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愛するクラブの発信者:ちょろちゃんさん

noteやYouTube、イラストなどでV・ファーレン長崎について発信する方にお話を伺い、愛する気持ちや活動について紹介する「愛するクラブの発信者」。
今回紹介するのは、V・ファーレンについてのYouTubeチャンネルを運営し動画を投稿している「ちょろちゃんさん」です。

YouTubeチャンネルのリンクは以下をクリック。


(ちょろちゃんさん提供)

2013年・ガンバ大阪戦が最初のきっかけ

わたしがV・ファーレン長崎を知ったのは2013年。
J2初戦のガンバ大阪戦に誘われたのがきっかけです。
それまでサッカーは代表戦をテレビで見る程度だったわたしですが、生でサッカー観戦をしてすぐに、どっぷりハマってしまいました。

ガンバ戦の翌月のアウェイ・愛媛戦も現地参戦し、今度はゴールを決めた山田晃平選手にハマりました。

そこから徐々にサポーターの友人も増え、ホーム戦だけでなく、練習見学やアウェイ戦にも足しげく通うようになっていきます。
山田晃平選手がAC長野パルセイロに移籍した際は、推し選手が移籍するということを初めて経験し、長崎から長野まで通うようになりました。
今でいう「個サポ」ですね。
月に1回、夜行バスなどを駆使して長野まで通っていました(笑)

2023年・清水エスパルス戦で再燃

ところがその後は私生活や仕事が忙しく、なかなかV・ファーレンの試合を観に行けなくなってしまいました。
数年が経った頃、知人に「V-Lovers(ファンクラブ)に入ると1,000円程度で試合を見に行けるよ」と誘われて久々に観戦に行ったのが、2023年第3節のホーム・清水エスパルス戦。
乾貴士選手や権田修一選手が見れるというミーハー心でした。

やはり生で見る試合はわくわくして、「宮城天(現・川崎フロンターレ)選手のプレーがすき!」、「顔は名倉巧選手がすき!」とテンションが上がったことを覚えています。

(ちょろちゃんさん提供)

その試合以降、ホーム戦を時々見に行くようになり、ハーフシーズンパスを購入してからは毎試合観に行くほどハマっていきました。
こんなにハマるようになったのは試合の面白さはもちろんですが、波多野豪選手(現・FC東京)のおかげでもあります。

バスの入り待ちや練習開始時、試合後のグリーティングで「豪ー!」と声をかけたら絶対に反応を返してくれるファンサービス!
「わたしの声が選手に届いているんだ」と実感し、応援する喜びを思い出しました。

V・ファーレンのためにできることを模索しYouTubeをスタート

今シーズンは自分もV・ファーレン長崎のために何かできるのではないかと考え、模索するようになりました。

アウェイ戦にたくさん行くことが良いのか、グッズをたくさん買うべきなのか、などといろいろ考えた末に思い出したのは「サッカーのルールも知らないけれど、とにかくスタジアムがお祭りみたいに楽しいから週末の楽しみになっている」ことが自分の原点であるということ。

そこで、まだトラスタに来たことのない方々にこの楽しさを伝えるべきだと思い、YouTubeを始めました。

YouTubeのサムネイル(ちょろちゃんさん提供)

YouTubeでは、「サッカーのサポーター=怖い」というイメージを持っている方もまだいると思うので、そのような方々のスタジアムに来るハードルが少しでも下がるよう、試合の勝敗に関わらずスタジアムの楽しさをアピールすることをモットーにしています。

動画編集などのスキルは全くないところからのスタートで、今でもほぼiPhoneのみで撮影し、編集も無料アプリです。
サッカー観戦のvlogは毎回同じような動画になりがちなので、試合ごとに違う色の動画が出せるよう工夫しています。

わたしの動画を見て、サッカー観戦や選手の応援が楽しそう!スタジアムに行ってみたい!と思ってくれる方が1人でも増えると嬉しいです。

そのために、そもそもサッカー観戦に興味がない方が動画を再生してくれるにはどうしたら良いかを、日々考えています。
わたしは人がご飯を食べ、お酒を飲んでいるだけの動画を見るのが好きなので、わたしの動画でもスタグルやお酒がメインになっています(笑)

