設定の供養②

 今日iPhoneのメモ帳を触っていたら懐かしいものを見つけた。
 おそらくもう描かないのでここに供養する。

ファンタジー構想(2016.07.26)
アルファルド
この世界において、孤独という意味
石段において魔物狩りの才あるものをそう呼ぶ
魔物狩りに優れる者はいつであれ死を呼ぶ だからこそ孤独であるべきなのだ それが真に孤独から身を守る術だと知っているからこそ
(現実世界の恒星の名前でしかも蛇座の真ん中やん!こんなんファンタジー世界でおかしいやろ! と言われるかもしれないが、そこはちゃんと考えている)
(勿論この世界の星空は現実世界とは違う。というかこの世界に星空はない。宇宙という概念がなく、北欧神話の層構造みたいな感じになっている。だから夜空はあってもそこに星はない。だからこそ人は灯りを求める。太陽はあるというか、上の神の世界から光が降り注いでるということになっている。夜は闇が神から世界を奪っている的なおとぎ話がこの世界にはある)


魔法
魔力により本来必要な行程を無視し現象を起こす技術。在るべきを無くす、混沌より結果を拾う。その意味こそが世界に影を落とす。
(この世界の人間は、魔法は基本的に精霊の力を借りないと何も使えない。地や風、水様々な場所に潜む精霊に対価を与え、灯火文字で伝える必要がある)
魔法を使うことができる者は希少であり、それらは希少であるが故に異端であり忌み嫌う者もいる。
(まあ魔法って原則人間には使えなくて、魔力とかは本来、精霊達の力なんだということを理解してくれたらいい)

灯火文字 (灯火魔法)
火によって文字を伝える魔法。それはどんな暗闇であろうと意味を保ち、見る者の寄る辺となる。
(結構用途が広い万能魔法。妖精や獣の血が入っている者、紋章により魔力を蓄えることができる者しか使えないが、小さいが世界に直接現象を起こせる。要は万能型ルーン文字。属性は火。水を出したりとかは原則出来ない。主な使い方は暗闇での文字起こし、単純に空中に火を設置して獣や魔物への威嚇、簡単な幻惑、暗示。魔力の操作である)
(非常に少ない魔力で行使できるが、この魔法以外はまあ使えたものでは無い)(灯火文字に使うのに必要な魔力がコップ1杯の水だとすると、転移魔法に必要な魔力は湖ほど)(要するに到底足りない)

転移魔法(アミィグダーラの帰郷)
緑鍔のルヴス、アミィグダーラが故郷へ帰る為に研究していた魔法。その故郷はとうに亡く、何処からでも繋がるはずのそれは彼女にとって望郷のよすがだった。
(加速移動などではなく、正真正銘、地点と地点を繋ぐ転移魔法)
(アミィグダーラの故郷、ウルヴェットは影狼達の里である。リンスハイドとマグイルの大戦の際にリンスハイド側に付くことを危惧したマグイルによって滅ぼされた)

純化魔法(浄化魔法)
モノの在るべき理念、概念をより単一なものへと純化する魔法。それは浄化と呼ばれ、古の神都でのみ許された魔法だった。
(精霊ではなく神に由来する魔法。火をより強く、永遠に消えないように。水をより冷たく、流れは途絶えず触れれば凍るように。地はより固く、より生命を育むように。風はより速く、よりどこまでも遠くまで。そんな感じで概念の強い点をより極端にする傲慢な神の傲慢な魔法)
(余分なものをこそぎ落とす作用も持ち、より先鋭化させる魔法と解釈して頂きたい)
(まあだいたい余計な事しか招かない)
(あと闇には効かず、闇は別により深くなったり暗くなったりもしない。何も影響を及ぼさない。リンスハイドの神学者達は純化魔法は神が闇に対抗する為に作ったんじゃね?と考えている。勝ててないが)

