究極の2面性 amazon創業者に学ぶ
1.ヒストリー
高校をトップの成績で卒業(インタビューで宇宙関連の事業はしたいと伏線を張る)
プリンストン大学で電気工学と計算機科学で学位を取得。(とんでもない優秀な学生)
卒業後、大手企業から声がかかるがベンチャー企業(金融系)に就職。
その後D.Eショー&Co.というヘッジファンド会社に入社し、そこの社長にインターネットの時代が来ることを強めに言われる。
真実かどうか調べるために当時の1年前のインターネット通信量と同じく当時のその年(べゾスが調べた年)のインターネット通信量を比較したところ前年に比べて約2000倍になっていることがわかった。
震えたらしい。
1995年amazon創業
始めは本をネットで販売した。
約3年で総合的なネット通販として最強になる。
amazonが作った画期的(今じゃ当たり前)なシステムサービス。
↓
★類似商品推奨(潜在的な購買意欲を刺激)← 優秀なエンジニアが2週間で制作。べゾス土下座で感謝する。売り上げが瞬く間に伸びた。
・全ランキング制
・ユーザーレビュー
★ワンクリック購入(特許)←他の企業は真似できない
創業間もないGoogleに投資(25万ドルが数千億ドルになる)←ここの先見性やばすぎ。
2000年 ブルーオリジン設立(宇宙にロケットを飛ばす企業)←伏線を回収
Bezos Expeditions設立(個人投資会社)
2018、2019年の2年連続で世界1の大富豪になる。
2.学ぶべきポイント
ジェフベゾスから学ぶべき重要なポイントはタイトルにもあるように2面性の両方である。
①圧倒的データ主義
ジェフベゾスは大学で電子工学や計算機科学を勉強していることから、機械的でロジカルな思考を持ち合わせていた。amazon創業に至った経緯も、自分で調べたインターネットの通信量の比較がきっけになっているため、データに価値を見出す人物であることが分かる。amazonの経営にもそれは反映されており、まさに「全ランキング制」というシステムは顧客にデータ(ランキング)を見せることで顧客の信用を得た。
②スーパーチャレンジマインド
大学卒業後、大手企業からの誘いを断っていることから、どちらかというと安定志向ではないことが考えられる。そしてそこからamazonを立ち上げ、Googleに投資し、ブルーオリジンを設立し、個人投資会社まで作ってしまう。データ主義ならば守りに入りがちなイメージを持つ人は少なくないはず。しかしジェフベゾスは違った。ガンガン投資もして自社では特許を取るほどのイノベーションを起こす。熱いハートを持った人物であろう。
この2面性。例え経営者でなくともこの2つを持ち合わすことができれば、自然と自分が望む結果がついてきそうである。
この世界1の大富豪の思考とマインドを手の届かない遠いものとして捉えるのではなく、自らに置き換え、考えることができれば自分が変われるチャンスになるかもしれない。
3.考察する価値観
ここで取り上げたいのがジェフベゾスが母校の卒業式で話したスピーチの一節である。
「あなたがその時何を選ぶのか。あなたの毎日の決断がこそがあなたをつくっていきます。自分を信じて、自分の道を切り拓いてください。」
重みがすごい...
私はこの文を読んだときに「答えは自分の中にある」と言われたような気がした。自分の決断の積み重ねということはその都度私たちは答えをだし、人生を歩む。その「答え」は毎回自分が出している。環境のせいにするのではなく、その選択が正解だったと思えるように努力をしなければならないと感じた。
ジェフベゾスはなぜこのようなスピーチをしたのか、データから読み取った決断と自分を信じ続けてきた熱いハート。ジェフベゾスはデータと自分という価値を大切にする価値観を持った人物かもしれない。
4.まとめ
前回はGAFAのGであるGoogleの創業者ラリーペイジについて書かせてもらいましたが、今回もGAFAの1個目のA、amazonの創業者ジェフベゾスについて書かせていただきました。
こちらも先見性が光る大天才でしたが全く違う人物でした。
今回の内容でジェフベゾスやamazonに興味を持っていただいた方は、なぜamazonが最初に本から着手したのかを知っていただきたいです。そうすれば、ジェフベゾスのすごさがさらに分かることでしょう。ちなみに最初からなんでもネットで買えるサービスにはしたかったし、そのビジョンも最初から持っていたらしいです。
今回私が書いた内容で学ぶことや、得られる事があれば幸いです。ぜひご自分の価値観と照らし合わせてみてください。ではまた。
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