天蓋花ですか 《詩》
室外機がピンク色の涙を流す
私は涙を流さない
代わりにあの子を泣かすから
わたしはわたしで巣食う番
彼女のことしか見ていない彼氏いいな
スカートの中で虫除けスプレーを
思いっきりばら撒く
子猫の可愛いさを話す君は
わたしの顔なんか見ていなくて
揺れたブランコを見ている
あっちに行ったらこっちに行って
何の法則
火薬の熱さが分かる距離で愛して
愛をもって過ごさなかった私
縁が続くということは
お互いに死を知るということ
貴方の最期、傍に…
わたしに詩のこころが宿るのなら
どんな辛いことも受け入れよう
少し少しばかり生きていこう
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詩句集作りとして大切に使用させて頂きます
ご協力ありがとうございます🌈ᵕ̈*