【188日目】Y染色体
ご隠居からのメール:【Y染色体】
「自分が何故生まれ、何のために生きているのか」という大問題を解く上で参考になりそうな見解を、百田尚樹が『日本国紀』で万世一系に関する余談として述べている。遺伝子の視点からの見解が興味深いので、転記しておく。
つまり、愛子さまは天皇になれるが、万世一系を続けるためには、生涯独身を続けるか、天皇になるような男と結婚して子供をつくるしかない。
自民党総裁選でも女系天皇に関する議論が争点の一つになっているが、わがファミリーヒストリーでも無視できない。
万世一系の天皇家は、五親等のケース(継体天皇)もあるが、一応、Y染色体が続いている。一方、長谷部家は、喜代太郎さんで途切れ、友次郎さんでも断絶している。弥左衛門さんのDNAも友次郎さんにつながっているかどうか疑わしいかもしれない。
とはいえ、Y染色体が続くことの意味は何だろう?
返信:【Re_Y染色体】
Y染色染色体について調べてみると、人間には、46本の染色体があり、そのうち44本はそっくり同じペア2本×22種類で構成されている、しかも男性(父)、女性(母)から片方ずつサイズや種類、数まで同じペアになるそうだ。だから「蛙の子は蛙」と言われているのだろうな。
46本の染色体のうち残りの2本が、X染色体とY染色体ということだけど、個性として一人ひとり、男系にしか受け継がれないということが、女系天皇に関する議論の本質ということなのであれば、それは、おかしな話だ。
その話をしてしまうと、ほとんどの日本の男性には天皇のY染色体を持っていることになるので、愛子さまと誰が結婚しても、天皇のDNAを残せることになってしまう。
そんなことよりも、2000年という長い期間守り続けた日本の象徴である、先祖を大切にする仏の文化を途切れさせることが嫌なのだろう。
日本で皇室以外に万世一系を継続している直系一族は、天皇家以外にはないだろうし、そのことを政治的に利用しながら諸外国とうまく渡り歩いているという事実もあるしね。
我々のY染色体のルーツを調べるのであれば、ご先祖様は井上氏になるし、その流派は、清和源氏になって、結局は、長谷部氏と同じY染色体を持ってるということになる。(※長谷部氏の血流が桓武平氏ではなく清和源氏ならば)
それよりも22本×22本がペアになり、新たな22本の染色体が生まれることの方が重要じゃないかな。
関ケ原の後、長谷部の名をはばかる必要があるとすると、その理由は、長谷部元信が鬼を追い出したからだろうな。
もし、三村氏が杠城を侵攻する際に、長谷部元信が高瀬の地を侵略したのであれば、高瀬大原の秋末名と重久名の土地にとどまるわけがない。高瀬地区一帯を侵略したはずだ。
もしかしたら、隣の釜村まで被害があったかもしれない。近隣の村、菅生西谷の村にまで悪名を轟かせていてもおかしくない。現に、長谷部絢光氏は、その事実を認識して、痛烈に批判しているのではないかね。
しかし、熊之助が高瀬大原の地に移住した頃には名を隠す必要がなかった。風化するほど時が経っていたと考えれば理にかなう。それこそ、松田氏や大原氏は亀井氏に支えられて、日野に住んでいたのじゃないかね。
移住してきた松田氏が八幡神社を勧請するというのも金がかかる話だ。必ず出資者がいるはず。
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