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転職希望なら必須のイギリスのBRPカード
Biometric Residence Permit(生体認証付在留許可証)通称BRPは、カード形式のイギリスに滞在するためのビザです。
本日私の友人が、やっと重い腰をあげてBRPの申請に至りました。あとは自宅に届くのを待つだけです。自身も最近取得したので、その時の事を書いてみたいと思います。
私がイギリスで永住権を取得したのは今から10年ほど前でしたが、その時は永住権ビザはパスポートに貼られていました。なので旅行に行く時もパスポートさえ持っていれば大丈夫だったのです。
2018年にそのビザが貼ってあるパスポートが切れてからは、新しいパスポートと一緒に古いパスポートと二冊携帯して旅行していました。それで何ら困る事はなかったのです。
しかし、一つ問題が出てきました。転職をするのならBRPを作らないと出来ないという状況になったのです。
最初の頃は、転職先が大企業でなければ切れたパスポートに貼ってあるビザでもまだ大丈夫だったのですが、だんだん規制が厳しくなり現在はBRPを持っていなければ雇わないという会社がほとんどです。
会社もBRPなしの人材を雇ってそれが明るみになった時、罰金を課せられるのです。
私は旅行が大好きで年に何度も海外に出るし、年末年始はほぼ日本に帰省していました。コロナパンデミックが起こるまでは。。。
それが理由で、BRPの申請を渋っていたのです。なぜなら申請中は国外に出てはいけないし、最長半年は取得にかかると聞いていたからです。
それならロックダウン中に申請すれば、どうせ何処にも行けないのだからと思い、以前の勤め先の人間関係にかなり悩まされていた私は、イギリスが二度目のロックダウンをした時、ここぞとばかりにBRPの申請に踏み切りました。
資料集めからホームオフィス(イギリス内務省)への申し込み、仲介業者での指紋接種と顔写真撮影の予約、資料をスキャンして仲介業者にPDFで送信、予約日に仲介業者へ出向いて、郵送でホームオフィスからカードが自宅に届くまで全部で三ヶ月かかりました。
思っていたよりも早く取得出来たし、今は無事に転職してハッピーに働いております。ちなみに転職先ではやはりBRPの有無を聞かれました。
転職しないのなら今の所BRPは必要ないですが、転職したくなったときに慌てる事になるので、お金もかかるしちょっと面倒ではありますがBRPは取得しておいた方が安心出来ると思います。