
「毎日2時間以上、何してるんですか?」通勤時間が倍になって考えた思わぬ変化との向き合い方
結婚を機に引っ越し、通勤に往復2時間以上かかることになりました。すると、知人から「毎日2時間以上何してるんですか?時間を無駄にするかもしれないってことですよね?」と言われハッとしました。
この時から「変えられる事」と「変えられない事」を整理して、出来る事をやる重要性を学びました。
通勤時間が1時間から2時間になり、身体的な負担も増える
若いうちは会社の近くに住み通勤時間をなるべく削減し、仕事に集中した方がいい考え方もあると思います。実際弊社でも家賃補助制度があるので会社の近くに住むメンバーも多くいます。
引っ越す前まで自分は往復1時間ぐらいの所に住んでいました。
電車通勤だったのですがラッシュのため座る事が出来ず、通期中はニューズピックスや、仕事に関する情報収集をして過ごしていました。
しかし、通勤時間が毎日2時間を越えるとさすがに身体的な負担も大きく、家に帰る頃はクタクタな日が続きます。おまけに、結婚もしたためどんどん自分の時間が減っていきました。
もちろん家族で過ごす時間も好きで、貴重すが、仕事に割ける時間は大きく減ってしまったのです。
このまま「漠然と過ごす」のはまずいと後輩の言葉で気づき、危機感が芽生えました。
冷静に考えると、1日2時間×毎月の出勤日を20日と計算すると毎月40時間以上無駄にしてしまう可能性があるのです。
「変えられる事」と「変えられない事」を分けて考える
漠然と不安がり、ただ時間を過ごすのが最も良くないので現状把握から始めます。まずは「変えられる事」「変えられない事」を自分の中で分けました。
変えられない事
会社、住む物件、勤務日数、 通勤に掛かる時間
決めた物件は気に入ってましたし、奥さんの勤務地から考えるに、現在の住まいを変えるつもりはありませんでした。まあ、引っ越したばかりですぐ引っ越すわけにもいきませんし(笑)
会社も自分としては楽しく働いていますし、通勤距離が原因で転職するつもりはありませんでした。
となると、正社員として週5出勤する必要もあり、通勤手段も電車以外の選択肢はなく、変えられない要素が何個かありました。
変えられる事
出社時間
結局、変更出来るのは出社時間のみで、座って通勤する事で作業環境を確保し有益に過ごすかを考えるようになりました。
電車の中で座れてパソコンを使えたり仕事の時間に当てられるよう、出社時間を1時間早めました。
立ちっぱなしで1時間ですと、満員電車の中、本も読めないですし、結局はスマートフォンを触ってしまうことになります。仕事のための情報収集をするのもいいですが、さすがに1時間以上は長いと思いました(笑)
比較的空いている電車の中でパソコンを開き、仕事をしたり、もしくは本を読んだりする生活が始まります。 ただ最終的に自分が通勤中するようになったことは、 Twitter とnoteでした。
家が遠くなったから始めたTwitterとnote
↑自分が使っているTwitterのアカウントです。
漠然と社外でも仕事の相談相手が欲しいと思っていた時期でした。またそこに加えて情報収集をしてもアウトプットしないと結局定着しないのではと思っていたのです。
Twitter なら自分が選んだニュースを感想と共にシェアするだけだったので気軽に出来ました。noteも文章を書く訓練に良いのではないかと思い同時に始めました。
以降は通勤中に SNS とnoteを毎日地道に継続していきました。
地道に継続するのは得意と周囲から言われます。コツコツ続けていると、思いも寄らない変化も起こり始めました。
企業noteが立ち上がり、 リモートワークやフレックス制度が導入される
以前書いたnoteと若干重なってしまう部分ではありますが、弊社でオウンドメディアの話が出ました。結果的には企業noteとして運用することになったのですが、この立ち上げに文章を書き慣れていた自分に声が掛かります。
noteをかいた後にも自分の SNS を使って告知をしたりと、社内では Twitter とnoteはおそらく自分が一番詳しくなりました。
家が遠くなって始めたnoteとSNSが結果的に仕事に活きるようになったのです。人生何があるか分かりませんね(笑)
そしてさらに驚いたのは、 GC ストーリーで「リモートワーク、フレックス制度」が導入されたことです。
現時点では、リモートワークは週に1回まで、自宅や近くのカフェので仕事をすることができます。つまり通勤日数が1日減りました(笑)
またフレックス制度の導入で、遅めの出勤も可能になり、ラッシュをずらせば電車に座れるようになりました。
無理して朝早く起きなくていいので助かっています。
「変えられる事」「変えられない事」を分け、不便さと向き合えば、新しい道が開ける事もある
今は仕事に SNS やnoteをフルで活用するようになりましたが、家が遠くならなければこんなこともありませんでした。本当に人生何があるかわからないものです。
通勤時間が長い事で、仕事に割ける時間が減り、支障が出るかもなぁと不安でした。ただ、やっぱり僕は家族も仕事も大事です。
何か自分自身に変化や思いがけない事が起きたとします。
そんな時には「何が変えられないのか?」「何が変えられるのか?」冷静に見つめてみるといいのかもしれません。大変だなあ、とかこのままだと良くないなー、と感じる状況は、視点を変えれば変化の機会になり得ます。
世間では、20代の内に専門分野ややりたい事を明確にすべき、といった考えもあります。職場の近くに住み、リソースは仕事に振った方が40代,50代楽になる考えも確かにあります。
しかし、僕の人生は向いてるかもな、と思えた仕事に就いた年齢は30歳でした。おまけに家は遠くなり、通勤に往復2時間以上も掛かる環境です。
結局「与えられた環境で最善を尽くす」しか僕には出来ません。
そのためにも、冷静に現在の状況を把握し、自分はどんな人生を歩みたいか?幸福の定義を定め、コツコツ工夫していくしかないようです。
自分の判断や過去を悔いてもどうにもなりませんし、もっと、器用な性格だったらよかったのですが、30年以上自分をやっているので、さすがに慣れました。
このnoteがどなたかの役に立てると嬉しいです。最後まで読んで下さってありがとうございました。
↓Twitterもやってます。このアカウントで通勤中に呟いています(笑)
いいなと思ったら応援しよう!
