『ヒロキブルー物語』水不足

この物語はノンフィクションです

痛つっ！
痛いたい…
うー…
何だ 急に…
脇腹が痛い
こんな感覚初めてだぞ
いや、マジで痛い
コレってもしかして内臓系？
ヤバいやつ？
救急車呼んだ方がいい？
自分で恐怖心をあおる
落ち着け
ところで今何時だ？

腕時計のボタンを押すと時刻が表示された。
3時過ぎか…
救急車呼ぶにしても、カミさんが布団に入って2時間くらい。
カミさんを寝不足にさせるのは気の毒だ。
呼ぶにしても、カミさんが起きるまで我慢しよう。

もし救急車に乗せられて搬送された場合、なかなかトイレには行けなくなりそう。
今は尿意もある。
とりあえず、トイレだけには行っておこう。

唸りながらなんとか立ち上がり、暗がりの中 壁にもたれながら階段を降りる。
夜中にトイレに行く場合は、照明をつけるとあまりの眩しさに寝付きが悪くなるので、手探りで行くのが習慣になっている。
当然、トイレも暗いままだ。
とは言え、窓から差し込む薄灯りでぼんやりと見えるので問題は無い。

なんとか部屋に戻り、しばらく転がってじっとしていると、徐々に痛みが薄れていった。

痛つっ！
痛みに目が覚めた。
いつの間にか眠っていたようだ。

なんとか痛みに耐えていると、再び眠りに落ちた。

カミさんが起きたタイミングで布団を出る。
良かった、痛みは無い。
まずはトイレへ。

何だこれ！？

見たこともない色にゾッとする。
もしかして、血尿？
さすがに こんなものを見せるわけにもいかず、トイレを流してからカミさんに説明する。

夜中に脇腹に激痛が走って目が覚めたこと。
今、血尿が出たこと。
今から思えば、おそらく夜中にも血尿が出ていたのだろう。
真っ暗で分からなかった。

ネットで調べてみる。
「脇腹の痛み」「血尿」
どうやら腎臓に結石が…
マジか…
とりあえず病院へ行くことにした。

会社に遅れる旨を連絡し、近くにある総合病院へ徒歩で向かう。
受付で症状を説明すると、
「泌尿器科なんですけど、本日はやっていません」
とのこと。
絶望感に襲われる。
マジか…

グーグルさん助けて…！
近くの泌尿器科を検索。
ここから400mくらいの所に評判の良い泌尿器科がある！
受付開始時間もドンピシャのタイミングだ！

グーグルマップを見ながら、降り注ぐ陽射しの中を歩く。
見つけた！
助かった！

受付を済ませ、いざ診療。
超音波を使っての検査。
妊婦さんの胎児を見るのと同じやつね。
それと尿検査。
それにしても凄い色…

結果、
腎臓に3～4mmの石が左右に2個づつ。
前立腺にも小さいのが出来てる。

痛みの原因となったものは見当たらないので、膀胱へ下って行ったであろうとのこと。
血尿は、石が腎臓から膀胱へ下りた時に細い管を傷付けたらしい。

ちなみに、
血尿は丸一日で治まり、脇腹の痛みは夜中の2回だけで済んだ。

原因は、

水(分)不足。

現状は、朝からトータルで1リットル摂取しているかどうか。

最低でも、1.5リットルは必要。
で、石をこれ以上大きくしない為には、2リットル飲む様にとのこと。

前立腺の方は、水分不足の他に座りっぱなしが原因。
仕事柄、毎日8～10時間以上座ってる…
マメに立ったり歩いたりする様にと。

エアコンをガンガンに効かせて、少し寒いくらいの環境で仕事してるから、あまり水分補給してなかった…
反省。

水分はしっかり取りましょうね。

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220話目。
どうも、あおです😅
腎臓で石を作ってます。
いわゆる賢者の石です。
それを使って錬金術を…
と、妄想は膨らみます。

という訳で、尿管結石ってやつです。
何の前触れもなく、いきなり来ました。

突然の激痛で焦り
見たこともない色に恐怖する
貴重な体験をしました。

とりあえずは、水分を多く取って様子見です。

という訳で今回は、

ピンクと黄色を混ぜた色！

ってお話でした。

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました😊
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ではまた！
あおでした。