あってもないようなイギリスの閉店時間
今日こんなことがありました。イギリスのショップは日曜日の営業時間が短く、大体夕方の6時には閉店になります。
どうしても今日ウェブでオーダーした靴を取りに行きたくて、仕事が終わった後大急ぎで大型ショッピングモールの靴屋に向かいました。バスと電車をうまく乗り継ぎできれば、ぎりぎり6時までには到着する計算でした。
運よく閉店10分前に着いたのですが、遠目からでも何やら店員さんが中のお客さんを出した後鍵をかけているのが見えました。
私は慌ててどうしても靴をピックアップしたいと携帯の受け取り番号を見せましたが、お兄さんはなんだかめんどくさそうでした。
すると黒人の女性が現れてなぜ10分前なのに店を閉めるんだ、閉店は6時だから店に入れろと捲し立てました。店員さんは“怒鳴るのはやめてくれ“と言って諦めモードになり彼女と私は店内に入ることが出来たのですが、彼女はまだ他の店員にも同じようにお説教をしています。
私はその隙に自分の靴を受け取ることが出来たので彼女には感謝しているし、閉店10分前に鍵をかけようとした店の方が間違っていると思うのですが、こんなことは日常茶飯事です。
閉店時間に間に合った!と思って駆けつけたけれど、すでに電気が消えて誰もいなかったなんてことも。日本ではあり得ませんよね?
今はSNSでなんでも書けてしまう恐ろしい時代、レビューの評価で売上にも支障が出るので消費者側の方が断然強い時代になっています。
なので店員さんたちも何か言いたげでしたが、彼女の要求する靴のサイズを大人しく探しに行っていました。
どさくさに紛れて靴を受け取りそそくさと店を後にした私は、もしあの人が文句を言ってくれなければ自分は諦めていたに違いないし今日は運が良かったなーと思うのでした。