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【241日目】日御碕神社

ご隠居からのメール:【日御碕神社ひのみさきじんじゃ

日御碕神社は杵築大社(=出雲大社)の「祖神(おやがみ)」で、日の本の昼を守る伊勢神宮と並んで日の本の夜を守る「日没の宮」とされていた。小学六年生の遠足では行く先が出雲。日御碕神社にはお参りしていないが、当時は東洋で一番高い灯台といわれていた日御碕灯台にのぼって日本海を遠く水平線まで眺めたことがある。帰りのバスの車窓からは太陽が海に沈む美しい日没の風景に感動した。

尼子姫十勇士の名前をあげると、女性はスセリ姫、イナタ、女介、猫女、ナギ、黄揚羽の六人で、数がたりない。男性の山中鹿助、尤道理之介もっともどうりのすけ、小倉鼠介、大力介、生死介、早苗介なども加えて十勇士、ということなのだろうか。

白鹿城の松田兵部丞じょうぶのじょう高瀬城たかせじょう米原綱寛まいばらつなひろへの言及もあるが、ほんのちょい役のその他大勢組の扱いだ。

物語の舞台はもっぱら水軍の活躍する日本海。内陸が戦場だった上月城こうづきじょうの戦の描写は省略されている。


返信:【Re_日御碕神社】

日御碕神社は、出雲大社の祖神だったのか。多くの神話がありそうだが、知る人ぞ知る神社なんだね。出雲大社には、以前、一度だけいったことがあるが、いつか、日御碕神社にも行ってみたいものだ。

お父さんくらいの歳になると、「認知症」になる方がいるけど、「認知症」というのは、どういう病なのだろう。頭の病気なのか、心の病気なのか。ちゃんと考えたことがなかったが、少し調べてみると「神経病」の部類にはいるそうだ。

ちなみに、現代を象徴する病「うつ病」も「神経病」。2020年には342万人の人たちが「神経病」を患っており、日本の人口でみると三十人に一人が病におかされている。

「うつ病」の原因はストレスと言われている。ということは、「心」の問題だ。これは、自由主義、民主主義、資本主義の副作用と言ってもいいと思う。日本は、明治維新から先進国を目指し、金を求め、モノがあふれた。戦後は、敗戦国として人権と平和をもとめたが、人の欲望は底深い。

やはり、人間は、「精神の豊かさ」求め続ける生き物なんだと思う。どんなに「金」や「物」があっても満たされない。「自分を認めてほしい」「受け入れてほしい」、1億2千万人の日本人が自我を押し付けあっている。京王線で人を刺し、火災騒動を起こした男性も、「自分を認めてほしい」という思考から人を傷つける行動をとった。

一方、「認知症」は、神様が用意してくれた人生の逃げ道なのだろうか。どんなに地位や名誉、金があったとしても、「認知症」になれば、街を徘徊するなど特異な行動をとってしまう。いままで自分が培ってきた人生の成功や失敗、懺悔や後悔などの「人生観」と迫りくる「死の恐怖」で、心が壊れてしまうのかもしれない。

その場合、七難八苦を乗り越える必要があるのは、パートナーもしくは子供たち、はたまた、公共の人なのかもしれないが、それを乗り越えた先には、その人の心が豊かになり、きっと良いことが起きるのだろう。


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