愛するクラブがくれたもの【9】
V・ファーレン長崎を愛するサポーターの方からお話を伺い、応援することで得たもの、楽しさを多くの人に広める「愛するクラブがくれたもの」。
第9回は「あけみさん」よりいただいたお話です。
宮崎県在住でサッカー自体に縁のなかったあけみさんがV・ファーレンに興味を持ちハマったのは、ヴィヴィくんがきっかけでした。
偶然、ヴィヴィくんがきっかけの方が2連続。すごい影響力…!
※サムネイルの写真は、V・ファーレンの宮崎キャンプの際に持っていったボードです。
バレーボールのみの興味を変えた、ヴィヴィくん
宮崎に住みバレーボールにしか興味がなかった私が、V・ファーレンに興味を持ったのは2021年頃。
娘から「見て!可愛いよー!」と、ヴィヴィくんの写真を見せてもらったのが始まりです。
その時は長距離運転の道中。私には娘が1人、息子が2人おり、息子2人は9歳から大学生までバレーボールをして、国体などにも出場し私たちを楽しませてくれました。
大学生のなかばまではどこまででも応援に行ってましたが、後半はコロナ禍で無観客となり、私の唯一の楽しみが無しに。
そして次男が鹿児島で就職し、そこに娘と遊びに行った帰りの道中の話題がヴィヴィくんでした。
鹿児島から宮崎まで数時間の道のりでしたが、娘が話すヴィヴィくんの話を聞いているとあっという間でした。
娘は当時、ギラヴァンツ北九州にも営業へ出向く仕事をしていました。
そんななか、試合に招待されてギラヴァンツのスタジアム(ミクニワールドスタジアム北九州)に行った際、試合前のステージで兄貴肌のギランさんと、礼儀正しいヴィヴィくんに初めて会ったそうです。
その時の話を聞きヴィヴィくんの写真を見て「なんて可愛い子!」と思い、すごくワクワクしました。
そこからはInstagramで写真を検索し、娘と2人でどんどんとヴィヴィくんにのめり込みました。
そして何が何でも実物が見たい!と思い、ヴィヴィくんに会うため2人で長崎へ向かうことにしました。
ヴィヴィくんに会うため1泊2日で長崎へ
2022年8月13日。FC琉球戦がある日に、長崎へ向かいました。
雲仙を周り、雲仙市愛野町の長崎カステラランドでカステラ工場を見学し、トラスタには正直に言えばヴィヴィくんに会うためだけの目的で向かいました。
ところが、トラスタまでの道中では驚く事ばかり。
おもてなしロードでは皆さんがとても気さくに声をかけてくださり、これもアレもとおもてなしして頂きました。
「はるばる宮崎からありがとう!」と言ってくださり、好きな選手を聞かれると2人で「ヴィヴィくんに会いに来ました」と伝えました。
皆さんとてもニコニコと、ありがとう!と言ってくださりました。
そして、ようやくスタジアムに到着。念願のヴィヴィくんを、遠くに発見しました!そこからはお祭りのようなスタジアムの雰囲気を楽しみ、場内へ。
2人とも、サッカーには無知でした。選手も知りません。ハーフタイムに登場するヴィヴィくんだけを楽しみにしていました。
ところが、試合がスタートすると、いくつもの大旗と迫力あるサポーターの応援に釘付けになりました。
こんな経験は初めてで、ヴィヴィくんに会うという目的を達成できたことの次にワクワクしました。結果や試合の記憶は…(2-3で敗北)。
翌日は長崎市内や平和公園、原爆資料館を観光して帰りました。
次なる目標は、ヴィヴィくんと写真を撮ること
その次は、ヴィヴィくんと写真を撮ることを目的に、長崎に行くことにしました。
チャンスは、翌2023年5月4日・5月5日。
1泊2日で長崎に向かいました。
4日にはヴィヴィくんが佐世保に来るとのことで、佐世保五番街へ。
そこで娘とヴィヴィくんと、スリーショットのお宝写真をゲットできました。
翌日はヴィヴィくんのお誕生日!この日はお誕生日イベントが開催され、朝から稲佐山展望台に向かいました。
イベントでは、ヴィヴィくんがたくさん練習したピアノを披露してくれたのです。
すべてが愛おしくて、写真に動画に、娘と撮りまくりました。夢を見ているようで、最高の2日間でした。
次は、ヴィヴィくんのグッズが欲しい。お得にゲットするためにも、サポーターになろうと思いました。
そこからはトラスタでのサポーターの熱い雰囲気を味わいたいこともあって、娘と2人で行ける日を選びながら、長崎に年に4〜5回行くようになりました。
徐々にクラブが好きになり、2人の推し選手も!
始まりはヴィヴィくんでしたが、どんな気持ちで戦っているのかを知るにつれて、どんどん選手もV・ファーレンというクラブも好きになりました。
今では選手の名前を覚えて、プレースタイルや人柄などをいろいろと知り、推し選手もできました。中村慶太選手と松澤海斗選手です。
慶太選手が好きなのは以前長崎でプレーしていて、熱い思いでまた自ら長崎を選んで帰って来たことを知り、私が長崎を好きになった事は間違いないと思わせてくれたから。
笑顔も大好きです。
海斗選手は好きな俳優さんに似ているのが好きになったきっかけですが、恐れることなく突き進むドリブルが、息子たちのバレーボールのプレーにどこか重なりました。
好きな事をやれる幸せがプレーに出ているのが好きだし、第16節の鹿児島戦での今季初得点を目の当たりにして、私達に駆け寄ってきて全身で喜びを爆発させた時は息子のように嬉しくて、涙が出ました。
V・ファーレンを知って欲しくて、息子たちを誘って観戦した事もあります。
私の部屋がどんどんV・ファーレン仕様になっていっても、熱くV・ファーレンの話をしても、子供たちは笑顔で聞いてくれ否定をせずにいてくれます。
ただし、いまだにルールを尋ねると爆笑されますが。
熱狂V・ファーレンシートで応援、さらに移住を考えるまでに
今では、V・ファーレンのX・Instagram・YouTubeを毎日チェックしています。
いつも娘と2人で長崎に行っていたのですが、娘は結婚と妊娠をして、今では私1人で観戦に行くようになりました。
2人で楽しみを分かち合ってきたので、少し寂しさもありますが。
ここ数回のトラスタでは、『熱狂V・ファーレンシート』で最後までサポーターの皆さんとともに立って応援しています。
全身で楽しみ、全てをぶつけて、出し尽くして帰っています!
なぜこんなに熱くなったのかは、自分でも分かりません。
でもできる事なら、長崎に移住して応援したいとまで思っています。
長崎の方の人柄、サポーターのまとまり、そしてV・ファーレン長崎の信念、方向性、平和、愛がとっても素敵で大好きです。
伝えきれているのか分かりませんが、ヴィヴィくんとV・ファーレンに出会えて良かったです。きっかけをくれた娘に感謝しています。
今の目標は、なごみで練習を見ること。近くで試合とは違う選手の一面を見たいと思っています。
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