旅の記録2015 バンコク編4
こんにちワ。
数編に分けて書いてみましたが
そろそろ終わりに近づいております。
引き続きよろしくお願いします。
1.ごはん
さてあと1日半となったタイ旅行。
この日は買い物にあてることにした。
まず起きて目覚めのビール。笑
から、前日トムヤムクンを食べた
ホテルの近くの店に行くことにした。
猫が居た。
どうやらこの店はsticky riceという
名前らしい。
後ろにメニューが並ぶ。
前日食べてここはどれもハズレがないコトを
確信した。豊富なメニューが
わかりやすいように写真付きで飾られて
いるのも旅行者としては非常にありがたい。
そこで今回は炒め物とチャーハンを食べた。
空芯菜と春雨、シーフードの炒め物
「空芯菜」はタイではかなりポピュラーな
野菜で、炒め物やお浸しのようなものもある。
シャキシャキとした食感にシーフード。
美味い。
ナンプラーの香りが独特だけど塩味も
甘みもちょうど良い。
続いて頼んだ焼き飯がきた。
エビとイカをナンプラーで炒めた物が乗っている。
焼き飯だと思っていたけど実際は
「混ぜ飯」である。
シンプル・イズ・ベスト。
野菜はない。エビとイカ、飯。
ナンプラーと酢、唐辛子の入った
甘酸っぱく辛いソースをかけて軽く混ぜて食べる。
日本でタイ料理食お!と思っても
ここまでシンプルなものは無いはず。
ビビンバほど様々な具が入るわけではないけどそれが良い。
なんもかんも野菜とか肉とか入れて綺麗な器に盛って、って高くつく。
作り手も大変やし。それでいて何処の店も
そうしていたらどれも同じに見えるし。
逆に目新しいね。
腹も満たされたので近場の路地などを
見て回る。
タイは至るところに猫が居る。
昼間は夜よりずっとわかりやすい。
バイク王国。2サイクルのスポーツバイクが
ピカピカで走りまくってるのが面白い。
日本では現在、生産されていない。
ある程度近くをぶらついて、タナカ氏と
再会。カオサンまで積んで行ってもらう。
2.昼のカオサンと花市場
昼は夜と違い、どこか洗練されている
タナカ氏に夜はゴーゴーバーか?と
聞かれたがノー、ノー、と伝えた。
やはり昼でも屋台は出ているが夜と昼の
顔がまるで違う。昼の方が別な活気の良さを
感じる。
ヤマハ
カオサンからダラダラと歩き、
チャオプラヤ川沿いパクローン花市場に
たどり着いた。
市場の近くの変わった木。木のうろに仏像を
入れているため木が太ると木と仏像が
一体化する仕組みになっている。
暑い。
たしかここではビールじゃなく、コンビニで
スポーツドリンク飲んだ。
市場へ入る。
花だけではなく、線香、スパイス
キンマと呼ばれる噛みタバコなど
いろいろ売っていた。
花市場から川沿いまでぎっしりと
フルーツや野菜の屋台が並ぶ。
メロンのようなウリがたくさん積まれてた。
食べてみたい気もするけど、1人で食うには
大きいし仮に甘くなかったら地獄を見ることになる。
日本で買うと2000円以上しそうな量の
線香を300円ほどでゲット。
市場にもたくさん猫がいる。
他にも木彫りの象や小銭入れを買い
パクローン花市場を後にする。
3.チャオプラヤ川
花市場のすぐそばがチャオプラヤ川
もれなく濁ってる。
地理的には海が近い。
波打つ岸際に無数のゴミが寄せては返している。
前日食ったナマズが頭をよぎる。笑
ふと下流方向にある橋の方へ目をやると
釣竿片手に40センチあるかないかの
ナマズをぶら下げて歩いてくる青年がいた。
ナマズくん、君はどうやらここから来たんだね。
川を後にしてカオサン方面へともどる。
4.チキンライス
ちょいと腹減った。
近くの飲食店へ。
シンハビール
ビールをやりつつ、メニューをみて
「チキンライス」の文字を発見。
ザ・タイ料理って感じがしないメニューも
いいかと思った。
チキンライスというより
チキンとライス
甘くて濃い、照り焼きのようなタレを
カリカリのチキンにかかっている。
何もかけずに食べると、ほんと、
塩味もしなかった。
チキン自体に味付けは無い。無いけど
タレの濃さでちょうどよかった。
やはり量があるようで少ない。
もっと何かを食べたい。
少し歩くことにした。
5.親切なおじさん
さすがに歩き疲れてきた。
タクシーを使えばラクラクだけど
歩いてこそ!みたいな心持ちだった。
そういえば
この時、エラワンの祠でテロがあった
数週間後だった。
さすがにピリピリしているのかな?