祝福(誓約紋章)
神と交わした聖なる約定であり、人を導く理としての力。それを神の慈悲と信仰する者は多い。本質が呪いであることを知らずに。
(神と誓約を結ぶことで神々の魔法の一端を行使するもの。無論、神々と同等の力を持つものであればどんなものでも誓約を結ぶことができる)(要は神や力の強い妖精、精霊専門のゲッシュ)
(例としては氷の女神と誓約を結び、武器に冷気を纏わせる魔法を使えるようになる(本人の魔力を必要としない)とか。精霊を決して傷つけないという誓約を結び、体格に見合わない膂力と頑強な肉体を得たり)

【精霊と妖精、獣と人間について】
精霊
身体を持たず、木々や水、風や土に宿る。それは蛹であり内に秘めしものこそが魔力である。
(マッチポンプもいいとこである)(ヌゥバやマューロは神であったものが精霊を食べ過ぎ魔物に変じたもの)
(妖精や獣も呼吸や飲水等で精霊を吸収してしまう。そうやって魔力に代謝して少しづつ魔物に近づく)(勿論ある程度、魔力を排出していれば寿命まで魔物にならない場合が多い)
(人間だけが精霊を吸収しても魔力を溜め込むことが無くそのまま通してしまう。故に精霊から最も遠く、精霊に好かれこそすれ精霊を知覚することができない)
精霊は言葉を持たず、故に彼らでのみ通ずる原色の意味により意志を疎通する。
(光、風の音、木々のさざめき、火の揺らめき等)
妖精
彼らは人とは異なる知覚を有する。同じ世界に肉体を持っていても、彼らと我らは異なる生物なのだ。
(人間にとってただの風の音、水のせせらぎに聞こえていたとしても、妖精にとっては精霊の声だそうだ。妖精達は精霊の交わす意味の疎通を囁きとして聴くことが出来る)(光や火の揺らめきを音として聴くことができる。一瞬の光であってもその小さな囁きを聞いている)(あとなんかオーラとか命の輝きみたいなものも可視している。この場合のオーラとかは精霊の力である魔力そのもの)(要は人間より色々見えているし聞こえている)
(ちなみにどんなのが妖精かというとエルフとかドライアドとかそういうのよ。ドライアドはエルフと精霊の混血という伝説があるがそんなことはない。鯉が龍になる伝説みたいなもの)

知恵や道徳を持たない人ならざるもの。よってそれらは他種と敵対することが多く、全ての生き物に見下されてきた。
(普通に犬とか猫とか牛とか馬とか鳥)(妖精達より魔法とは縁遠いが、魔力を溜め込むことから中には知性や、人間や妖精以上の知恵を持つこともある。非常に稀だが)
(獣は精霊達の意味を本能のまま理解し意思の疎通をすることができる。しかし魔法を使うことができる獣はとても希少である)(それは精霊は獣を怖がり怯えるからだと言われている)(実際の所は単純に獣に魔法を使うという知恵がないに過ぎない)
(ゴブリンやグール等の多くは言語を持たず、獣なのか妖精なのか議論が分かれる)(竜種なども、一部地方によっては獣ではなく妖精の一種、または神と信じられている)
(まあそれ以外は現実の動物と大差ない)(ファンタジーなので鹿みたいな違う生物とか色々いたりはする。ユニコーンとかもか)
人間
この世界で最も多く、最も貪欲な種族。いずれは全てを飲み込みこの世界を闇に帰すだろう。
(実際個で一番弱い癖に一番厄介な種族。どの種族とも混血を作ることができるのが強み)
(唯一魔力を溜め込むことが出来ない血の種族であり、一番初めに神により罰を受けた種族あるとされている)(大体はその通り。人間を危険視した神々によって人間から魔力を蓄える機能が消されている。まあそれでも増えるわ増えるわおぞましきや人間種族)
(人間が信仰によって神々に飼い慣らされている内は安心だと神々は思っている)
(現実の人間とルーツが同じ)(実際不定期に現実世界から人間が迷い込む(100年に一人程度))(大体の場合が元の世界での過去を失っている)

