:0033 コミュニケーションコストが高すぎる!
詩人の発する言葉のコスト
これは仕事の話です。わたしは仕様をすぐに理解できるタイプではありません。ですから、上司への質問が多くて細かい!きっちり時間を測ってみたらラフ案を考える段階が仕事の8割でした。しかも最初にすべて解決させるのではなく、終盤に新事実が発覚したりさせられたりします。
上司ごめんねごめんね♪
詩人は回りくどい味のある具体的すぎる言葉遣いが得意なひとが多いと思っています。この言葉遣いは、世の中のあらゆる仕事では邪魔です。
わたしにしか気付けないことに気づくと周りはめんどい
わたしと上司はモノへの認識が違いすぎます。認識が違いすぎて「そもそもの話」を何回も繰り返しています。わたしにしか気付けないことと上司にしか気付けないことがぶつかるとめんどいです。そこで穴が見つかることで穴を塞ぐコンクリや穴を越える橋をつくることになります。コミュニケーションにかかる時間は多すぎますが、理解不足を埋める生産は盛んになります。
生産性ってなんでしょう?
「なるべく少ない時間で仕事を終わらせること」が生産性が高いとすると、案件数を大量に処理できるからです。その案件で達成したい目標が世間とズレていてそのまま世に出されてしまったら、炎上対応などに追われて急激に生産性は下がります。優秀なひとにとってはすばやく穴なく対応できるでしょうし大した問題ではないかもしれません。
わたしは案件数を大量に処理できる=生産性が高いとは考えていません。その商品が世の中にどう影響を与えるのかを考えると、とっとと消えてしまえばいい案件だってあります。めんどいデザイナーですが、めんどい詩人ですが、慎重に「社会が本当にこれでよくなるのか」を考えています。
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