何故、天才は凡人には理解されないのか?ブラックホールの様な真実
何故、天才は凡人には理解されないのか?ブラックホールの様な真実
実利的な方が有益だし時間は有限、遊んでいる暇なんかないの。
と言う少数と
芸能人のゴシップだったりを追い続ける暇な多数。
だからこそキャズムと呼ばれる大きな谷が生まれる。
言い方を変えると、
およそ2%以下のハイエンド市場
と
98%程度のローエンド市場
が二極化しているのです。これは今だからそう、とかではなく人類の分類としてそうなると歴史とイノベーション、発明の歴史を紐解いた結果であります。
また、ハイエンドだから優秀だとかローエンドだから無能だと言う言い方をしたいのではなく。あくまで分類の違いです。
ハイエンド = 山田
ローエンド = 田中
みたいな感じで、ただの分類です。
基本的、世の中ほ革新的に確信するのはこの2%です。
彼らの特徴としては
・確たる信念がある
・明確な目標が存在する
・目標を達成するまでめげない根性がある
・目標を達成する為だったらありとあらゆるコスト(学習コストも含めて)を払う事や犠牲を伴う事を厭わない。
・時間が無い
・お金が無い
です。
ではローエンドの98%はどうかと言うと
・なんとなく生活している
・明確な目標はない(日々の生活で手一杯)
・労働とは生活するために仕方なく行う行為である。
・学習とは、より楽な仕事を手にいれる為に払うコストである
・時間がある(暇である)
・お金がある
と言う分類ができます。
基本的に我々の生活インフラの基礎となる。殆ど全て発明はたった2%のハイエンドが作り上げます。
飛行機、船、火薬、インターネット、GAFA、産業革命、資本主義、共産主義等と
これら全てはたった2%に満たないハイエンドが作り上げ、運よく死の谷(or キャズム)を超える事で認知され浸透するのです。
ここからが大きな問題点で 天才を殺す凡人 と言う本でも指摘されている通りこの2%のハイエンド、いわゆる天才と呼ばれる人々は
一部の例外を除いて常に
お金と時間
がありません。
人間は、類は友を呼ぶ と呼ばれるように、ヒエラルキーの生き物なので、よく学習し、よく働く人の周りには同じようなタイプのスタンド使いが集まります。
スタンド使い同士は惹かれあうって性質ですね。
だから、ハイエンドにはハイエンドの人達が集まるのです。
ここが、この話の軸で、ハイエンドの人々は常に、強烈な競争にさらされるのです。
何故なら周りは往々にして、目標に向かって常に学習と行動をする様な人々であり、切磋琢磨しております。
そうすると当然、隣のあいつよりも全然自分はダメだ。と言う事になるので、尚更学習と行動をします。
だから2%ハイエンドの人々は常に
時間が無いのです。
時間は有限であり、学習する事、行動する事は山程有り、隣は常に強烈に学習している訳ですからね。
要するに、強烈な学習と競争に晒され続けているのです。
これが彼らが時間が無い理由であり、エンタメなんかを消費している暇なんか無い理由です。
こうなると当然、ローエンド(98%)の人々と価値観なんか共有出来ません。
ハイエンドとローエンドの間には、学習量に大きな谷が生まれているからです。
ハイエンド(学習する人間)にとって当たり前すぎる事でも、ローエンド(学習しない人間)にとっては未知の事です。
これが、キャズムの正体です。
ここから、ハイエンドが何か目的を実現させるには、ローエンドから広く浅くお金をもらってサポートしてもらわなければなりません。
これが、天才を殺す凡人でも指摘されている部分の
天才は実は凡人に理解されたい。
と言う部分です。
何故かと言うと、往々にして、ハイエンドが実現したい目標を実現するにはお金がかかるからです。
だから、ローエンドから広く浅くお金をもらってサポートしてもらう為にどうしても、ローエンドに理解してもらいたいのです。
ところが、ハイエンドとローエンドの間には学習量に大きなキャズム(谷)が存在するので、
見える未来も、知識量や学習量においても、ローエンドとは大きな開きがあります。
だから、ハイエンドがやりたい目標をそのまま形にしても、ローエンドには難関すぎて理解できないのです。
何故なら、両者には余りにも知識や理解に隔たりがあるからです。
例えば、1日に余暇が5時間あるとしたら、その余暇をローエンドは暇つぶしに使います。
当然暇ですし、1日の労働で体が疲れていますからね。当然の行動です。
だからゴシップ(芸能人の良い、悪い噂)に飛びついたり、SNSでマウンティングしたり、エンタメを消費したりする訳です。
所がハイエンドはこの5時間を学習と行動に当てます。何故なら周りのハイエンドは当然の様に学習と行動している訳ですし、
そもそも時間なんてあってもあってもたりないですからね。
エンタメだったりSNS、ゴシップで時間を浪費している余裕も暇もありません。
なので当然、ハイエンドがローエンドからお金を頂くには、エンタメするか、知識のランクを落として
ローエンドが理解できる程のモノやサービスに変換する必要があります。
これがなぜ、プロダクトにキャズムが存在するのか?の理由となぜ天才(ハイエンド)が凡人に理解されたいと思っているのか?
の理由です。
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