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【99日目】鮎川義介

「人間と戦争」の五代産業のモデルは鮎川コンツェルンで、当時は新興財閥だった。日産の前身だと思う。

Jの息子は「人間と戦争」をみることはないだろうか。現実には人間がいるかぎり、戦争はなくならないと思うが、権力がある人たちからしても、このくらいで飼い慣らした方が得策だということは学んでいる。徳川幕府だって、百姓は生かさず、殺さずという方針だった。共産党が権力を握った今、習近平もそう思っているはずだよ。

ただ、現実にはコロナでも格差が拡大しているように見える。給付金のばら
まきを何度か繰り返したほうがよい。テレビで機内結婚式が流行って、希望者が多いとテレビで報道していた。結婚式をあげたがる若者が激減したのではないかと心配していたが、結婚式へのニーズはまだ強いようだ。

連合艦隊はバルチック艦隊に圧勝したが、東郷平八郎と秋山真之はあやうく敵艦の主力がウラジオストックに逃げるチャンスを見逃す瞬間もあった。そのピンチを救ったのが、第二艦隊の佐藤鉄五郎参謀と上村彦之丞司令官だったと、「坂の上の雲」には書いてある。秋山真之がいなければ、佐藤鉄五郎が連合艦隊の参謀になっていただろう。


返信:【Re_鮎川義介】

日産コンツェルンを調べると創業者鮎川義介の母方叔父は、井上馨らしい。井上馨は渋沢栄一や三井財閥などにも関わっているので、近代日本資本主義の父が渋沢栄一なら、近代日本資本主義の祖父は井上馨だね。

昨日、「人間と戦争」の1部を全てみた。人間の「欲望」と「戦争」を描いてるんだね。ただ、戦後25年の1970年に制作されてるので日本の悪態、醜態を露骨に描いた映画だと思う。さすが、敗戦国という印象。でも、「万歳事件」など知らないこともたくさん知れた。映画では死者数の誇張などもあったが、日本が弾圧したことは間違いない。

やはり、日清・日露戦争で勝利したあと処理がうまくできなかったんだなー。そう考えると、徳川幕府やアメリカをはじめとする連合国は賢く上手くやったよね。ドイツは第一次世界大戦の敗戦から大きな借金を抱えたことで、第二次世界大戦に突入した。やはり、貧乏からの脱却のためだ。

日本も先の大戦で賠償金を払ってはいるが、返済できない金額ではなかった。貧乏からの脱却は、アメリカのおかげで叶ったわけだ。むしろ、日本が多くの賠償金を支払ったビルマ(ミャンマー)の方が、今もなお混乱し貧乏から脱却できていない。やはり、「貧乏」と「格差」が戦争の根っこにあるのかもしれない。

世界に対しパンデミック戦略を仕掛け、一帯一路政策で貧困国を支える中国がこれからどう動くのか。格差社会をうまく隠しながら、ほどよく飼いならしてくれるのならそれはそれで平和になるだろうが、欧米列強国がそれを許さないだろう。

結婚式は、今回のコロナ禍で需要がなくならないことが証明された。市場に変化はあるかもしれないが、とても、重要なこと。あとは、少子化がそれほど大きな問題ではないとも思ってきた。もともと日本の人口は、江戸時代で二千万人、明治時代に五千万人、昭和初期で七千万人だ。

労働力は減るが、機会・AI化が進み生産性を向上させることで補える。日本政府もわかっていると思うよ。国がその気になれば「産めよ増やせよ」と号令をかけて、独身男性を無理やり結婚させるという、昔のような政策をとればいいのだから。

それよりも「氏」や「DNA」を残し子孫が心豊かな生活を過ごせる社会を真剣につくっていくことのほうがよっぽど重要だと思う。


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