24時間営業の本屋さん
24時間営業の本屋さんに出会った衝撃で、
その帰り道に短いエッセイを書いてみました。
24時間営業のワナ
コンビニもスーパーも24時間営業するほど、
お店も人もがんばらなくていいと思っているのだけど、
今日出会ったのは、
まさかまさかの24時間営業の本屋さん。
しかも夜中でも人が溢れている新宿でも渋谷でもない、
世田谷区の小さな駅のすぐ近く。
24時間営業して、
いったいぜんたい誰が夜中にノルウェイの森を読みたくなる衝動が来るのかとか、
(Kindleで買えば外に出る必要なんてないし)
ロマンチスト達が夜な夜な冷静と情熱のあいだを買いに来るのか、
朝焼けの中、河原でジャンプを読みたくなるとか、
考えれば考えるほど、わたしの人生にそんなシチュエーションはない。
もしかしたら24時間営業という事実そのものがマーケティングの一種で、
わたしみたいなモノズキが、
その意味をいろいろと考えて日記を付けたり、
また足を向けるためなのかもしれない。
夜中に本が売れることなんて、
そもそもどうでも良いのかもしれない。
あらためての考察
今日もあいてるのかな?ってふと思い出す。
もちろん24時間営業というくらいだから絶対にああいてはいるのだろうけど、100%は信じられないというか。
夜中の本屋さんがどんな様子なのか、
薄暗くひっそりとしているのか、
たくさんお客さんがいたりするのか、
ずっと気になってる。
一晩中張り込んで、
何人がお店に入って、何人が購入したのかカウントしてみたいような。
早朝に納品があるとかで開けておきたいとか、
それとも本は夜中にこそ売れるものとかなのか、、
お家からは電車で行っても1時間の距離だから、
現実的に夜中に行くのはむりなのだけど。
しかも夜中は無人になるようで、
なんだか危ない上に、電気代やセキュリティにかけるお金が、よっぽど利益を上回ってしまうんじゃないかと、よけいな心配。
24時間営業の本屋さん、
とってもミステリアス。