ヴァーストゥ 〜 神話の時代より 1
『 はじめに - ヴァーストゥとは 』
‘ ヴァーストゥ ’ は、聖者マーナサーラによって記された建築の聖典です。
「環境建築学」「環境のヨーガ」「住空間や都市計画のデザイン」に関する古代インドの深遠な知識ヴェーダの一部門であり、広義には「生命力・生命そのもの」に関係するとされます。
一般的にはインド風水として知られ、「純粋な場」「結界」も表します。
(正式には「論・学」を意味するシャーストラを伴い ‘ ヴァーストゥ・シャーストラ ’ と呼ばれます)
住環境を自然の法則と調和させるデザインは、建築学にとどまらず、意識の進化(確立)を促し幸福をもたらすと言われています。
ヴァーストゥが 別名 ‘ スターパティヤ(確立する) ヴェーダ(知識) ’ と呼ばれる所以です。
古代では、モヘンジョダロやアンコールワットなどの一部に、
現代では、マイクロソフト、アマゾン、ボーイングなどアメリカのファースト企業の社屋に取り入れられたと言われています。
これより神話の時代まで遡り、様々な角度から ‘ ヴァーストゥ ’ をお伝えしていきたいと思います。
ご愛読いただけましたら嬉しいです。
次回は、ヒンドゥーによる宇宙の設計者、建築の神様のあらましからお伝えします。
お読みくださりありがとうございました。
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