提出は10月1日以降なので、まだいくらでも編集の余地あり💧)
ま、やれるだけやってみます。。。