【魔力と魔物】
魔力
それは世界を構成する原色の力。万物が流転するように魔力は世界を巡り、編み上げる糸である。
(SF世界観的に言うと認知素子みたいなもの。観測効果によって変動する情報そのものであり、世界を満たすもの)(ミームやスキーマ、概念と呼び方は様々)
(しかし魔力は無色であらからこそ、闇などの強い色を持つものに染まりやすい)
魔物
溜め過ぎた魔力が淀み、変質した存在。
(世界の循環を塞き止める存在であり、大地の自死機構)(闇の勢力でさえない世界全体の害。生きとし生けるもの全てに敵意を持ち、くらい尽くそうとする)
(よって魔物の認識は人間、世界にとっての敵であり不浄そのもの。その不浄を狩る魔物狩りも、汚らわしいとされることが多い。(基本的には老人等には理解されているが、若い人間には野蛮で穢らしいと認識される))
魔物狩り
今は亡き王命によって結成された石段を指す呼び名。国こそもう存在しないが、その使命が終わることはない。
(アルカムド王によって集められた魔物狩りと魔術的な医療を司る直属隊。元王国軍とは別の存在であり、今は慣習に倣って使命のままに存在している)
(主に石段を指すが、魔物狩り自体はルートルフの冒険者達によっても行われる。冒険者達は旅をしながら様々な場所で依頼を通して主に個人から報酬を得るが、石段は他の国や村の代表等が雇う場合が多い)(その事から魔物狩りは金に汚いとも言われる)(依頼の難度にもよるが冒険者に頼む魔物狩りの相場は銀貨20枚でとりあえずその魔物を狩る。石段に頼む魔物狩りは金貨5枚でその魔物を狩り、辺りの当面の安全の確保、発生原因の簡易究明までが仕事)

貨幣
ドワーフと人間が三百年かけて大陸に引いた統一貨幣。金貨1枚で銀貨100となり、銅貨1000となる。
(ルートルフのドワーフ達が考案し、百年程で世界中に巻かれた概念。浸透するのが早いと思われるが、元々人間にあった概念であるからだと神は知っている)
(現実貨幣的には金貨、1万円。銀貨100円、銅貨10円的な感じ)


人間の国家及び共同体

リンスハイド
神々の存在とを繋ぐ都。未だ神々の地であり最後の砦。神々は傷ついている。故に世界を闇が覆うのだ。
(大きな神都であり国。神を讃える民と戦士達の国。基本的にリンスハイドの技法は秘匿されており、一部の神官、学者を除き民は何も知らない子羊として生活している)(考えようによっては理想郷であり家畜)(神々が信仰を集める為の牧場である)(別に神々から人間に対して愛がない訳では無い。一概に悪と断ずることはできない)
(時折リンスハイドの神の戦士達によって戦争が起こる。彼らにとってはレジャー感覚で侵略行為を働くので、他の国からすればいい迷惑である)(誇りや武功が大切にされている蛮族的でありながら最も技術に富んだ国)

ウルヴェット
北方のマグイルと東方のリンスハイドの国境にある山岳にある狼達の里。妖精達と人間の境のない唯一の場所であった。
(影狼の血を引く妖精や人間の里。この世界に人間が現出した初期に存在した影狼の子孫。エルフやドワーフ、人間、狼の血が混じりあっており、もうそれはウルヴェットの民という別の種族であると認識される)
(影狼の王の血が途絶えて千年。新たな王を待っていたが、先に里が亡くなった)
(影狼達は個であり郡の性質をもつ精霊に近しい獣であり、王の影に子どもらは集う)(王の影が一つの世界を形成しており、そこで他の影狼は眠り、戦いの時を待つ。王はただ一匹世界に存在し、神々との最終戦争を待っていた)
(影狼は狼を祖とする精霊である。世界に肉体を持つには宿り木となる主を持つ必要があり、多くの場合人間が選ばれる)
(ウルヴェットの生き残り達は数を少なくしているが、未だ王を待ち、王が主を持つ事を信じている)
ウルヴェットには古くから伝わる予言がある。最後の王が神々を喰らい澱んだ世界を焼き、新生させる、と。

