山頭火へ84句+1を供えまする 〈自由律俳句集〉
今日10月11日は種田山頭火没後から丸84年です
何かしたいなと思ったのが9月24日でした
84…84…
1日平均5句なら作れるかもとチャレンジしてみました
未来への1句も込めて85句を供えます
また山頭火は前書はある方がいいと書いているので初めて付けてみました
私は3年前の今日にポエムを始めました
2年前からは自由律俳句の勉強を
山頭火を知らなかったので10月11日は偶然です
深い縁を感じています
詩や句を作る事で自分を保てているような気がします
山頭火の存在が生きていく理由の一つでもあります
大袈裟なんかではなくて
山々を歩いた山頭火の真似をして少しだけ散歩を始めました
主にその時に作っています
その為、全体的にまとまっていません
句よりも呟きに近い形になっています
悪しからず
私が見えていますか
肉体はまだそちらに向かえません
短律の言葉なら届けられそうです
わたしのリズムを受け取って下さい
85句全てを山頭火に捧げます
うちゅ。
2024/09/24 5句
散歩をすれば悩みは消えるのかな
とりあえず動かないと
真っ白いくつ下をこの足で汚してやらう
瞬間の無を与えられた
今年は一輪 天蓋花
考えごとをしていても美しい
なにやら不細工なキノコがいる
2024/09/25 5句
10分でもと昨日と同じ道を歩いた
鷺がいない考えがまとまったか
鳩らしく休んでいる
やさしい言葉で秋風を感じる
変質的な空に見えるなぜだらう
ラッパの音
鳩が飛ぶ
やがてあの子も泣くだろう
2024/09/26 4句
画像に華やかさが無い事に気が付いた
花を撮ってみよう
なんやら分からん花をみた
白黄赤、黒はないのか
いつひらく 咲かせてやらう 赤い花
イエローオレンジピンク狂っていやがる
2024/09/27 3句
自転車で通り過ぎるだけでは見えなかったもの達が見え始めてきた
草に花がようついて
格好つけた葉は本音が言えない
バタフライてふてふ呼び名は蝶
2024/09/28 8句
お寺へ向かおう
無…無…有無…
これもきっと何かの墓
メダカもハスも消えました
忙しアリは切り株にぶつかる
石畳は歩けないやましいから
おててをひろげて風いっぱい
どんより空でも呼吸する
澄みきった空をほしがる目
我我我我わろうてしもた
2024/09/29 6句
数ヶ月カサカサパサパサドライフラワーの様になっている紫陽花らしき花がある
触れたら分かる枯れていないと
梅雨を待つのはそなたの子
ほんたうは哀しみの夕ぐれを感じている
しまった一歩もう踏めない
この哀しみは何処へゆく
グレーが似合う灰を迎える
2024/09/30 2句
9月が終わる
ハロウィンだと思っていたが1ヶ月先だった
カボチャにゆずろうすべてゆずろう
稲の真似して枝垂れ項垂れ
2024/10/01 3句
字の練習を何度もする
下手なのに個性を出したくて脱線
別に綺麗になりたい訳じゃない
個性的な字を書きたいだけ
そうなるにはまず、綺麗になってからでしょ
短冊にはやはり筆が合う
筆ペンでいいからかっこよくなりたい
納得いく日は来るのかね
はぁ、疲れる疲れる
風神雷神忘れて何祈る
バッタバタと倒れれば起き上がるのか
どうしても避けたい階段がある
2024/10/02 3句
スポーツジムへ
嫁さんは英語が出来るけど家の事は何もせん、と聞こえてきた
どうやら同居らしい
ある人からすれば嫁が来てくれるだけでも羨ましいだろう
普通に暮らせているという事が幸せな事だと気付かないという幸せもあるだろう
頬を撫でるのは冷たい風だけ
酒一合のしあわせなど
サヨナラのあと空を見るかい
2024/10/03 4句
Kはどこにでも居るのにここには居ない
今日は詩的な感じになっている
外にいても上の空で思考していた
痛ましいニュースを見たからか感傷的になっている
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