と思ったけど、初めてきた国でピリピリ感は
よくわからない。
ただ、この近くには政府の重要な機関が
あるようだ。
警備員や警官が目を光らせていた。
軍の屯所の前も通った。
さすがに体格が良い。
それでいてスラッとしている。
ムエタイも訓練にあるのだろうか?
花市場の近くでは路地に迷い込み
行き当たった先がムエタイのジムだった。
Tシャツに半パン姿のまだ10代後半くらいの
選手の姿が見えた。
足が長い。めちゃくちゃ長く感じる。
体も細いながらゴツゴツしている。
少し見てササッと退散した。
昼間は夜に比べ物々しさがない。
しかしよく知らない異国の地。
気をつけるに越したことはない。
ぼったくりも多い。
旅行中、夜の街を歩いてると男がついてきて
「そっちは違う。ノー。こっちにこい。」
と、あたかもそっちは道が違う俺が案内する、
とばかりに言われたことがあった。
ガイドブックにもあった。
犯罪に巻き込まれるパターンらしい。
無視して進むと立ち止まってブツブツ言われた。
奇しくもそれと同じように真っ昼間に
声をかけられた。
あたりは人通りがまばらで、静かだった。
「そっちはダメだ。戻って。」
と違う方向を指差してる。顔は笑ってない。
またかよ、と思いつつ言葉が理解できない
という素振りでまっすぐ進み、門を曲がった。
工事中だった👷♂️
こういうのもあるのか。笑
振り返ると50メートルほど向こうに
さっきの男性が居た。
両手を合わせてサンキューサンキューと
軽く頭を下げるとニッコリ。
珍事だった。笑
いったんホテルに戻る。
6.ISETANへ行く。
泊まってたホテル。
広い窓があるとこがエントランス。
ファミマが中にある。
部屋に戻り一服。
通りで少年から買ったジャックフルーツ。
備え付けの冷蔵庫で冷やしていて滞在中に
チマチマ食べていた。
美味いけどこれ食べすぎて料理が
入らなくなるといかん。
冷えたジャックフルーツを食べ、
缶ビールを開ける。
1時間ほど寝た。
頼まれていたものを買いにバンコクの伊勢丹に行った。
このあたりの記憶ははあまりないけれど
この旅行の写真が残っていたので、前半で
だせなかった風景を交えていきます。
運河。だいたいこんな水の色。
ISETANの前には屋台がいくつかあり
アクセサリーが主で、ほかにもお菓子や
スナック感覚でつまむのか、鶏の足、
日本ではよく「モミジ」と言われる
部位を揚げたものが売られていた。
最初何を揚げているのかわからず
猿の足だろうか、と怖くなった。
小さい人の手に見えた。
ここのアクセサリー屋で、スパイク鋲の
チョーカーを買う。
ISETANの近くに、エラワンの祠はあった。
この旅は携帯のマップやナビなどを
使わなかったので、位置感覚がいまいち
掴めなかったけど、かなり近いところで
驚いた。
歩道橋から眺めてみた。
僧侶らしき方が数名と、近くを通る人の
ほとんどが立ち止まっては手を合わせていた。
中には泣いている方もおられたように思う。
何か悲しいことや悲惨な事件があっても
こうして直接関係を持たない方でも手を合わせ
られることはとても美しいと思う。
次はバンコク最終話。書き出したはいいけど
所々思い出せないのが辛い。笑
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