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「目を見て話せよ」

それって本当に
やりたいことなのか?

アニキが僕に言うのです。

実はちょっと違うんじゃないか?
よく考えてみろよ…。

アニキが僕に言うのです。

何かに囚われたように
勉強している僕を見て。

何かに復讐するように
怒りに反発する僕を見て。

相手への同情心に
葛藤する僕を見て。

アニキは言うのです。

「それって本当にお前が
 やりたいことなのか?」

「何かに影響されている
 だけじゃないか?」

「後悔しない覚悟はあるのか?
 それを自分自身に対して
 ちゃんと約束できるのか?」
 
アニキは言うのです。
後から他人を恨むようなことに
なったらつまらんぞ。

自分の決断に失望することになっても
その覚悟だけはしておくんだ。
全部自分の責任だと。

裏切られても。
相手のせいではないんだ。
全部自分のせいなんだ。

そこまで覚悟ができないとき、
確実に不幸がやってくるから。

逆にその覚悟さえあれば
100%不幸にはならないよ。

その覚悟ができるお前なら
誰もお前を見捨てることはないよ。

100%、他人のせいにしない

この覚悟だけでは
幸せはこないよ。

だけど、絶対に
不幸にはならないんだ。

こっちが真剣に話してるときは
目を見て話せよ。

それが人としての
礼儀だろ。

 ・ ・ ・

アニキの瞳には厳しくも
愛情が詰まっている。

ありがとう。


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