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病気について


カノチャンである。

敢えて書く必要も誰に知ってもらう必要もなにもないのだけれど、
あんだけTwitterで死にてーだの自殺未遂紛いのことだの不穏を撒き散らしておいて、
こいつァなんなんだ?って感じだよなと思うのであくまでも敢えて、書く。

わたしは双極性障害という病気を患っている。
いわゆる躁鬱病というやつ。

とはいえ、この病気によって知能や状況把握能力が著しく低下したり、妄言や幻聴幻覚せん妄等の症状や、とにかくみなさまに不信感を抱かせるような状態になることはないのでそこは何卒。
(もちろん症状はひとそれぞれだけど、わたしは医師のお墨付き💮💯💮)

双極性障害は、躁状態(アッパー)と鬱状態(ダウナー)を繰り返す脳の病気。
そして躁のときも鬱のときも感情のコントロールが難しくて、現状は主に薬物療法で上がったり下がったりの波を平にしていく治療をしてる。

ちなみに真面目にきっちり1日3回の薬を用量通りに飲んでる。
地味にこれはアピールポイント。治す気あるってこと。

読んでるひとによっては、主にネガティヴな件に関して「じゃああの時のあれって、その症状由来じゃん!」って発想に至っても仕方がないことだと思う。

だけど、わたし個人の体感として、脳内ではまず大抵感情がガツッときて、ワナワナはする。それは確か。

でもそれをなんとか抑えながら、この後どうアプローチしていくか、わたしの主張は筋が通るか?
ひとつ間違えたらおかしいことになる。

たくさんたくさん自問自答して、いろんなルートを考えて、冷静に(なれなかったこともある)客観的にみて間違ってないか?
前回記した「正しい言葉」の呪いと戦いながら、できる限りのことをした。

その時は、それをこなすことで精一杯だった。
正しかったかは結局わからないけど、少なからずわたしの中で後悔はいまもないし、未来でもしないだろうと思う。
その時のわたしが出した最善で、正解だったはずだから。
「病気のわたし」じゃなくて、ただの「わたし」が。

そして問題は、その時ゴチャゴチャっとなってる中で色々考えたり各所と連絡をとったりキャパオーバーだったところから、急に静寂が訪れること。
生活の波は感情の波に繋がるから、双極性障害には特に鬼門。

静寂が訪れたとき、たとえトラブルが片付いていても、こころは付いてきていない。
ここでやっと傷に気付く。
思い出してくるしくてくやしくて、何度も何度も「わたしが頭おかしいのかなあ?」って泣き喚いたり、自傷に走ったり、死のうとしたり、いわばパニック。

もう目の前にはとっくになにもないのに。

わたしのTHEメンヘラ言動に至るまでには、そういうプロセスがある。

最初にも書いたように、病気についてここに書こうと思ったのは、とにかくお見苦しいものを見せてる自覚があるからで。

だけどわたしの中ではTwitterってずっと「つぶやき」という名の掃き溜めって意識があって。

発信だったり掃き溜めてたりでどっちかにしろよと思うひともいるだろうけど。
その辺は一般人のカスアカウントなので、すきにさせてほしい。

わたしにとってのTwitterは誰がみててもみてなくてもじぶんが思ったことをただ書く場所で。
もちろん全世界誰でもみれることはわかってるから、みられて困ること、本人にいえないことを書いたりはしない。
本人にいうべきことだとじぶんが思ったならそれは書かないし、直接伝える価値がないことなら書く。思ったことだから。

ふつうにみててストレスなんだよなーと思ったらミュートなりブロックなりしてもらえたらいいと思ってる。
SNSなんてそんなもん。

それからもうひとつ、これは我儘かもしれないし語弊があるかもしれないけれど。
どうか、わたしのことを「病気のひと」「精神病のひと」という扱いをしないでほしい。

わたしはわたしだ。
そういう扱いされたくないならこんなん書くなよってのもごもっともな話ではあるんだけど、少し違くて。

先に書いたように、感情がガツッときても、なんとかそれを抑えて、じぶんの中の正義を貫くためにどうしたらいいかを考えて行動してる。
それは「病気のわたし」じゃなくて「わたし」がそうしてる。

「病気ありきのニンゲン」と思われたくない。
「わたしが病気なだけ」だ。

だからみんなふつうに、ありのまま接してくれればいいし、「調子悪そうだね〜笑」とかで全然いい。
詳しい病気に対する理解なんかいらない。
「病気のわたし」とじゃなくて、「わたし」と話そう。

わたしを嫌いだと思ったなら、それは「わたし」が嫌いなのであって、精神病やらメンヘラうんぬんは関係ない。
病気じゃなかったら、いうことが「死にたい」から「殺すぞ」とかになるだけだ。(知らんけど)

わたしは、死にたいじぶんが大嫌い。
そんなじぶんを消すために、どうしたらいいかわかんないけど、がんばってる。
「死にたいわたし」のことなんて、愛さなくていい。そんなカスみたいなステータスは一刻もはやく捨てたい。

そういうのもあって、プロフィール欄に病名書くみたいなあるあるのやつはやりたくなかった。

あまりにメンタルヘルス全般、うつは甘え!とかレベルに理解や配慮がなかったり、
ノンデリカシーすぎて悪意なくそういうひとを傷付ける言動をしちゃうひとは流石に近寄れないんだけど。
(電車に飛び込んだひとに死ぬならひとりで死ね迷惑かけんなとかいうようなひととかさ)

わたしはいわゆるメンヘラではあるけど、治りたい。
まだまだ先は長くて、根も深くて、どうしたらいいか全然わからないけど、
でも、わたしはずっとただのわたしなのだけは、
だいすきなひとたちにはわかってもらえたらいいなって、少しだけ期待してしまってる。

今回の投稿に添付した写真は、バスの5分くらいとか電車数駅立って乗ってるだけでも具合悪くなってぶっ倒れかけてしゃがんじゃうのに、
酔っ払いかヤク中のヤンキーかなんかと勘違いされてるのか、全然席譲ってもらえないから貰ってきたヘルプマーク。
効力は如何なものかな。

栄養失調気味だけどごはんもまた一時期より食べられなくなってきて、体力も落ちて、肉体的にも体調は最悪。

それと、「死にたい」は詐欺じゃなくて、本当にいつでも、ふとした瞬間に自殺してしまう可能性がある病気。
でも、理性を保ってくれるもう1人のじぶんが止めてくれている限りはきっと大丈夫で(二重人格とかじゃないよ笑)、
その声が届かないほどの衝動に駆られるときがきたらと、日々怖い。
死にたいっていうけど、死にたいわけないじゃん。だから怖い。

その日がきたら、それが「わたし」が「病気のわたし」に乗っ取られた時かなと思う。

長文書き連ねておいてなんだけど、こんなの斜め読みで、へーそーなんだー大変だねー、とかでいい。
わたしはいまのじぶんの有り様をただ記して、置いておきたかった。

せっかくここまで読んでくださったみなさまには、どうか心身共にすこやかにいてほしい。

仕事に行けなくなる前に、眠れなくなる前に、食事が喉を通らなくなる前に、わらえなくなる前に、泣けなくなる前に、じぶんの無理に気付いてほしい。

病気についてです。

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