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【280日目】続パンデミック体験記
ご隠居からのメール:【続パンデミック体験記】
まさか「パンデミック体験記」の続編を書くことになるとは予期していなかったが、諸般の事情からやむをえない。どうやら避けられない運命にあるということは、「パンデミック体験記」のエンディングの歯切れの悪さから、察知できたはずだったが、しっかり察知できなかったところをみると、私は老化が進みすぎて、認知力と判断力が衰えているらしい。
ふりかえってみると、昨年の八月三十一日に「パンデミック体験記」のエンディングを書き終え、脱稿した当時は、まだ緊急事態宣言とまん延防止等重点措置を発出、適用中だった。新型コロナウイルスの世界的流行は収束のメドがつかず、私の草稿もエンディングの歯切れが悪く、いささか物足りないという後味が残った。
しかも、あの体験記は、私自身が直接、体験した出来事をリアルに綴ったものではなく、もっぱらアルベール・カミユの小説「ペスト」の登場人物や私の親族の死について憶測をまじえて書いたものにすぎない。
やはり、私自身が直接、経験したことをありのまま記述した文章のほうが、迫真のリアリティがあり、読み手に訴える力が強いと思う。
今年はどうかというと、二年間猛威をふるい続けたコロナウイルスもようやく勢いが衰えてきたような気配もあるが、オミクロン株という新しい変異株を中心に盛り返す兆しもあり、見通しは依然として予断を許さない。
日本政府は昨年2021年9月30日に緊急事態宣言とまん延防止等重点措置を全面解除し、感染症対策に一区切りつける姿勢を示した。今年はまだはじまったばかりだが、今のところは、このような感染症対策を施行する動きは見せていない。
返信:【Re_続パンデミック体験記】
新年あけましておめでとうございます。2022年もよろしくお願いします。
「パンデミック体験記」の続編を書くとは、おもってもみなかったね。色んな人の憶測もあったけど、コロナパンデミックは、今年もまだまだ終息しなそうだ。
父さんとメールのやりとりがはじまって、もうすぐ一年間か。おかげで日本史のなかでご先祖さまがどのような活躍をしてきたのか、じぶんが、なぜ生まれてきたのかを知ることができた。
そして、歴史を知ることで、先人の苦労や知恵を学ぶことができた。もっというと、じぶんがなんのために生きているのかという、人生の意味にも近づけた気がする。
「古代」「中世」「近世」を過ごしたご先祖さまたちも、正月に餅に餅を食べてすごしたかな。今日は家族で、鎌倉に向かい初詣にいってくる。
鎌倉にある長谷は、長谷部信連がつくった村だと、勝手に思っているけど、鶴岡八幡宮へ初詣できるのもご縁だろうな。源氏の血筋、八幡太郎さんにご挨拶をして、2022年も良い年になるように誓ってくるよ。