住宅街ハイキングの実践記録:横浜市高田より
住宅街をぶらぶらっと歩くことの楽しさをまだ知らない人のために、実際に歩いてみた時の記録を紹介します。
これを読んで、なんか楽しそう、と思ってもらえたら嬉しいです。
ルート決め
まずスタートとゴールの地点をざっくりと決めます。
歩き切ることが目的ではないので、最終的にどこまで歩くかはその時の気分で決めますが、一応仮ゴールを決めときます。行き帰りのことを考えて、スタート地点とゴール地点は電車の駅が良いです。
今回は、横浜市営地下鉄グリーンラインの高田駅をスタート地点に、ブルーラインの新羽駅を仮ゴールにしました。
選んだ理由は、まだ行ったことがないから、というぐらいです。前情報は一切ありません。多分住宅街なんだろう、ぐらいの印象です。
Googleマップで調べたところによると、まっすぐ歩けば40分ぐらいの道のりです。
実践
電車で高田駅まで移動し、駅前から歩き始めます。時刻は13:30頃でした。
地下鉄の駅なので地上部分はこじんまりとしていました。
駅前にはバスロータリーがあるものの、商業施設が集中しているということでもなく、週末ということもあってか人通りも少なめです。平日の朝夕の通勤通学ラッシュの時間帯はもっと人が多いのかもしれません。
住宅街の中の駅という感じの静かな駅です。
駅前を見渡したところで、これから歩く方向を確認します。
新羽方面を見てみると、片側二車線の道路が真っ直ぐ伸びています。道の先に丘や山、高いビルなどは見当たらず、しばらく平らな地形が続いていそうな雰囲気です。
ここで、この道路の反対方面を見てみます。
道の先がちょっと山になっていて、こちらの方が道の起伏が面白そうな感じがします。ここで早速予定を変更して新羽駅とは反対側に一旦歩き始めることにします。その後に新羽駅方面に戻るかは後で考えることにします。
地図で見るとこっち方面です。
しばらく歩いていると、道の右手に雰囲気の良い階段が見えました。
この階段を登ってに進んでいくことにします。
階段を登るとまた別の階段がありました。両脇の住宅が高低差を強調して美しいです。さらに登ることにします。
階段を登ると少し急な坂道になっていました。道の先には青空が広がっていて、空に向かって歩いている気分です。
期待していたとおり、この辺りは丘の上やその周りの斜面に住宅が広がっているようです。
斜面に立つ建物とその間を通る坂道の配置が美しいです。
広い空を眺めながら階段を登るのが気持ちいいです。
ここまで上に登ると眺望も素晴らしいです。
景色をよく見ると、向こう側のエリアもまた別の丘の上に家が並んでいるようです。右側奥に向かって高くなる緩やかな斜面の上に家々が広がっているのがわかります。
しばらく丘の上の道を歩いた後、下ることにします。
下り坂の向こう側に別の住宅エリアが見えて、街の広がりを感じさせます。
坂を降りた後、改めて新羽駅方面に向かって歩き始めます。
しかし歩き始めてすぐに、また別の良さそうな坂が目に入りました。
新羽駅方面に行くのはまた後回しにして、この坂を登ってみることにします。
そこそこ長い坂でしたが、上まで登ると坂の向こうに空と雲が広がっているのが美しいです。
坂を登り切ると、横に神社がありました。
高田天満宮という神社のようです。
意図せず神社の後側から入る形になってしまいましたが、神社の前側には美しい参道がありました。
さらにその前には下の入り口から続く長い階段がありました。この神社は町を見下ろす山の上に建てられていたようです。
この階段は下りずに、向きを変えてしばらくこの丘の上を歩くことにします。
この丘の上からの眺望も素晴らしいです。遠くにランドマークタワーも見えます。
しばらく丘の上を歩いたところで、新羽駅方面とは逆方向にだいぶ歩いてきたことに気がつきました。
ここまでで大体1時間ぐらい歩いています。
ここより北側に行くなら、ゴールは新羽駅じゃなくて南武線の武蔵中原駅または武蔵新城駅の方(川崎方面)が良さそうです。
どっちに進むか迷いましたが、川崎側に良い雰囲気の坂道が見えたので、そっち側に進むことに決めました。
この後しばらくは丘の上を歩き続けます。この辺りは駅から遠いせいか家が少なく、畑が目立ちます。
広い丘でしたが、反対側の方まで歩いてくると団地がありました。この辺まで来るともう横浜市ではなくて川崎市ですね。
丘の端の方まで来たので、JRの駅がある方面に向けて、丘を下ります。
斜面に立つマンションがカッコいいです。
坂を下り切った辺りはもう市街地という感じで、商店などもチラホラあります。
スタートからここまでで2時間ほど歩いていてちょっと疲れてきたので、ローソンで休憩します。
日も傾いてきたので、そろそろ切り上げることにします。ここからは南武線の駅に向かってまっすぐ歩くことにしました。
バスを使うのもありでしたが、まだ体力には余裕があったので、駅まで30分ほど歩くことにしました。ここからはずっと平坦な道が続くので、詳細は割愛します。
最終的に武蔵新城の駅に16:00ごろに着いて終了です。お疲れ様!
もう少し日の長い春〜初夏の時期なら、もっと長めに歩くのもありでしたね。
感想とまとめ
高田は目立つランドマークや大きな通りは無いながら、斜面に立つ家々が織りなす風景が魅力的な、横浜らしい街でした。
川崎側の武蔵新城はJRの駅前らしい賑やかな雰囲気で、もう少し遅い時間なら飲み歩くのも楽しそうでした。
皆さんにも街歩きの雰囲気を感じてもらえたでしょうか?興味を持ったら、ぜひ自分だけの街歩きを楽しんでみてください。
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