マグイル
北方に存在する王のいない国
荒涼とした地に王はおらず しかし民は石段に集う
獣と人の混じる地であり 故に魔物狩りを生業とする
(幾つかの街と点在する村村、大きなロッシュの森がある国。国といっても住んでいる民達にあまり共同体としての意識はない。正確には石段が素早く手を伸ばせる範囲の呼び名)
(長い歴史の中でずっと王がいない訳では無かったが、現在(二百年程)はアルカムド王を最後に玉座は空いたままとなっている。マグイルの中心にあるイースフラムでは王城とその城下街をそのまま使用している)
(王城は石段が使用。基本的に街の住民の出入りは自由で、イメージとしては冒険者ギルド的な使い方がされている。マグイルに冒険者(よくあるファンタジー職業的な)は存在しない)(そういうのは南方のルートルフに多くいる)
(ちなみにマグイルの由来は輪の意味を持ち、その輪は獣狩りにおいて投げ縄や罠として使用され、殺人等の罪で獣であると判断された罪人の首を吊るす際にも同じ輪が使われた。神々の時代では狩猟を生業としていた民族が多くいたことから。そしてそういった由来からマグイルでは不浄なものを取り囲み、排斥しようという慣習がある。例としては娼館やゴミの排斥場を敢えて街や城下の中央に置く)(あとマグイルの女性のほとんどは縄紐を編めるようになることで産まれたばかりの幼児から少女と認められる)(なおわりと男女間の差別意識は普通に深い。普通に女の癖にとか馬鹿にされるし紳士ぶった系のやつもナチュラルに見下してくる。しかし妖精や獣との混血は女が生まれやすい)

ルートルフ
大陸の南方から西方、中央を治める国家。冒険者達が多く存在し、その教育機関の発展から他の国々より自由な思想が重んじられる。
(南方、西方、中央にそれぞれ王がおり、その三人の王による同盟を一つの国家と捉えられている。)
(神々が最も危険視している国と人間達。よって神々による災害や戦争が多く頻繁するが、その歴史は長く栄華を誇っている)
(イメージはローマ及びヨーロッパ諸国。ローマ的な国に南方の部族的なのを混ぜ合わせたイメージ。)


マグイルの石段
石段/医師団

王 リーダー 石段の上で待つ者
ヨシュア・ノーガルド
(アルファルド アルトメルク)


幹部(メイン)十三階段 石段 アルファルド

創始者の一人 欠番 一段目

()
正体不明 本当に存在したのかさえ分からない

創始者の一人 不治者  二段目
鴟鴞の翁
(ボケジジイ 名忘れ爺さん 耄碌爺)

相談役 参謀 アルトの左腕 魔術師 三段目
ハミント
(ハミングバード 詐欺師野郎 魔術師 ペテン師 助言者)

アルトの右腕 騎士 相談役 良き友人 良き部下 四段目
ラーテン
(ラーテン)

騎士 医士 一番弟子を多く持つ 五段目
セオドール・ノーガルド
(セオドール セオ)

腹心 騎士 良き部下 一般人枠 六段目
ルーウィッド
(ルード  へっぽこ野郎)

目であり耳 諜報員 汚れ仕事 七段目
オズラーンド
(オズ)

耳であり目 表向きの指揮を任されている 八段目
ダリウス・ノーガルド
(ダリウス 陰険野郎 傷なし)

最強の魔物狩り 鎧兜 鉄兜 怪物を殺す怪物 旅人 九段目
アーキス・ノーガルド
(アーキス 顔無し 鎧頭)

十段目

()

道化師 十一段目
ジェスター
(ジェス 道化)

遠きものは小さきもの 十二段目
マレウス
(マレウス 鉄の足)

十三段目

マグイル その他()

マリファス・ノーガルド
アーネストの父親の妹 カードが強い イカサマ 腸
モルガン 一言で俗物 母としても人としても最悪
地位やら名誉やらに目がくらんでいる 復讐

アルカムド・ノーガルド
アーネストの父親 ハミントとは旧知の仲 元契約者
ウーサー 超人 老い 野望 前の王 代替わり 諦観
私物化 使命を忘れた者 盟約を忘れた者


ルートルフ

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