【2分で分かる】新元号「令和」の由来って何?【万葉集】
こんにちは、アラハバキです。
新元号が「令和」になったとのことで、出典である万葉集(ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫))をご紹介した動画を投稿しました。
ご興味ある方は、ぜひ御覧ください。
これで終わるのもアレなので、動画の中でしなかった話をしましょうか。
今回は中国の古典からではなく、日本の古典からの採用ということで、大きな話題となっております。
ただ、完全なオリジナルかというとそういうわけではなく、「初春令月、気淑風和」の部分は、実は中国の詩文集である「文選(”もんぜん”と呼びます)」の「仲春令月、時和気清」の句から影響を受けているらしいです(私も初めて知りました)。
あくまで個人的な推測としては、「中国への配慮」があったのかなあなんて思います。
ストレートに大和言葉の古典に切り替えるより、孫引き的な漢文をわざわざ選んだ……的な。
何にせよ、「日本の古典も対象範囲に入れて良いんだ」ということを示したという点では良いことなのではないかなと思います。
選択肢の幅も広がりますしね。
中国の古典でも、日本の古典でも、良い意味の元号が考案されれば、それで良いと思います。
まあでも、私は「日本の古典が選ばれた」ということよりも、新元号予測に盛り上がる日本国民の熱狂ぶりにびっくりしましたけどねw
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