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【産地インタビュー】コミュニケーションコストをかけず 販路拡大に成功。今まで出なかった魚種の 出荷が始まり、浜値も上昇。JFいしかわ様

〜インタビューした人〜
JFいしかわ (石川県漁業協同組合)
三上 様

三上さん

パートナー産地にインタビューし、産地の良さやウーオとの取り組みを紹介していく産地パートナーインタビュー企画第一弾。

初回となる今回は、2020年からお付き合いが始まり、当初数ケースからの出荷から今や数百ケースを出荷するまでになった、ウーオとの取引には欠かせないパートナー産地の一つである、JFいしかわ (石川県漁業協同組合)の三上さんにお話を伺いました。

◯ウーオとのお付き合い開始のいきさつを教えてください。

ウーオのセールス担当の連絡からやりとりが開始しました。
新規での取引開始は色々超えるべきハードルが多いのですが、2度3度往訪いただき、3ヶ月ほど時間を要した後、お付き合いが開始しました。
お付き合いが開始できたのもセールス担当の熱量があったこそだと思います。
最初は数箱単位の出荷でしたが、今では数百箱単位の出荷となり、実績も着実に着いてきています。

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◯導入後の変化や成果

夜のセリは小売担当者へ時間的に電話できないのですが、ウーオさんは夜セリにも対応してくれ、割当や出荷先も決めてくれるので、コミュニケーションコストをかけずに販路が広がる状態を作れています。

加えて、今まで出荷されていなかったソウハチガレイや甘エビの中サイズ(刺身にも唐揚げにもなるサイズ)の出荷も始まりました。
出荷されていなかった魚種に我々が買付に入ることで、他の仲買も負けないように値段を入れるようになります。結果的に競争が起こることになるので、浜値もあがり、漁師への還元も行えているのではないでしょうか。
出荷が無ければ当然0ですが、新規にその出荷が入れば純粋にプラスですしね。

◯他社と比べてウーオが良いところは?

担当者次第な部分はありますが、定期的なやりとりの発注をする人 / 日々変わった魚種を頭を使って売る人の2パターンに分かれると思います。ウーオさんは完全に後者ですね。毎日連絡を取り合い、密度の濃いコミュニケーションが取れています。
小売の反応も丁寧にフィードバックもらえるので、氷の量を調整するなど適時対応できるところも良いですね。

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◯これからの季節、おすすめの魚種を教えてください

なんと言っても全国漁獲量一位のニギスです。
石川県では「メギス」と呼ばれていますが、どんな料理にも合います。
脂ののった時期の刺身、焼き物は絶品です。

後は、とろけるような甘みが病みつきになる甘エビやカレイ類はおすすめしたいです。

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◯今後のウーオに期待すること

他産地の底曳が始まっても継続してウーオさんと出荷を行っていきたいですね。
漁師も私達組合もお互いに無くてはならない存在。
漁師さんへの還元を会社の根幹としているウーオさんとは向いている方向が同じなのでこれも良いパートナーとしてお付き合いを続けていきたいです。

- 石川県の漁場の特徴 -

砂浜、遠浅の加賀海域、岩礁帯の能登外浦海域、急深な能登内浦海域、波静かな七尾湾など、底質・地形の異なる4海域を有します。
沿岸には日本海を北上する対馬暖流が流れ、沖合には日本海北部から冷水域が張り出しており、暖流と寒流が交わる海域です。
その他、半島や離島、内湾等の複雑な海底地形が連なり、それぞれの漁場環境を活かした多種多様な漁業が営まれており、魚種の豊富さは全国トップクラスの漁場となっています。
主要魚介類だけでも100種類以上で、ズワイガニやスルメイカ、甘えびなどが有名です。

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