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バビロン:色々詰め込まれまくった映画【映画レビュー】
感想:監督のやりたかったことがふんだんに詰められた3時間
とにかく長〜い(笑)脅威の3時間超。
そもそも、映画は90分(長くても120分)がありがたいと思っている私からすると、とにかくこの映画は長い…!
デミアン・チャゼル監督の撮る映像は相変わらず綺麗だし、豪華なセット、衣装でめっちゃお金かけてるなというのが明らかに分かる。
キャストも言わずもがな豪華なわけで。
個人的にはトビー・マグワイアが出てきたところで沸いた。
(スパイダーマンは永遠にトビー版が好き。)
1920年代のサイレント時代のハリウッドからトーキー時代への移行の栄枯盛衰を描いているわけだが、全編においてデミアン・チャゼル監督がやりたかったことが詰め込まれた映画なんだろうなと感じた。
「セッション」「ララランド」 で世間的に評価されたことで、この「バビロン」でやりたいことができたんだろうな〜。
「すでに結果を残していたから何を撮っても許された」って感じでしょうか(笑)
音楽がいい
映画全編で「ここぞ」というときに流れるジャズミュージックがあるのだが、これがいい!!!
各シーンで微妙にアレンジが違うようだが、とにかくリズムが好き。
批評的には、映画内のジャズ音楽が1920年代の時代背景に沿わないとか批判されているよう。
そうだとしても、私としてはすごく好きだった。
ザ・映画音楽って感じがして、聴くだけで高揚感を得られた。
(ジュラシックパークのあの音楽で得る高揚感と似ている)
その他備忘録
撮影裏側はすごく面白かった。
戦闘シーンの大量のエキストラはどうやって集めたのだろう…。