YouTubeのサムネイル(ちょろちゃんさん提供)

若原選手、お酒、若原選手、お酒、たまにヴィヴィくん、という動画ですが、今では他クラブのサポーターの方々も見てくださるようになり、長崎の魅力を外に伝えられていることが嬉しいです。

ただ、YouTuberになりたいわけではなく、あくまでもわたしにできるクラブのためのこととして動画を制作しています。
今後YouTubeではなく別のアプローチの方が良いと判断したらやり方を変える可能性もあります。
YouTubeだけでなく、若い世代がTikTokなどでもサッカー観戦の楽しさを伝えているのを見ると未来は明るいなあと思います!

サッカーに興味のある女性は「推し選手」の発見がおすすめ

サッカーに興味を持ち始めている女性は、推し選手を見つけると楽しさが倍増すると思います!近年はクラブも「推し選手総選挙」を開催しています。

勝負の世界なので一般的な"推し活"とは少し違うかもしれませんが、ある程度はそういう楽しみ方もあると思います。
推し選手と同じ背番号を背負い、応援できることは本当に幸せです。

このメンバーで一緒に戦えるのは今シーズンだけです。
来年には誰かが移籍し、また違うメンバーで戦うことになります。

それはサポーターも同じです。仕事や進学、家庭の事情で来年は長崎を出てしまう方もいらっしゃると思います。
それでも、普段の生活では関わることがない、幅広い年代の名前も知らない方々とスタジアムで勝利の喜びも敗戦の悔しさも一緒に味わえるのは、サッカー観戦ならではの楽しさです。

(ちょろちゃんさん提供)

今季は若原智哉選手を特に応援

また、今シーズンはGKの若原智哉選手を応援しており、若原選手の魅力をお届けできればと思っています。
昨年応援していた波多野選手がFC東京に戻ることになり、今シーズンは京都サンガF.C.から若原選手が長崎にきてくださいました。

Xなどで京都サポーターの方々が若原選手のファインセーブの動画をたくさん紹介してくださり、こんなに素晴らしい選手が長崎に来てくれるとは!と感じて応援しようと思いました。

今シーズンの開幕戦(アウェイ・藤枝戦)で若原選手にゲーフラを見せたところ、笑顔で手を振ってくれたことがとても嬉しくて、そこからどっぷりハマっています!

V・ファーレンの魅力を発信するサポーターが増えると嬉しい

YouTubeを始めて、サポーターの方々に声をかけていただくことも増え、わたし自身も元気をもらっています。

他クラブではYouTube等でクラブの魅力を発信するサポーターが多くいらっしゃいますが、V・ファーレンではまだまだ数える程度です。

新スタジアムでの開催になってからは、今までスタジアムに来たことがない方々もV・ファーレンの試合に興味を持つと思います。
外に向けて発信する方がもっと増えたら良いなと思っています。

仕事でどんなに辛いことがあっても、週末には全部忘れてピースタで仲間たちと声を出してV・ファーレン長崎を応援できる
勝ったら選手たちと一緒に喜べ、負けても『また来週!』とチームを信じて応援する仲間たちがいる。
そんな幸せを実感しながら、日々V・ファーレン長崎のことを応援しています。

(ちょろちゃんさん提供)

長崎県をここまで好きなのはV・ファーレンのおかげ

実はわたしは長崎出身ではありません。
元々は姉が大学進学で先に長崎に住んでおり、追いかける形で長崎に来ました。

就活では関東に出ることも考えましたが、サッカー観戦ができるように『土日祝日が休み』を重視した結果、長崎に残ることになりました。
もうそろそろ長崎県民と言ってもいい頃かな?と思っています(笑)
ここまで長崎県を好きでいられる理由は、V・ファーレン長崎のおかげです。

自分の住む街にJリーグがある喜びを噛み締めながら、これからも皆さんと共に最高の週末を過ごしていきたいです。

また、長崎で一緒に戦ってくださる選手の方々が少しでも長崎が好きになってくれるように、少しでも長崎に来て良かったと思ってもらえるように、これからもわたしにできることを探していきます。

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