予定の形の穴、他 2024/02/23
予定の形の穴
昨日、カウンセリングの予約が、担当者の都合によってリスケジュールされた。そもそも天候の影響で体調が悪かったから、なくなってよかったとも思った。
しかし、電話口で「別日に……」と言われた瞬間。私に、予定の形の穴が空いた。そこに風が通っているような気がした。電話が終わってから、その穴を見た。単行本を置けるくらい大きめの、いびつ空洞で、少しひんやりしている。しばらくその穴の輪郭を指でなぞったり、ちっちゃい小物を置いてみたりする。だんだんその穴が小さく縮んで埋まっていくのを眺めた。もちろん妄想だけれど。予定していた外出がなくなるのって、思ったよりも喪失感があるものなんだなと。起きたときから外出の予定を意識していて、その形が自分に組み込まれていたんだと気づいた。
好きな人にあげたい
好きな人に何かあげたいときがある。好きな人っていっても、SNS上で繋がっている人、複数人のことだけど。その人たちのために物をあげたりお金を使いたいと思うときがすごくある。あと作品を購入したいと思うこともすっごいある。
その人たちは嬉しいことに私のことを知っている。むしろ私の作品のファンである人がほとんど。私もその人たちの作品が好きで、できることなら作品を買いたい!と願っている。だけど、SNSに作品を載せていても、冊子やグッズを販売してくれている人は少ない。SNSで見れているだけで幸せではあるけど、欲を言うと、作品を手元に置いておきたい気持ちがある……。
スズリとかでもいいし、落描きでもいいので原画をBOOTHで販売するでもいい(こっちのが理想)、本当に、好きな人たちには作品を売ることをやってほしい。
本音を言うと、大好きな人とオフ会をして、目の前でシャーペンでささっと描いてくれた絵をもらって、3000円とか払いたい。でも実際そういうことしたら引かれそうだし怖い。みんな優しい繊細な人ばかりだから気を遣われてしまうかもしれない。
その人たちはほとんど、私の作品を買ってくれている人たちでもあるので、とても嬉しい。作品を(購入してもらっているが)あげていることになる。でももっとあげたい、なにか与えたい!って思っちゃう。特殊な欲張り。
不揃いバウム
「無印良品の『不揃いバウム』って、不揃いじゃないよね」と母親が言っていた。
実際、これ形が違うなって違和感を覚えたことはないし、ネーミングに関しては母親と同じように違和感があった。べつにただ『バウム』でいいのでは、とずっと思っている。思っているだけで、どうするでもないけど。
2024/02/23 おわり
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