コンプレックス
最近思ったのだが、幼い人間のキャラクターを描いている時に自分は一番いきいきしている気がする。描くのはデフォルメの強い幼女や少年のキャラではあるが、特徴やシチュエーションに関してはリアリティというか「なんか居そう」感を大事にしがちである。ちょっとダサいカラフルなTシャツとか、柄物の靴下とか、そういうのが好きだったり。最近の小学生は着てるのか、となると微妙なところだが、一昔前は記憶によればあったので、そのくらいの時代のちびっこが好きなのだろう。
だからといってリアルの幼い子供が“そういう類の”好きかと言われれば、そうではないと思いたいのだが、二次元で描いたり見ているからなのか、多少の後ろめたさがある。自分の存在が不審者の自覚もあるため、私の外出が近隣小学校の下校時間と被るとぐっと体に力が入って緊張する。何をするでもないし、単にすれ違うだけなのに。これはもう、被害妄想加害妄想とか強迫観念のせいである。
子供も同じ人間だが、私にとっては化け物か、逆に神聖なものに感じている気がする。
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