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22時33分
連日、この時間に退勤。月末だしイレギュラー対応も続いた。立場上、インターバル規制なんてあったもんじゃない。
「今日は退勤時に走るぞ」と決意していても、さすがにここまで遅くなると決意が揺らぐ。まして、外は3℃の極寒、無理をして走る意味も見いだせない。そもそも睡眠を削って行うフィットネスが、競技力向上に1mmも寄与しないことはとうに分かっている。
それでも、靴ひもを結ぶ。一念発起して走り出すも、隣の駅でやめようか、めんどくさいし歩こうか、なんなら居酒屋に寄るのもありだよな、ずっとその繰り返し。ただ、僕の場合、たいてい4-50分ぐらい経ったタイミングで楽になる場面が来る。それを心待ちに、なんとか足を動かす。
「まだ?もうしんどいんやけど」「そもそも、ジョグなんてしなければ最初から楽じゃない?自分でしんどい道選んで、楽になるのが楽しみって、まぁまぁキモくない?」そんな事を考えていたら、とうとう今日のジョグで楽になる場面は来なかった。
ここまでして得たものは汗だくの僕、失ったものは10分の移動時間と30分のスマホ・読書時間、そして30分の睡眠時間。絶対走らなくていいと思う。
それでも、今日も走れる準備をして出勤するのだ。生き方不器用すぎない?
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