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考えない日記:2 4/16~21

二回目の『考えない日記』です。特に考えずに日々の出来事をメモしたものです。


4/21 久し振りに上町休憩室(休室中)へ行く。軒先を掃き、簡単な掃除と気になっていた本を整理。蜘蛛がいる。ローズマリーの植木に水をやる。電気を消しシャッターを閉める。これから午前九時半がやってくる。天気は上向き。
商店街のパン屋さんでコロッケパンとメープルトーストを買って帰る。パートのお姉さんが「暫く開けられないの?」というので「そうなんですよ」と答える。

美味しい飲食店を営む方の話。「でもね、自宅にお醤油はないの。ポン酢だけ」

4/20 再び雨が路面を濡らす月曜日。四月二十日。今月の支払いと収入が残り十日。早く過ぎる。今月はひと月に六十日あってもいい。
朝は紅茶。パンの代わりにバームクーヘン。優しい。あたりが柔らかいもの。
軒先に生えていた立浪草をいくつか摘んで生けてある。数日水を替えていないのにすこぶる元気。まだ立ってる。
誕生日を忘れられてしまった人の話。「今はみんな曜日感覚が希薄なのよ」とお姉さんが励ました。

4/19 ホンマタカシさんのような青空と建物の色。なんとなく虚構味のある快晴。イチョウの木に若葉が芽吹いている。電線に燕がとまっていた。知人の雑貨店と美容室が休業を始めた。大工さんが「なんで俺たち働いてんだよなぁ。休業羨ましいよなぁ」と言いながら仕事しているという話を聞く。
昼はラーメン。腹痛。燃費悪し。
夜ご飯は豚肉と玉ねぎ炒め、ほうれん草と豆苗のナムル、トマト、春キャベツの塩胡麻油炒めクコの実添え。

4/18 強烈な雨、雷鳴。土曜日の朝。軒先に咲く花の名前をツイッターで教えてもらう。<立浪草> その姿から白波を想起するためなど。根は漢方に使い毒性もある。
弦楽器の曲をかけておく。轍に溜まった水を車が跳ねていく。牛乳を買い忘れたけれど、一日中引きこもって内職作業する予定。
朝ごはんに林檎。ブラックコーヒー。お腹にきそうだけど家にいるから。

知人の話。自宅待機中だけど家で編み物に挑戦中。youtubeに教えてもらいながら膝には猫を抱えて。あとお菓子作り。幸せ過ぎて復帰出来ないかもと。

スピードというキアヌ・リーブス主演の映画で「非常事に始まった恋愛は長く続かないのよ」というようなセリフがあったことを思い出す。

4/17 友人からメッセージ。手紙が無事届いたとのこと。次から別の住所になったこと。午前四時の暗闇に目覚める。iPadをいじり眠気が再び来るのを待つ。次は七時。もぞもぞしてから起床。
買物帰りに自宅待機中の知人とすれ違う。彼は普段二百通のメールチェックから一日が始まると以前言っていた。今日は横断歩道越しに「久し振り」「自宅待機」の掛け声のみ。
ヒメウツギの花が落ち始めた。近所の大工さんは今日もGパンにGジャン。ただし色は少し薄め。

4/16 普段は店内飲食のみのお店の店頭で店主とスタッフが持ち帰りセットを販売していた。店内にお客さんはおらず、少し俯き加減だった。教室から廊下へ立たされた小学校の生徒を思い出した。何も悪いことしてないのにと。
別の店舗を経営する知人と少し話す。来週から業態を少し変えていくこと。夜の営業に色々言う人が出てきたこと。


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