アキレス腱炎になってしまった話
6月初旬のある試合後、マスターズ選手の証とも言えるアキレス腱炎(右足)が発症してしまいました。今回の記事はその経緯の備忘録となります。
発症前
6月上旬にある100mと200mのレースを控え、普段とは異なる調整練習を行っていた。普段と異なる理由は、200mのレースに調整して出場するのが数年ぶりだったため。5月中旬から始めた普段と違う調整練習により疲労が蓄積されたことがアキレス腱炎発症の原因だと考える。
●普段と違う練習
(1)コーナーSD
ここ数年(3年以上)は100mの練習しかしておらず直線中心の練習だったが、200mを控えていたため、久々のコーナーSDを全力かつ本数も多めに取り組んだ。コーナーでの出力アップのせいか右足脹脛に確かな疲労を感じていた。
(2)薄底(になった)ランシューの多用
現役時(9年以上前)に愛用してソールがすり減ったミズノのウェーブスペーサーを実家から引っ張り出し、ドリルやマーク走などで多用した。試合に向けて接地の感覚がよみがえる一方で両脹脛への疲労が蓄積されていった。
(3)スパイクの変更
普段のポイント練習ではナイキのマックフライを履いていたが、200m出場を控え、コーナーでの安定感で勝ると評価されていたアディダスのプライムSP2を購入し、この2週間はプライムSP2で練習していた。スパイクの中で足がズレかかとが擦れて若干赤くなることがあった。
発症
先に記載した普段と違う3要素が脹脛に疲労を蓄積させ、そんな足の状態で出力のあがる試合に出たのが、アキレス腱炎を発症させた原因と考える。
時系列
発症3週間前:脹脛(特に右足)に疲労が蓄積される。
発症1週間前:本数を減らし、脹脛の疲労が軽減される。
発症3日前 :レースで100m出場も脹脛の違和感が強くなり200m棄権。
今思えばこの時、アキレス腱付着部に突っかかるような違和感があった。
発症日 :レース2日後、練習を再開した翌朝アキレス腱に痛みあり。
拙い文章と構成になりますが、次回は治療の経緯を書こうと思います。