【167日目】まさにこれからが本番
ご隠居からのメール:【まさにこれからが本番】
>「自分のパンデミック体験記は、まさにこれからが本番」
ーーこれは現実社会の出来事だ。オレの「パンデミック体験記」は隠居のつぶやきにすぎない。毎日、農作業で忙しい清巳さんからみれば、浮世離れしてのんきすぎるとうつっているかもしれない。
オレにとって、文学(ファミリーヒストリーをふくむ)は現実の癒やしとしての効果をもたらしているが、現実には対価は期待できないし、田舎の山に生え育っている木に関しては一本の所有権もない。
妹の長男が彼女と入籍したという通知がきたので、ささやかながらお祝いをしておいた。これは一本の木に相当する。
>アメリカは「自分の身は自分で守りなさい」とメッセージを発し、世界の警察を辞退した
ーー専門家は「自分の身は自分で守れ」といい、首相は「自存、共存、公存」と言った。これからは自分の判断で地道にコツコツ生きていかなければならない。
中国の冬季オリンピックが張家口で開催されるのは明るいニュース。中国も共存を意識しているということだ。さすがに中国もイスラム国のタリバンを思うように支配することはできないだろう。アフガニスタンのような国にかかわったらロクなことがない。ソ連の崩壊だってそれが原因だ。
返信:【Re_まさにこれからが本番】
人と人とのつき合いは大変だね。どこかしらで血のつながっている親族の集落でも、一人ひとりの立場や思惑によりストレスを感じてしまうこともあるだろう。それを解決するのが村のリーダーなんだろうけど、当主が他県に移住してしまっているのであれば、良い関係を築くのは難しいだろう。
人生100年時代と言われているが、戦国期には人生50年時代だった。子供が3歳まで育つのも一握りの時代。そんな大切な命でも家を守るために命がけで戦った。
自分は高校の友人だけでも既に4人亡くなっている。病気や交通事故など理由は様々だが、現代でも一日一日を生きれることは奇跡的なことなのかもしれない。葬儀屋の小野崎は、一緒に酒を飲むとよくそんなことを言っているよ。
人が命を落とすのは、コロナだけではない。自分もそうだが、平和ボケしている現代の日本人は明日が来ることを当たり前と思っている。それが、幸せなことなのかすらわからないが、それでも、政府とメディアはコロナの報道を流し、不安を煽り続ける。
本当にそれが日本の子孫たちを豊かにすることにつながることなのだろうか。是非とも良いニュース、情報を流してほしいと願う。
ちなみに、小野崎は宵越しの金は持たないスタンスで今も生きている。彼に子供はいないが、目の前の人に喜んでもらったり、人に安心してもらうために精一杯生きながら自分の人生も楽しんでいる。「何のために生きているか」という本質を本能的に理解してるのかな。