クソ真面目の代償
苗字があ行で出席番号がかなり前のせいか、小中高大どの場面でも、授業やら集会やらで前の方の席で、先生に近い環境で話を聞くことが多かった。
だから私は元々生まれ持った性格と相乗して、とても真面目に授業やらお話を聞く力を身につけた。
こっちに話を振られることもないような状況でも、ものすごく目をキラキラさせて、前傾姿勢で、モーション相槌を打つようになった。
あくまで、スポットは前で話している人だけれども、その人を後押しするような、話していて気持ちいいと思えるような、輝くオーディエンスになることが重要な役割だと思っていました。
みんなとその座を争って聞き方バトルをしているとさえ思っていました。(この表現はかなり盛っています)
結果的に、成績表などではテストの結果が悪くても「意欲/関心/態度」の欄は全て最高評価。
コメントでも「興味を持ってよく授業を聞いています」と書かれることもしばしば。
肌感としても先生には気に入られやすい体質でした。
これについては文句はないのです。
ないのですが、社会に出てからというものの、そのクソ真面目の代償があまりにも大きい。
真面目に話を聞けるのは今でも活用できています。
しかし、会議の途中や講演会の途中で小話をする人についていけない!!
メインイベントが前で繰り広げられているのに、小さな個人単位のお話を同時並行できない!
プレゼンとかを聞いている途中で
「あ、このお店この前行ったわ」
とか
「これ知ってる?」
とか言われたらなんて答えたらいいんだ??
にんまりしてエヘヘへしかできていない気がする!
これが私の大きな課題であり、幼き頃からの慣習による代償。
ここで逆を考えた訳です。
出席番号後ろの方の人達は、途中お話スキル高いんじゃないかと!
集会で後ろでめちゃ喋ってた気がするし!
私の友人にM腰くんY木くんY下くんがいます。
彼らに今度聞いてみよう。
確かに途中お話うまそうだ。
先生のお話聞くのは下手そうだ。